映画「MIB インターナショナル」感想!やっぱりKとJがいいよ!

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映画「メン・イン・ブラック インターナショナル」を観てきました。

 

インターナショナルを観るために、今までのMIBシリーズ(1~3)を復習。

 

 

大きな期待を込めて鑑賞した結果は…かなり微妙なものでした。

 

 

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自力でMIBに売り込みをかけた期待の新人M

 

 

MIB1の【J】(ウィル・スミス)のときは、【K】(トミー・リー・ジョーンズ)のスカウトによりMIB入りしました。

 

一方、今回のインターナショナルの【M】(テッサ・トンプソン)は自らMIB入りを志願するというまったく逆の手法でMIB入りを果たす。

 

ハッキングによって宇宙人の不法侵入現場を目撃し、MIBエージェントの車をタクシーで尾行して、自ら用意した黒服を着用し、MIBのアジトへ堂々と侵入。

 

もちろん早々に見つかってしまうものの、エージェント【O】(エマ・トンプソン)の御眼鏡に適い、数々の適正テストをパスした結果、試用期間中の新人としてパリへ異動。

 

【J】のときとは違ったアプローチによりMIB入りをはたした【M】は、宇宙人に対する知識もゴシップ誌でしっかりと学習し、頭もよく、思考も柔軟。

 

【J】に負けないポテンシャルを持つ期待の新人なんですね。

 

 

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きっかけは少女時代に出会った宇宙人

 

 

なぜ【M】はMIBという組織に入りたかったのか?

 

きっかけは自宅に侵入したある宇宙人との出会いだったのですが、その時に【M】はMIBの存在を初めて知ることになったんですね。

 

両親はニューラライザーで記憶を消去されるも、【M】はニューラライズされることなく、可愛らしい宇宙人の子供をこっそりと逃してあげた。

 

その宇宙人は人間にはわからない言語で何か言葉を残していくんですけど、この出会いと言葉が後半のある伏線へとつながるんですね。

 

いっしゃん
いっしゃん

見た目愛らしいのに、実はとんでもない意味の言葉だった…

 

自分の知らない世界があることを知った【M】は、それから約20年もの間、黒服たちの組織を探し続けることになるんですね。

 

 

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どうも「MIB感」が弱い…

 

メン・イン・ブラック (吹替版)

 

【M】がMIB入りするまでの流れはそれなりに面白く感じたものの、ロンドンに異動してエージェント【H】とコンビを組むあたりから、だんだんMIB感が薄れていくような印象を受けたんですよね。

 

日常の裏に潜んでいる非現実的な世界がある、という新鮮なワクワク感が感じられなかったし、登場する宇宙人達を見ても正直ピンとくるものがなかった。

 

また、今回エージェント【M】と【H】が黒服以外の格好をする場面もあったのですが、個人的にはMIBエージェントには黒服以外の服装はして欲しくなかったですね。

 

いっしゃん
いっしゃん

やっぱりMIBは人類の黒幕であって欲しい

 

序盤の【M】のエージェント入り以降は、見れば見るほどMIB感が薄れていく印象を受けました。

 

 

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ガジェットのインパクトも弱い

 

 

MIBといえば凶悪な宇宙人たちと戦うために使う数々の銃や乗り物といった数々のガジェットも印象的ですよね。

 

いっしゃん
いっしゃん

特にニューラライザーとか

 

今回もそういったガジェットが登場するのですが、正直なところ空飛ぶ車以外はあまり印象に残るものはありませんでした。

 

車から数々の武器を取り出して戦う場面もあったものの、どの武器も攻撃方法が似たり寄ったりであまり差別化が図られておらず、なんだか扱いも雑だったように思います。

 

そろそろニューラライザーに匹敵するような新しいガジェットが見たいものですね。

 

 

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謎の二人組の宇宙人は謎のままだった

 

 

序盤から終盤にかけて登場する謎の宇宙人二人組がいるんですが、結局この二人がどういった目的で動いているのかは最後までわからないままでした。

 

能力的にはかなりの力を持っており、能力の演出もかなり力が入っているように見えましたが、特に新鮮味は感じられませんでしたね。

 

出現も雑なら、退場も雑。

 

なぜこの二人があのアイテムを追いかけていたのか?

 

結局、退場してからカンタンに推測するのみにとどまってしまい、モヤっとした気持ちだけが残ってしまいました。

 

 

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やっぱり【K】と【J】がいないと寂しい

 

メン・イン・ブラック2 (吹替版)

 

今回のインターナショナルでは、旧作からの引き続きの登場は【O】ひとりだけ。

 

【K】と【J】は伝説のエージェントとして一枚の絵画としてチラっと登場するのみ。

 

今回のインターナショナルを見て思ったのは、やっぱりMIBは【K】と【J】がいてこそ成立する作品だったんだなぁ、ということです。

 

史上最高のエージェント【K】演じるトミー・リー・ジョーンズのふてぶてしくも超然的、圧倒的存在感。

 

そんな【K】と絶妙の掛け合いを見せる【J】演じるウィル・スミスのコミカルさ。

 

やっぱりMIBシリーズには【K】と【J】の存在は必要不可欠ですよ。

 

 

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まとめ ~エンドロールが始まったらすぐに退席してよし~

 

映画「メン・イン・ブラック インターナショナル」を鑑賞した感想について書きました。

 

マイティ・ソーとヴァルキリーの二人が主人公の今までとはまったく違う新たなMIBということでそれなりに期待して観に行ったのはいいものの…この作品を「MIB」と呼ぶには少し、いやかなり物足りないものがありました。

 

演出やストーリーも伏線の回収も雑…あるいは伏線と思わせといて全然伏線じゃなかったりと、とにかくすべてにおいて中途半端な印象で、正直とても眠かったです。

 

エンドロール後にも何か予告めいたエピソードでもあるのかと思いきや、何もなし。

 

おそらく続編の製作も視野には入れているとは思うんですけど、今回は興行収入的にかなり厳しいものになるような気がします。

 

いっしゃん
いっしゃん

正直、劇場に足を運んでまで観る必要は…ないかな

 

以上、映画「メン・イン・ブラック インターナショナル」の感想でした!

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