映画「フリクリ オルタナ」観た感想!だってプログレ観たいんだもん

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映画「フリクリ オルタナ」を観に行ってきました。

 

公開2日目の土曜日、そして1本目の上映回でチケットをとったのですが、びっくりするくらいに観客が少ない。

 

先日に見た「君の膵臓をたべたい」のときも少ないな~と思っていたのですが、今回はその半分にも達していません。

 

大丈夫か?

 

と放映開始前から少し心配になってしまいました。

 

というわけで今回は映画「フリクリ オルタナ」を観た感想について書きますね~。

 

 

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女子高生の会話を楽しめるかどうかが鍵

 

 

映画「フリクリ オルタナ」でのメインキャラクターはハルハラ・ハル子以外だと次の4人の女子高生となっています。

 

河本カナ(カナぶん)

  • なんか絡まった感じのモヤっとした高校生。
  • いつもあかるくハイテンション。

本作の鍵を握る人物でもあります。

 

毎日の日常生活と友達をとても大切に思う、明るく快活なかわいい女の子です。

 

ある意味主人公として王道を行くタイプ。

 

ちょっぴり天然でいじられキャラ体質であるところもなかなか魅力的。

 

 

辺田友美(ペッツ)

古風なところがある。

たまにグサりと刺さる言葉を吐く。

決して目立つタイプの女の子ではありませんが、いつも画面端で何かしているところがとても気になります。

 

個人的には一番ツボにくるタイプですね。

 

普段あまり感情を表に出さない分、感情を爆発させるとなかなか迫力があります。

 

 

矢島聖(ヒジリー)

美人でとにかくモテる。

見た目からも分かるとおり、美人で大人びて見えるため、クラスの男子からものすごくモテます。

 

しかし、本人はクラスの男子には全く興味がなく、どちらかというと学校外の年上男性が好み、という風にクールぶっています。

 

でもモッさんの努力家の一面をしっかりと認めるなど、友達想いのいち面もあり、クールな印象とは裏腹に性格はとても良い。

 

 

本山満(モッさん)

大食いでおしゃれが大好き。

朝に食べる食べ物のカロリーはゼロ、と言い切るほどの大食い。

 

その大食いにつりあう大きくふくよかな体格をしているけど、手先はとても器用で、工作やデッサンなどで高い能力を発揮する。

 

才能だけでなく、努力家でもあり、「自分の夢は自分で掴み取る」という確固たる信念を持つ、嫁にするならこういう子がいいよ!とおすすめしたくなるキャラクター。

 

 

そんな魅力的な個性をもつ女子高生4人の仲良しグループが今回のメインキャラクターとなっているのですが、物語の大半は彼女達の会話で成立しています。

 

そのため、女子高生たちのシーンを純粋に楽しむことができなければ、「フリクリ オルタナ」を楽しむことはとても難しいのではないか、と思います。

 

私はとても楽しめました。(単純なので)

 

逆にこの女子高生達のシーンを受け入れることができなければ、「フリクリ オルタナ」を最後まで鑑賞し続けることはただただ苦痛かもしれませんね。

 

 

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今回のハルハラ・ハル子はちょっと大人っぽい

 

 

ハルハラ・ハル子は永遠の自称「19歳」の女性となっていますが、今回の「フリクリ オルタナ」のハル子は前作のOVA版に比べて少し大人っぽく見えます。

 

体のラインを強調するかのようなデザインの服装が多く、前回よりもあきらかにちょっとエロい感じがでています。

 

また髪も少し伸びたのか、結い上げているため、より大人びて見えますね。

 

でもキャラクター性自体はなんら変わってませんでしたけど。

 

相変わらずブッとんでました。

 

 

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映画というよりはOVAの延長

 

 

今回の「フリクリ オルタナ」は、1本の長編作品というよりも、6本のOVA作品を連続して流すような構成となっているため、ある意味前作のOVAの延長と言い換えることもできます。

 

全部で6つのエピソードに分かれていて、話の区切りのたびに「Next Episode」と表示されるため、なんだか映画を観ているというよりも、録画した番組を連続で再生しているかのような印象を受けました。

 

そのせいなのか、途中モーレツな眠気に襲われてしまい、若干ウツラウツラしてしまいました。(ゴメンナサイ)

 

私の前の席の人も同じように首がガクガクしていたので、多分寝てたんじゃないでしょうか。

 

この手法は賛否両論あるかと思いますが、私にはちょっと合わないかな~。

 

眠たくなるし。

 

 

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上映時間(137分)が予想以上に長く感じた

 

 

「フリクリ オルタナ」は上映時間が137分と、アニメーション映画としては珍しく長めの作品となっています。

 

また「フリクリ オルタナ」は6本のエピソードに分割する、という手法をとっているせいか、体感的な上映時間が予想以上に長く感じられました。

 

上映時間が長い、ということで利尿作用を抑えるべく、今回は珍しくポップコーンを購入して鑑賞にのぞんだおかげで、途中でトイレに行かざるを得ない、というようなことは回避できましたが、まわりの観客はけっこう途中でトイレに行っているようでした。

 

それにしても本当に長く感じたな・・・。

 

 

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「トップをねらえ2!」との関連性が気になる

 

 

前作「フリクリ」を観たときにも出てきていたのですが、今作においても「フラタニティ」や「エキゾチック反応」といった、別のアニメ作品「トップをねらえ2!」と共通する言葉が出てきます。

 

ハル子自身も「光域宇宙警察フラタニティの捜査官」などと名乗っていることから、言葉だけでなく、本当に関連性があるのかもしれませんね。

 

続編の「トップをねらえ3!」の制作も発表されたことから、「フリクリ プログレ」ではより深い関連性が見られるかもしれません。

 

というか、間違いなく関連してると思います。

 

 

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まとめ ~評価は「フリクリ プログレ」次第か~

 

 

映画「フリクリ オルタナ」を観た感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?

 

今回の作品もやはり、前作同様にどこか「置いてけぼり」感があり、とにかく様々な謎(説明不足ともいう)を残したまま「次回へ続く」みたいな感じで終わってしまいました。

 

個人的には久しぶりに「フリクリ」の新作を観られたことと、ハルハラ・ハル子を堪能できたことから、それなりに満足しています。

 

ただ気になったのは、ハルハラ・ハル子のセリフのほとんどが、おそらく「スベっている」というところでしょうか。

 

この作品、1,800円出してまで観るか?と聞かれると答えは「NOかな」というのが正直なところです。

 

観終わった後で、Yahoo!映画のレビューを見たところ、前日の「2.4」から「2.3」に下がってました・・・。

 

劇の最後に流れた次回作「フリクリ プログレ」の予告については、かなり面白そうな雰囲気が出ていたので、「フリクリ プログレ」が見たい人は、やはり今回の「フリクリ オルタナ」もチェックせざるを得ないのではないでしょうか。

 

2作の両方を観てどのような感想を持つことになるのか?

 

それを確認するべく、とりあえず、ムビチケでチケットを購入しておこうかな。

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