ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」観てますか?
生徒が自殺した理由の真相を調べるべく、担任教師が生徒たちを人質に立てこもり続けるという衝撃的な内容に圧倒され続けた第1話と第2話。
今回の第3話ではさらなる事実が判明し、事態はさらに混迷を極めることになるのですが、この展開によって物語はさらに面白くなったのは間違いありません。
というわけで今回は、
第3話
「Day-3」
を視聴した感想について書きますね~。
実は単独犯じゃなかった
第1話と第2話までは、柊の単独犯だと思っていたのですが、今回の第3話では柊の協力者と思われる人物が2人浮かび上がってくることになりました。
- 五十嵐徹(大友康平)【捜査一課 理事官】
- 中尾蓮(三船海斗)【1話目で殺されたと思われていた3年A組の生徒】
順番に触れていきましょう。
五十嵐徹(大友康平)【捜査一課 理事官】
五十嵐と柊は関係性こそはっきりとはわからないものの、その話しぶりからすると旧知の間柄のように見えました。
五十嵐は柊の真の目的についても知っているものと思われます。
第1話で強引に学校に突入させるよう指示したのも、柊がよりスムーズに生徒たちを人質に取るためのパフォーマンスだったのでしょうね。
柊も教師という立場であるにもかかわらず、警察の手口についてよく知悉していることから、実は警察関係者という可能性もあるような気がしてます。
例えば「元警察官」とか「潜入捜査官」とか
その場合、2人は上司と部下の関係になるのでしょうか。
中尾蓮(三船海斗)【1話目で殺されたと思われていた3年A組の生徒】
第1話でナイフを胸に突き立てられ死んだものと思われていた中尾蓮でしたが、今回の第3話のラストでまさかの再登場。
トイレで警察とマインドボイスで連絡を取り合っていた内通者は中尾である可能性が高いと思われるのですが、他の生徒である可能性もまだまだ捨てきれません。
中尾と柊がほんとうに協力関係にあるかどうかはまだわかりませんが、あのナイフを突き立てられる場面では、相手方の協力がなくしては実現不可能だと思うので、中尾が柊の協力者であることは間違いないでしょう。
「絶対に逃げられない授業」を「3年A組全員」に受けせたかった?
生徒たちを人質にした際に柊は質問に正解しなければペナルティとして生徒が犠牲になる、というルールを敷いたわけですが、第3話終了の時点で結果的には犠牲者はゼロのまま。
殺されたと思われた中尾は生きており、爆弾の爆発で瓦礫の下になった5人の生徒たちも全員生きています。
爆発のあとの瓦礫の下から見えた手足は特撮で使う小道具で偽装したと思われます。
ここまでくると、柊は生徒を死なせるつもりなど最初から全くなかった、と考えるのが自然ですよね。
めちゃくちゃクレイジーな計画を実行しているにもかかわらず、生徒を犠牲にするつもりはまったくない。
立てこもっている間もずっと「授業」という言葉を使ってますしね。
柊はこの「絶対に逃げられない授業」を「3年A組の生徒全員」に受けさせたかったから、あえてこの環境を作り出したのでしょう。
生徒以外の大人に対しての授業でもある?
3年A組の生徒に授業をするだけなら、何も早々に警察に連絡する必要もないし、SNSで拡散する必要もないと思うんですよね。
おそらく柊の狙いは3年A組の生徒だけでなく、世間の大人たちも巻き込んだ授業を行うこと、なんじゃないでしょうか。
その中でも特に授業を受けさせたいと思われるのが次の2人。
- 郡司真人(椎名桔平)【瀬ヶ山署 生活安全課、元教師】
- 相楽文香(土村芳)【元咲宮高校教師、柊の元恋人】
2人とも「元教師」であるわけなんですが、2人とも教師をやめた理由には「暴力」が関係しています。
郡司真人の場合は教え子がいじめで受けた暴力により入院する程の大怪我を負うことになるのですが、「いじめ」という「悪」そのものを憎むようになったことから、教師という立場ではなく、刑事という立場から「悪」をなくすことに決めたんですね。
一方、柊の元恋人の相楽文香は、柊からの暴力により教師をやめることになったとのことですが、この相楽文香に関してはまだまだ不明な点が多いためまだなんともいえません。
柊のこの大胆な計画は、この「元教師」である2人に対しての授業も兼ねているものと思われます。
文香の父・孝彦が娘への情報をシャットアウトする理由は?
相楽文香の父・相楽孝彦(矢島健一)は、暴力で娘を退職に追い込んだ柊のことをかなり憎んでいる様子が見て取れます。
しかし捜査協力だからといって、娘に黙って警察に娘のスマホを提供したり、柊のニュース報道を娘に隠しつつも、自分はSNSで動向を逐一チェックしている行動はどこか不可解に思えるんですよね。
娘に嫌な思いをさせないため、というよりは娘に何か知られたくないことがあるように思えて仕方がない。
柊がSNSで情報を拡散しているのは、おそらく元恋人の文香に伝えたいことがあるのでしょう。
郡司真人、実は「善」ではなく「悪」なのかも?
一見、善良な性格をしてそうに見える郡司真人ですが、柊がなぜ郡司真人のことを過剰に気にかけるのかがとても気になるんですよね。
柊の元恋人である相楽文香にたどり着いた経緯が異様に早かったので、郡司真人にとっても相楽文香は「パンドラの箱」のような存在なのかもしれません。
相楽文香には柊ですら知らない真実があり、柊はその真実を突き止めるために今回の計画を立てた可能性もあるんじゃないかと。
郡司真人には相楽文香に関連する何か「後ろ暗い過去」がある。
「善」と見せかけて実は「悪」だった。
そして「郡司真人ー相楽文香ー景山澪奈」ラインがすべてつながる。
そんな展開もあるんじゃないでしょうか。
まとめ
ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」第3話「Day-3」を視聴した感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
今回、協力者や内通者が新たに発覚したことにより、物語の進む方向性にグンと幅が出てきましたね。
よりミステリー要素が加速し、個人的には今後の話の展開がさらに楽しみになってきました。
真相がめっちゃ気になる
いろいろと推測したくなるドラマって面白いですよね。
ドラマ「3年A組」を見逃してしまった方は早めに「Hulu」で見逃し視聴しておくことをおすすめしますよ。
以上、ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」第3話の感想でした!
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