アニメ「ダイの大冒険」観てますか?
今回はアバン先生と魔軍司令ハドラーとの戦い決着回。
アバンの生き様と、ハドラーとの決着、そしてダイ達の次なる動きに注目です。
アバンのしるし…!
出ましたね……「アバンのしるし」。
「○○のしるし」はある意味ドラゴンクエストには必要不可欠なキーワードとも言えるんですけど、それは「ダイの大冒険」においても同じ様に踏襲されており、そして今回満を持して出てきたのが「アバンのしるし」なんですね。
本来ならばアバンが1人前と認めた生徒に送る卒業認定の証のようなものなんですけど……何せ今は魔軍司令ハドラーと命を賭けて戦っている最中であるわけで。
というわけで「アストロン」で身動きできない中での「アバンのしるし」授与となるものの……この「アバンのしるし」が後々の「アバンの使徒」達を集める重要なアイテムとなると思うと、とても感慨深く感じられるんですよね。
また、アバンがこのしるしをダイ達に渡すシーンがとても切ないんですよね……特にポップ。
ポップがいかにアバンを慕っているのかがとても良くわかるだけに、見ているこちらも切なくなる。
普段はヘタレに見えるけども、こういうポップの心優しい側面は、個人的にはとても好ましく映るんですよね。
おそらくは生来から持つ気質なんでしょうけど、師匠のアバンはそれに輪をかけるような優しさを持っているもんだから、きっとますます磨きがかかっているんでしょうね。
そしてそんなポップの師匠アバンが、ハドラーのベギラマから弟子達を守った場面でも、アバンの声音は恐ろしいくらいに優しくて……その後ボロボロになりながらもハドラーに立ち向かう姿には胸が熱くなりましたね。
そんなアバンから授かった「アバンのしるし」……これはもうアバンの意思を受け継がざるを得ませんよね。
さよなら、アバン先生
アバンが最後の魔力を振り絞った「メガンテ」で見事に散ってしまいましたね。
残念ながらパワーアップしたハドラーを仕留めるには至らなかったものの……最後の最後までみんなを守ろうと抗い続けたアバンの戦いは、間違いなくダイ達の心に深く響いたと思う。
また、ギリギリまで追い詰められたハドラーも、いかにアバンを恐れ続けていたのかが見て取れた。
それにしても物語序盤でのこの展開……はじめて原作マンガを読んだときもかなり衝撃を受けたのを今改めて思い出しますね。
それだけに、アバンという存在の大きさがずっと残り続けてるわけですが。
「ダイの大冒険」がドラクエスピンオフの中でもとりわけ名作と名高いのは、個人的にはこの勇者アバンの存在の大きさにあると、今でも思ってるんですよね。
ドラゴンの騎士の力
ダイがピンチの際にたびたび発動してきた、額に浮かぶ「ドラゴンの紋章」……今回ハドラーがこの事について初めて言及していましたね。
この「ドラゴンの紋章」は「ドラゴンの騎士」である証とのことで、最強種であるドラゴンの力を秘めているんですね。
実際、この紋章を発動させた時のダイは恐ろしく強く……ハドラーのメラゾーマを格下魔法であるヒャダインで相殺し、素手の格闘ではハドラーの顎をアッパーカットで撃ち抜くなど、はっきり言ってアバン先生より超強い。
また逆上したハドラーのクロー攻撃に対しては、まだ未完成なはずの「アバンストラッシュ」でアバン以上の深手を負わせ、島のはるかかなたまでぶっ飛ばしていた。
「ドラゴンの騎士」の力、とにかく半端ないんですよね。
今回ハドラーが言及した「ドラゴンの騎士」というキーワードは後々の大きな伏線へとつながることもあると同時に、「ダイの大冒険」という物語を大きく特徴付ける要素にもなる……そして何よりいかにも「ドラゴンクエスト」らしいアレンジになっていて、個人的にはとても好きな設定だったりするんですよね。
アバンなき後のダイとハドラー
勇者アバンの死によって、ダイとハドラー、それぞれの今後が大きく動き出しはじめましたね。
アバン亡き後、ダイは2つの選択肢に迫られるわけですが……「大魔王バーン」討伐というアバンの意思を受け継ぐ決意をしたダイは、ついにデルムリン島を出ることになるんですね。
個人的には失意のポップがとても心配なところですが……実のところ、ポップのメンタルはある意味ダイよりも相当強かったりするんですよね。
このポップの成長を見届けるのが個人的にはとても楽しみだったりもする。
一方で、ハドラーのほうは、鬼岩城にてダイに斬られた両腕の修復を完了させ……大魔王バーンの庇護のもと、念願の世界征服への第一歩を踏み出すことになるんですね。
ハドラーの元に集ったモンスター達に思わずニヤリ……やっぱりドラクエのモンスターはデザインが秀逸でそそられるものがありますね。
いよいよ「ダイの大冒険」のタイトルに相応しい展開になってきた。
まとめ
アニメ「ダイの大冒険」第5話「アバンのしるし」を視聴した感想について書きました。
今回のハドラーとの戦いでアバン先生、命を落とすことになってしまったわけですが……アバンの生き様とその意思は「アバンのしるし」としてダイ達に継承されることとなり、いよいよ「ダイの大冒険」が本格的に始動した感がありましたね。
一方で、ハドラーのほうも大量の魔王軍を引き連れいよいよ本格的に世界征服へと動き出すわけですが……魔王軍にもいろんなヤツがいますからね。
とりわけ、次回出てくる「クロコダイル」なんてその最たる者とも言えるわけで……早く続きが見たいです。
以上、アニメ「ダイの大冒険」第5話の感想でした!
- 第1話『小さな勇者、ダイ』
- 第2話『ダイとレオナ姫』
- 第3話『勇者の家庭教師』
- 第4話『魔王ハドラーの復活』
- 第5話『アバンのしるし』
- 第6話『獣王クロコダイン』
- 第7話『マァムの想い』
- 第8話『百獣総進撃』
- 第9話『ひとかけらの勇気』
- 第10話『いざパプニカ王国へ』
- 第11話『魔剣戦士ヒュンケル』
- 第12話『ふたりのライデイン』
- 第13話『決着の瞬間』
- 第14話『氷炎将軍フレイザード』
- 第15話『恐怖の結界呪法』
- 第16話『大魔道士マトリフ』
- 第17話『不死身の救世主』
- 第18話『ヒュンケル対ハドラー』
- 第19話『アバン流最後の奥義』
- 第20話『今すべてを斬る』
- 第21話『マァムの決意』
- 第22話『デパートへ行こう』
- 第23話『竜の騎士』
- 第24話『竜騎将バラン』
- 第25話『戦慄の竜闘気(ドラゴニックオーラ)』
- 第26話『竜騎衆大接近』
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