アニメ「ハイスコアガール」観てますか!
OVA版は今回の15話でラスト。
続きは2019年10月スタートの「ハイスコアガール2」に期待!
今回は第2期までのつなぎとしては最高の内容となっていましたよ!
というわけで今回は、
第15話
「ROUND 15」
を視聴した感想について書きますね~。
真の「ときメモ」から始まる日高の嫉妬
大野と会えなくなった代わりに、会う頻度が多くなってきたのが大野の姉・真。
クレーンゲームのお礼にハルオさん「ときメモ」をゲット。
「女心を勉強せよ」とのこと。
そのことを日高にしゃべっちゃうハルオのデリカシーのなさ!
日高は日高で「女心の勉強」は大野のため、ということを察して嫉妬。
女心の「お」の字もないのに、と断言する日高の言葉が強い。
日高の「ムカつく~」というセリフ、私は好きですよ。
さらに「ときメモ」をプレイさせないためにプレステを回収しようとするなど、けっこうガチでムカついてるのがいい。
プレステ回収という名目でハルオん家にまでついてきたのは日高なりの新たなアプローチなのかもしれない。
しかし日高のプレステ回収は大野の姉・真によって結果的に阻止されてしまう。
「女心を勉強せよ」といいつつ、ハルオの「ときメモ」プレイを一番楽しみにしていたのは絶対真やろ。
日高のプレステ回収に取り乱す真のリアクションが好きだ。
さすがの日高もこんなに楽しみにしている人からプレステを取り上げるのはできないか。
なんだかんだで日高優しいからね。
そしてギャラリーが集まる中、ハルオの「ときメモ」プレイが始まる。
ハルオ、受難の時!女だらけの「ときめきメモリアル」
ハルオママ、真、日高、という異色のメンバーが見守る中「ときメモ」をプレイするはめになってしまったハルオ。
プレステ回収班・日高も結局ハルオの「ときメモ」プレイへの興味に勝てず、ハルオの真後ろという特等席でプレイを拝見。
「ときメモ」内においても自分の心に真っ直ぐなハルオ。
デート先はゲーセン。
プレイするゲームはシューティング。
ガチすぎる選択にゲーム内の女の子からは不評の模様。
ハルオママと真からの厳しいダメ出しの中、日高だけは心の中でハルオを肯定。
日高と大野だったらゲーセンデート大歓迎に決まってるからね!
しかしハルオのだめだめプレイっぷりにやっぱり大野もダメ出ししちゃう。
大野の重みのある言葉に真はちょっと察しちゃう。
そして女心の「お」の字もないハルオさん、すべての女の子を怒らせ爆弾状態にした挙げ句、「女々しい野郎どもの詩」エンディングにてプレイ終了。
プレステ返却は延期されたものの、日高、真、ハルオママから「爆弾」警告を受けてしまうハルオは、もう何周か「ときメモ」をプレイしたほうがいいのだろうか。
結果は同じような気がするけど。
大野のために世界にひとつだけのゲームを!
業田萌美の厳しい指導をうけ鬱憤をため続ける大野のために、姉の真はなにかできることはないかとハルオに相談します。
ハルオはAOUショーへ一緒に行くことを提案するも大野が一日中外出できる可能性は低い。
「面白くて、特別で、この世にひとつしかないもの」
「晶のためだけのゲームとか売っとらんの?」
そんな真の言葉からヒントを得たハルオが思いついたのは「RPGツクール」。
ないなら作ってしまえばいい。
面白くて、特別で、この世に一つしかない、大野のためだけのゲーム。
お嬢様の鬱憤を晴らすRPG「おおのけクエスト」。
いつもゲームをプレイする側のハルオが、大野のためにゲームを作る。
「プレイする側」と「作る側」では、その大変さは雲泥の差。
しかし大野にプレイしてもらうことを想像すると、大変なゲーム作りも楽しくてたまらない。
夜な夜なゲーム作りに励みつつも、アルバイトはキッチリとこなすあたりは真面目なんですよね。(学校では寝てるけど)
ハルオのこういう一途なところがいいんですよね~。
「おおのけクエスト」大野の反応は?
ちょっと息抜きに、と大野をじいやの部屋へと誘い込む真。
そこで大野が目にしたのはハルオの作ったRPG「おおのけクエスト」。
タイトルを観て目を輝かせる大野の反応がいい!
ハルオにも見せてやりたい
製作日数約30日。
「おおのけクエスト」は大野のためだけに作っただけあって、そのセリフ回しもニヤリとするものばかり。
おおのはきょうもいえで
じごくのおべんきょう
おじょうさま!
おはようございます
苦労してゲームを作ったハルオを「いい男」と褒める真。
「ハルオ坊っちゃんからのエール」「愛の形」とたとえるじいや。
この二人は本当によくハルオのことをわかってらっしゃる。
しかしそんなハルオの思いを一番実感しているのは嬉しそうな顔でゲームをプレイする大野本人であることは間違いありません。
また、楽しそうにゲームを進めていく妹を観て「あの男、ちゃあんと作ったのね」という真の言葉はある意味最大の賛辞だと思う。
でも真さん、「おおののアネキ」という名のいかついボスキャラとして登場させられてましたね。
ハルオ、いい仕事しよる
大野はその日からじいやの部屋で「おおのけクエスト」で「息抜き」するのが日課になった模様。
このエピソード、本当に好きだわ。
目がウルウルしちゃう
萌美先生、それは人としてやってはいけないことだ
「おおのけクエスト」での息抜きタイムはある日突然に終了してしまう。
業田萌美の手によって。
萌美先生はハルオから借りたスーパーファミコンもろとも「おおのけクエスト」を問答無用で処分してしまう。
ハルオが一生懸命作ってくれた「おおのけクエスト」を処分されてしまった大野は目に涙を浮かべ部屋を飛び出してしまう。
萌美先生は人としてやってはいけないことをやってしまった。
大野にとって「おおのけクエスト」は「息抜き」だけでなく「ハルオの思い」を感じられる「絆」とも言える代物。
ある意味、ガシャドクロの指輪に匹敵するかもしれないほどの大切なものかもしれない。
いくら事情を知らないとはいえ、萌美先生のしたことは許されることではない。
大野の悲しみは計り知れない。
萌美先生、ハルオへの謝罪はツインファミコンで
萌美先生の指導を受け続けるも、大野は萌美先生に対する心を完全に閉ざしてしまう。
いくら教育のためとはいえ萌美先生のやり方は常軌を逸している。
見るに見かねた姉・真とじいやもさすがに黙っていられず意見するも、萌美先生にどこまで通じたのかはまったくの未知数。
そんな萌美先生が訪ねたのはバイト先のハルオ。
荷物の積み込みを手伝って腰を「イタタタ」とおさえる萌美先生、これまでで一番人間味があるかも。
人手不足で毎日この作業をしているハルオを少しは見直した感がある。
でも謝罪といって「ツインファミコン」を渡しちゃうのはどうかと思うけど。
なんでもかんでもゲームのことをファミコンだと思うなよ。
ハルオが「おおのけクエスト」とスーパーファミコンを捨てられたことよりも、大野と萌美先生との間になにかあったことについて気にかけるのがニクイ。
ハルオに水を向けられ、「大いに嫌われてしまった」、と告白する萌美先生、やっぱり気にしてたんや…。
日に日に晶さんのことがわからなくなる。
そんな萌美先生へのハルオの答えがとってもいいんです。
ハルオにとっての大野とは?
「ハルオさんはあの子のことをどう思ってらっしゃるの?」
そんな萌美先生の質問に対するハルオの答えが1000点満点。
ハルオ
どうって、
アイツは俺にとって越えられない壁で
んでもって尊敬できる女で
一緒に遊びてえな~って思わせて
変なヤツだけど、そこが面白くて
困ってっとほっとけなくなるし
んでもって俺が支えになれたらいいな
とか思ったりして…
ハルオの大野への思いがひたすら尊い。
さすがの萌美先生もハルオの言葉に気づいてしまう。
萌美先生
ハルオさん
それがどういう気持ちかわかってる?
いいや、わかってない。(多分)
ハルオは女心の「お」の字もわからない男。
しかし、たとえ女心がわからなくとも、ハルオの大野に対する気持ちは間違いなく「本物」。
いいところで主任の呼び出しがかかっちゃいましたが、去り際のハルオのひと言のさりげない優しさがよかった。
ハルオ
萌美先生
その変なメガネ
はずしたほうが大野もなつくんじゃないかな?
萌美先生も、もうハルオのことを「悪い虫」だなんていう考えはキレイさっぱりなくなったんじゃないでしょうか。
「いい男」だよ?
ハルオは
偶然?必然?AOUショーへGO!ハルオと大野はゲームの神に愛されている
結局AOUショーはハルオママと行くことにしたハルオ。
はしゃぐハルオママがかわいくてヤバイ。
ハルオママ
今日の「あおう」ショー
お母さんを誘ってくれて嬉しいな~
「あおう」じゃなくって「エーオーユー」なんだけどね。
しかしホント仲いいな、この親子。
二人でAOUショーへと向かう道中、ハルオを呼び止めるガイルの演出にちょっと鳥肌立っちゃった。
特に横断歩道をふさぐガイルの演出がたまらん。
信号を渡りそこねたハルオ達の前に姿を現したのは、傘を持った大野。
その傘は以前に萌美先生がハルオママに無理やり借りさせられたもの。
ハルオママの策が功を奏した!
今回大野が来たのは萌美先生による采配。
回想シーンで登場する萌美先生、ハルオのアドバイスに従ってちゃんとメガネを外してた!
萌美先生がいい方向へと変わりつつある。
そしてこれは「あおう」ショーへ行け!というゲームの神の導きに違いない。
ハルオママの計らいにより、「あおう」ショーにはハルオと大野の二人で行くことに。
これは偶然ではなく必然。
ハルオと大野は間違いなくゲームの神に愛されている。
大野が一番嬉しかったもの。それは「ガシャドクロの指輪」
満員電車で大野に手を繋がれるハプニングもありつつ、AOUショーの会場に到着した二人。
大野の表情を見ただけですべてを察したかと思えば「おしっこ我慢してるとか」などとデリカシーのないことを言って蹴られるところまでがワンセット。
いつもの二人が戻ってきた。
「ソウルエッジ」で「ムフー」する大野。
「ファイティング・バイパーズ」でまさかのバン選択でキャラかぶりする大野。
ジロジロ見るハルオがうぜーから足を踏んづける大野。
たくさんの戦利品を獲得してご満悦「ムフー」する大野。
帰りのファミレスで「モガー」する大野。
ゲームについて夢中に語るハルオをじっと見つめる大野。
無口だけど沈黙の空気には耐えられない大野。
そんな楽しく尊いひとときのAOUショーを過ごした帰り、電車の中でハルオはある質問をする。
ハルオ
(UFOキャッチャーで)今までで何の景品が嬉しかったよ?
俺はあれだな、実用性が大いにあったミニ扇風機だな…
大野が取り出したのは「ガシャドクロの指輪」だった。
小学生時代、空港での別れのときに渡したあの指輪。
指輪を見た時にハルオの小さな目が見開かれる演出、さらに追い打ちのEDテーマにゾクっとする。
ゲームの神の計らいか、電車の外では美しい打ち上げ花火が二人を美しく照らす。
最高にドラマティックな雰囲気の中、ハルオの言葉がさらにドラマティック。
ハルオ
なんでも印象的に見えるよ
お前といると…
今度二人で行こうぜ、ここ
頬を赤く染めてうなずく大野がほんとカワイイ。
大野の屋敷の近くまで送るハルオに対し、大野はまだ帰りたくないサインを出すのですが、この時の大野の表情がさらにカワイイ。
特に口元の表現がヤバイ。
女心の「お」の字もわからんハルオでもこれはさすがに察する。
ハルオ、男を見せる…ことは叶わず、じいやの殺人送迎車に轢かれてしまう。
この懐かしい轢き心地が懐かしい…。
まとめ
アニメ「ハイスコアガール」第15話「ROUND 15」を視聴した感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
OVA版は今回の「ROUND 15」でラスト、ということでこの続きは2019年10月からスタートする「ハイスコアガール2」までお預けとなります。
もしも「ハイスコアガール2」の放送が決定していない状態でこの「ROUND 15」を見せられた日には悶え苦しむ想像しか思い浮かばない…。
ともあれ今回の「ROUND 15」では、恋の勝負決着後の日高とさっそくからみがあったり、大野のためのゲーム「おおのけクエスト」で心を癒やされ、萌美先生の悪逆非道な行いと反省そして変化が見られるなど、かなり見どころが豊富な回だったと思います。
何より大野とのAOUショーのエピソードでの締めくくり方は第2クールまでのつなぎとしては最高の終わり方だったように思います。
これでようやく第1クールが一段落ついたな~といったところでしょうか。
コミックスも3月25日に最終巻が出たことですし、あとは2019年10月からのアニメ「ハイスコアガール2」で感動のラストシーンを期待して待つのみ。
とても楽しみです。
以上、アニメ「ハイスコアガール」第15話の感想でした!
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