アニメ「とある科学の一方通行(アクセラレータ)」観てますか?
今回は負傷したアクセラレータはお休み、ということでラストオーダーが甲斐甲斐しく世話を焼いてました。
そして彼ら以外は一生懸命戦ってました。
崇高な懲戒免職者たち
元アンチスキルの懲戒免職者たちで構成された集団「DA」と、現職アンチスキルたちが真っ向から衝突……というかそもそも人数が違う。
『烏合の衆が! 数だけ揃えやがって!』
『我々の正義は数の理論に屈しない!』
全部自分たちのことを言ってるのかな?
烏合の衆・DAが数の理論に屈しそうになったところで、戦局を変えるべく巨大兵器・タランチュラ投入するんですけど、こいつの放つ「ストリングジューサー」とやらがとにかくエゲツない。
アンチスキルを盾ごと切り裂き、画面上には血しぶきが舞い上がるばかり…黄泉川いわく「地獄じゃん」なこの光景、どのあたりに崇高さがあるのか説明してほしいもんです。
大人には遠慮は無用じゃん
大人ばかりのDAに遠慮は無用、ということで今回の黄泉川は何の遠慮も無く大暴れ。
イトウを踏み台にして驚くべき跳躍を見せた後、複数人のDAどもを盾でボコスカ殴り倒してた…盾の勇者さまですか?
黄泉川、ちょいちょい出番はあるものの、どこか消化不良な感じしてたから、今回は少し挽回できたかも。
エステルと禍斗がいい仕事した
混戦の中、黄泉川が必死にシスターズを助けようとするも、ずり落ちてきたクソDAのせいで、シスターズを手放してしまうシーンがあるんですね。
この瞬間の黄泉川の表情、まじでアカンやつだったので、見ていてかなりヒヤヒヤしたんですけど、そこにいい~タイミングでエステルが間に合うんですよ。
『(これ以上、私は不幸な存在を、作りたくない!)』(エステル)
空中でダイレクトキャッチ後、トラックに激突! というところで、今度は禍斗が二人をキャッチ。
『アドナイ、ご無事でしたか?』(禍斗)
禍斗クソカッコいいな。
ふたりとも、とてもいい仕事してくれました。
スカベンジャーは変態たちの集まりなのか
DAとアンチスキルの戦いに割って入ってきたのはスカベンジャーの少年少女たち。
ストリングジューサーをカンタンに破壊、巨大兵器タランチュラも摩擦係数を操ることでたやすく撃破するなど、DAやアンチスキルに比べると、やっぱり能力者って格段に強いのね。
DAもほぼ無力化され、残されたのは黄泉川とエステル、禍斗、そしてシスターズ。
すぐさまスカベンジャーからエステル達を守ろうとする黄泉川は、この作品における数少ない良識ある大人のひとりですね。
また、禍斗が人皮挟美だと知っていてなお即断できるあたり、本当に頼りになる。
だけど大人相手に遠慮はしないけど、子供に優しい黄泉川さん、スカベンジャーの少年少女たち相手にいったいどう立ち回るつもりなんだろう…。
いっぽう、スカベンジャーたちは黄泉川を大嫌いな「いい子ちゃん」として認定、全員一致で「やっちゃう」ことに決定。
といっても全員出張るわけではなく、黄泉川の相手をするのは1人だけ。
しかも変身シーンつき…なんか懐かしい…とか思ってたら変身後の姿がかなり変態的で逝っちゃっててビックリした。
スカベンジャーって変態たちの集まりなのかな。
つぶつぶ夫婦の謎コミュニケーションにほっこり
なにかとアクセラレータの世話を焼きたがるラストオーダーの嫁力がとどまるところを知らない。
『そして大当たり~!』
缶コーヒーのお使いで運良く当たったのを律儀に報告…両手にブラック持つ幼女というレアな構図が草…CMにどうでしょう?
『ミサカは缶コーヒーをポチっとしてみるも自分のご褒美、つぶつぶザクロサイダーにしておけばよかったかな、とミサカはミサカはちょっぴり後悔してみる…』
いちいち報告するのが、いちいち可愛い。
アクセラレータは自力でバッテリーの充電をしようとするも失敗して落としてしまうんですけど、このときのラストオーダーの対応も素晴らしく可愛い。
『もう、そういうことは任せてほしいって。ミサカはミサカは主張してみる』
充電にセットした後も。
『あなたのできないことはミサカをなんでも頼ってほしいな。ってミサカはミサカはあなたに伝えてみたり』
なんという甲斐甲斐しさ…ただ悲しいかなバッテリーがない状態のアクセラレータにはラストオーダーの言葉は伝わらない。
『(ったく、よく聞き取り不可能です現在では…)』(アクセラレータ)
でも優しさは伝わってるはず。
そして充電完了後。
『はい、充電完了っと。ミサカはミサカはあなたに世話を焼いてみる』
いつもありがとね。
『それじゃまた何かあったら気兼ねなく声をかけてね。とミサカはミサカはあなたに囁いてみたり。じゃあまたね~』
もう同じ部屋で寝泊まりしたらいいのに。
10046号を救出に向かおうとすると。
『あれ~? どこ行くの? ミサカはミサカは何か予感めいたものを感じて聞いてみたり』
嫁の予感はよく当たる。
『ねぇ! ねぇ! ねぇ!』
止まらない嫁の追求。
『コンビニだ!』(アクセラレータ)
おねだりだ!
『わーい! ミサカの頭はつぶつぶザクロサイダーでいっぱいになりつつ』
『ん~、でも冷静に考えてみると』
ここからはじまる謎の「つぶつぶ」コミュニケーション。
『つぶつぶ?』
『そう! つぶつぶ!』
『つぶつぶ…』
『うん! つぶつぶ!』
『つぶ…』
『つぶ』
何の意味があるのかは全くわからなかったけど、ただ一つ言えるのはこの会話、とても癒やされる…。
『そしてそれはザクロのつぶつぶであるとミサカはミサカはあなたに伝えてみる』
無視。
『あれ? ミサカはミサカは今のあなたの行動を怪しんでみたり』
嫁の怪しみは常に正しい。
『ちっ、ザクロなんて見つかるかよそんなもん』
リハビリのついでに絶対見つけてくるんだろうなぁ。
ラストオーダーの嫁力にはアクセラレータでもかなわんでしょ。
まとめ
アニメ「とある科学の一方通行」第5話「警備員の闇(DA)」を視聴した感想について書きました。
今回はアクセラレータが全く暴れることがなかった分、DAとアンチスキル、そしてスカベンジャーの少年少女達が随分と暴れまわっていましたね。
黄泉川、エステル、禍斗の三人もそれぞれカッコ良かったですし、スカベンジャーの能力も見ていてとても興味深かったです…特に変態露出変身少女が。
また、ラストオーダーとアクセラレータの夫婦コミュニケーションは安定の癒やし効果もあり、ずいぶんと和ませていただきました。
特に幼妻ラストオーダーの嫁力にはまだまだ伸びしろがあることを改めて確認した次第です。
次週もとても楽しみですね。
以上、アニメ「とある科学の一方通行(アクセラレータ)」第5話の感想でした!
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