アニメ「彼方のアストラ」観てますか?
今回は生き物大好きな変態・シャルス回というだけでなく、新キャラクターが登場で、新たな謎が生まれるシリアス回でもあります。
シャルスと愉快な仲間たち
アリエスの「わたし、シャルス、覚えてません」発言から、シャルス怪しい説が出たところで終わったんですけど、結局真犯人特定に至ることはありませんでした。
シャルスはみんなと和気あいあいとコミュニケーションを取る一方、実は自分のことに関してはあまり話さないということで、アリエスは密かに訝しんでいたんですね。
友達だからといってやんわり同調圧力かけてプライベートなことを喋らせようとするのはあまりよろしくないと思う反面、カナタが言うように今はそんな呑気なこと言ってる場合じゃない。
命かかってますからね。
だからアリエスとシャルスのどちらを信じる? というよりは、少しでも不審に思うことがあればすぐに明らかにしていくことのほうが重要だということでしょう。
シャルスは、転校してきて間もないこと、実は王族の出であること、平民の友達のことなどについて語ります。
シャルスがアリエスのことを特に気にかけていたのは、その平民の友達がアリエスそっくりだったからなんですね。
けれども、その友達は植物状態のまま、家族とともに消息不明となってしまった。
そのことがきっかけで親と縁を切り、家を飛び出し、ケアード高校へと転校してきたわけなんですけど、話を聞き終わるころには、アストラ号のみんな号泣してるという(笑)
とまどうシャルスに対するカナタのキレっぷりが爽快。
『バカタレ! お前の大事な人の話じゃねえか!』(カナタ)
あまりのガン泣きっぷりに、シャルスは逆に嬉しくなって笑ってしまうんですね。
『つまり悲しいから泣いてそれが嬉しいから笑ったら怒られたんですね』(アリエス)
アリエスも丁寧に説明しようとせんでもいい…よけいわからなくなる。
気がつくと犯人探しはどうでもよくなっていて、気がつくとシャルスと愉快な仲間たち状態になってました。
もう帰れない…この星で生きていく?
惑星シャムーアの次に辿り着いた惑星イクリスは、自転周期と公転周期が一致している、灼熱と極寒の死の惑星。
まるで巨人の腕のような巨大食虫植物に襲われからくも脱出するも、吹きすさぶ強風によりアストラ号は岩に激突して船体を破損、宇宙航行不能な状態になってしまうんですね。
アストラ号はこれまでも大きなピンチを乗り越えてきましたが、今回ばかりはおザックさんもお手上げ状態…つまり、みんなでこの星で暮らしていくしかない。
カナタやルカですらなかなかこの状況を受け入れられない中、ウルガーが意外な存在感を見せていましたね。
カナタを「大将」と呼びサバイバル心得を喚起したり、不安なルカをぶっきらぼうに励ましたりと、かなり好印象…ルカにはちょっといじられてたけど。
また得意の銃を生かして木の実がなった枝を撃ち落とす姿にはユンファも感心感心。
人皮むけたウルガーが頼りになりすぎる。
いっぽう、泣きじゃくるキトリーにはザックが超ドライな説得で対応…みんなが取り乱せば乱すほどおザックさんはクールになる。
これがIQ200の男。
そして鈍感系主人公、キャプテン・カナタは、アリエスの【ほぼ告白】を見事にスルーしていた。
神経が太くなると耳も遠くなるのかしら…?
アリエスにはぜひ心を強く持って生きていってほしいものです。
もう一つのアストラ号…そして人工冬眠装置
シャルスの連絡を受け、みんなが駆けつけた先にあったのは…なんともう一つのアストラ号だった…というかアストラ号と同じ型の別の船だった。
その船はアストラ号に比べてかなり経年劣化してはいるものの、カナタ、ザック、ウルガーの三人で船内を探索したところ電気系統も生きている。
ザックはあるメッセージを見つける…「Help me」。
『そうか! 人工冬眠装置だ!』(ザック)
あっという間の伏線回収…そして発見。
『2051年7月、装置に入ったのは12年前だ』(ウルガー)
カナタの決断によりコールドスリープ解除…中から出てきたのは。
『女だ…!』(カナタ)
死の惑星でまさかの新キャラクター登場…しかも金髪美女。
目を開いたところで次週へ続く、またこのパターンか…!(いいんだけど)
まとめ
アニメ「彼方のアストラ」第7話「PAST」を視聴した感想について書きました。
彼方のアストラも中盤を越え、いよいよ終盤へと差し掛かってきましたが、特に今回の話では重要な伏線が新たに張られているんですよね。
彼方のアストラという作品は、この中盤から終盤にかけての伏線の張り方・回収・大どんでん返しのミステリー展開が本当に秀逸なんですよ。
個人的には金髪女性が出てきたあたりからの展開がもう好きで好きでたまらないんですよね。
次週もとても楽しみです。
以上、アニメ「彼方のアストラ」第7話の感想でした!
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