「彼方のアストラ」10話感想!ポリ姉の半端ない伏線回収ラッシュ!

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アニメ「彼方のアストラ」観てますか?

 

彼方のアストラ

 

いよいよ始まった怒涛の伏線回収ラッシュ。

 

「彼方のアストラ」という作品の真骨頂、開幕です。

 

 

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「神」や「国」の概念がない世界

 

 

【地球人】ポリ姉と【アストラ人】カナタ達による【地球】と【アストラ】の歴史のすり合わせ……すごいインパクトありましたね。

 

宗教や国家の概念がなく、銃も存在しない世界…それが惑星アストラ。

 

だから「神」という言葉も知らないし、日本やアメリカ、ロシアのような「国」も存在しない。

 

驚きですよね。

 

そして惑星アストラでは「英語」がスタンダード…つまりカナタ達は実際には英語でペラペラ喋ってるわけなんですね。

 

ということは「アヌティメッタ・ダイボモモ!!」なカナタは、英語の訛りがかなりキツイ人なのかもしれない。

 

いずれにせよ、【地球人】ポリ姉にとっての惑星アストラはあまりにも現実離れしすぎた世界としか言いようがないでしょうね。

 

母国のロシア語をしゃべる人間ももういないんだろうなぁ。

 

ポリ姉かわいそう。

 

 

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【第三次世界大戦】と【巨大隕石】

 

 

ポリ姉の知る歴史と、カナタ達の知る歴史の決定的な違いは1962年にあった。

 

地球では【キューバ危機】、アストラでは【第三次世界大戦】が起こったという。

 

【第三次世界大戦】で世界の人口の約半数が死滅した結果、国家と宗教と銃がない世界が誕生したようですが、ポリ姉の知る歴史の中では【第三次世界大戦】など勃発していない。

 

ポリ姉の【地球】では世界規模の戦争は起きなかった代わりに、地球に衝突する巨大隕石が発見された。

 

2049年に発見された巨大隕石は直径300kmを越え、地球に衝突するのは8年後の2057年。

 

ポリ姉が人工冬眠についていた期間は2051年~2063年の約12年間。

 

ポリ姉が目覚めてから気にしていた出来事というのは、【地球への隕石の衝突】だったんですね。

 

1962年までの歴史的認識は同じだというのに、それ以降の歴史はもはや「パラレルワールド」のような様相を呈してきてる。

 

カナタが言っていた、ポリ姉【宇宙人説】もあながち否定しきれないような気がしてきた…。

 

アホなの!? とか言われそうだけど。

 

脳みそシュークリーム、とも言われそうだけど。

 

もしくは、ポリ姉【異世界転生】説もありかと。(ないかと)

 

かたや【第三次世界大戦】、かたや【巨大隕石】……もう何がなんだかなんだかなぁな展開になってきましたね。

 

とても大好物ですよエエ。

 

 

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辻褄が合わない

 

 

ポリ姉は「アーク6号」で地球の代わりとなる惑星を探し求めていたわけなんですけど、仮に惑星アストラを【地球からの移住先】として考えたところで、どうあがいても辻褄が合わないんですよね。

 

巨大隕石が発見された2049年には、フニを除く全員が生まれているから、2057年の隕石衝突の事実を知らないことなど絶対にありえない。

 

また、仮に2051年~2057年の間に地球から惑星アストラに移住したとしても、6年~12年程度の短い期間で惑星全体があそこまで発展するなんてまずありえない。

 

それにカナタ達の過去の歴史認識は驚くほどに曖昧でおぼろげだったし…。

 

どこをどう考えても、辻褄が合わないんですよね。

 

 

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ポリ姉の伏線回収ラッシュが半端ない!

 

 

 

歴史的事実と年代的事実…そのいずれにおいても辻褄が合わない【地球】と【アストラ】の歴史。

 

その2つを結びつける重要な手がかりとなるのが【人工ワームホール】の存在。

 

遠く離れた惑星間であっても【人工ワームホール】なら瞬時に移動することが可能……カナタ達の脳裏に浮かんだのは、あの【謎の光の球】。

 

惑星アストラでは【まだ実用化されていない技術】だけど、ポリ姉の地球では【すでに実用化された技術】…あれ? なんだかおかしいですよね。

 

カナタ達の世界のほうが明らかに科学技術が発達しているはずなのに、なぜかここで奇妙なねじれ現象が…。

 

それはさておき、ポリ姉のおかげで次々と明らかになる新事実がゾクゾクと発覚。

 

【謎の光の球】の正体は【人工ワームホール】。

 

【アストラ号】の本当の名は【アーク12号】。

 

そして【惑星移住】はおそらく【完了している】。

 

光の球で最初に飛ばされた時、カナタ達の目の前に広がっていた【氷の惑星】。

 

すなわち、それが【地球】だったんですね…。

 

ポリ姉の伏線回収ラッシュが半端ない。

 

 

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ウルガーの兄貴が見た闇の深さ

 

 

ウルガーの兄貴は、エスポジト議員の不正疑惑を追って「消された」と思われていましたが、ポリ姉が教えてくれた「知られざる歴史」のおかげで、ウルガーの兄貴が本当に追いかけていたものがなんとなく見えてきましたね。

 

大人たちがあえて子供達に伝えなかった「歴史的真実」。

 

ウルガーの兄貴ってジャーナリストとして本当に優秀だったんでしょうね。

 

惑星アストラには自分たちのクローンを勝手に作り出し、勝手に宇宙に放棄して隠蔽しようとする大人達もいるくらいですからねぇ。

 

世界中を巻き込んでの「隠蔽工作」ともなれば、カナタ達の親どもなんか可愛く思えるくらいの大きく深い【闇】があるんでしょうねぇ。

 

 

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カナタとアリエス。ほぼカップル成立

 

 

カナタとアリエスの距離が一気に縮まった感がありましたね。

 

ありえないくらい鈍感だったあのカナタが、アリエスのことを意識する一方、アリエスはお母さんを紹介することを約束した。

 

ほぼカップル成立といってもいいんじゃないかと。

 

途中、ちょっと卑猥なやりとりしてましたけど、これ画面見ずに音声だけ聞いてたらいろいろと捗るような気がした。

 

それにしてもアリエスって本当にすごいですよね。

 

目標だった「全員と友達になる」を達成しただけでなく、「ほぼ恋人」までほぼゲットしてしまったのですから。

 

盛り上がるみんなと豪遊してください。

 

 

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そして真犯人特定

 

 

ついに真犯人が特定されてしまいましたね。

 

やっぱり犯人ウルガーかよ…と思わせてからの、シャルス犯人かよ、という絶妙な展開。

 

一時はキャプテン候補にも上がったくらい、料理上手ないきものがかりの変態さんだったのに……犯人と分かった途端にシリアス度が増して、ちょっとかっこいいとか思ってしまった。

 

シャルスが犯人である決定的な要因となったアリエスが、一番シャルスのことを信じようとしている皮肉…見ていてつらいものがありましたね。

 

実際、アストラ号のみんなってなんだかんだで仲良いですからね。

 

そこには間違いなく「絆」があったし、それは真犯人シャルスでさえ認めるところ。

 

犯人探しをしたくなかった気持ちもとても良くわかる。

 

「王」のクローンとして生まれたシャルスの任務とは…?

 

聞きたいけど聞きたくない(でも聞く)

 

 

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まとめ

 

アニメ「彼方のアストラ」第10話「CULPRIT」を視聴した感想について書きました。

 

今回は怒涛の伏線回収ラッシュでしたね!

 

惑星アストラと地球の歴史、光の球の正体、そして真犯人特定…。

 

伏線回収しつつも、さらに大きな伏線が張られることにより、話の規模も大幅にスケールアップ……まさにミステリーならではの醍醐味がてんこ盛り。

 

ほんと興味が尽きません。

 

やっぱり「彼方のアストラ」は面白いですね。

 

次週もとても楽しみです。

 

以上、アニメ「彼方のアストラ」第10話の感想でした!

 

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