アニメ「ゴブリンスレイヤー」観てますか?
今更ですが、アニメ「ゴブリンスレイヤー」第1話目を視聴したあとで、原作小説を読み始めています。
私の場合、コミックス→アニメ→小説、という少し変わった?順番で楽しんでいるわけですが、このゴブリンスレイヤーという作品、いずれもすごく面白いですね!
というわけで、今回はアニメ「ゴブリンスレイヤー」の第1話を視聴したあとで原作小説を読んだ感想について書きますね。
原作小説は心理描写が細かい
「ゴブリンスレイヤー」の原作小説では、アニメやコミックスに比べると、登場人物の心理描写がきめ細やかに描かれています。
といってもゴブリンスレイヤー本人のではなく、どちらかというとゴブリンスレイヤーを取り巻く人物達の心理描写ですね。
おとなしく気弱に見える女神官や、ゴブリンスレイヤーのことをとても気に入っている受付嬢。
そして幼馴染の牛飼娘など、ゴブリンスレイヤーの身近な人物達がゴブリンスレイヤーのことをどう思っているのかについては、原作小説版が一番深く描かれていると感じました。
これはどんな作品にも言えることだと思うのですが、やっぱり登場人物の心理描写については、小説が一番優れているように思います。
だからといって、単純に作品の面白さに優劣が付けられるものではないんですけどね。
アニメ、コミックスにはない描写が原作小説にはある
「ゴブリンスレイヤー」の原作小説には、アニメやコミックスにはない描写が随所に見られます。
絵や音楽による演出はできないものの、アニメやコミックスではあまり描かれていないような補足や説明、あるいはその理由などが文字として表現されています。
それにしても小説版「ゴブリンスレイヤー」は、ダーク・ファンタジーと呼ぶにふさわしい、しっかり地に足を付けた作品となっていますね。
ハイ・ファンタジーといっても決して大げさではありません。
ファンタジー作品は数多く存在するものの、ゴブリンスレイヤーのようなダーク・ファンタジー、もしくはハイ・ファンタジー作品を見るのは、かなり久しぶりな感じがします。
個人的にはアニメやコミックスで描かれていない話を小説版で楽しめる、ということにちょっと得した気分になりました。
作品をチェックする順番が逆なだけなんですけどね。
アニメ、コミックス、小説、お互いを補完できる
「ゴブリンスレイヤー」という作品は、今やアニメ、コミックス、小説とマルチメディア展開している真っ最中です。
好みに応じてメディアを選べばいいとは思うのですが、個人的にはアニメもコミックスも小説もすべて網羅することをおすすめします。
すべての展開しているメディアをチェックすることで、それぞれのメディアにしかない魅力や情報、設定などを補完し合えるからです。
アニメだったら、コミックスや小説では表現できない動きや音楽、声などで迫力の映像を楽しめます。
コミックスでは高い作画能力を誇る作家によって、作品の雰囲気を存分に感じられますし、時にはのちょっと崩した感じのコミカルな表現で笑わせてくれるシーンもあります。
そして小説では、アニメやコミックスの裏付けとなる細かな設定や、各人物の心理描写、あるいは小説でしか描かれていないお話などがあります。
だから、アニメ、コミックス、小説、これらすべての作品をチェックすることで、より深く、より楽しく「ゴブリンスレイヤー」の世界にのめり込むことができるんです。
せっかくの良作なんですから、楽しむならトコトンいきたいですしね。
まとめ
アニメ「ゴブリンスレイヤー」の第1話を視聴したあとで原作小説を読んだ感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
今回、原作小説を読んだことによって、いろいろと気づいた部分もあります。
コミカライズ版「ゴブリンスレイヤー」がいかに、原作小説を上手に抽出しているのかということ。
そしてアニメ版は小説版とコミカライズ版のハイブリッド作品である、ということ。
今後は原作小説版もアニメ版やコミカライズ版からフィードバックを受けて、さらに進化していくのかもしれませんね。
コミックスは今のところ全巻制覇できたので、あとはアニメを毎週欠かさず視聴しながら、原作小説を順番に消化していきたいと思っております。
とりあえず2018年内はゴブリンスレイヤー祭りになりそうです。
- 第1話『ある冒険者たちの結末』
- 第2話『小鬼を殺す者』
- 第3話『思いがけない来客』
- 第4話『強き者ども』
- 第5話『冒険と日常と』
- 第6話『水の街の小鬼殺し』
- 第7話『死へ進め』
- 第8話『囁きと祈りと詠唱』
- 第9話『往きて、還りし』
- 第10話『まどろみの中で』
- 特別編『冒険記録用紙(アドベンチャーシート)』
- 第11話『冒険者の饗宴』
- 第12話『ある冒険者の結末』
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