「ワンダーエッグ・プライオリティ」2話感想!つれないねいる

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アニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」観てますか?

 

 

前回の第1話では夢と現実の世界を交錯させつつ、過去のトラウマと向き合い、自らの望む未来へ希望を見出す様に、胸が熱くなりましたね。

 

ただ、テーマがテーマだけに今回の第2話も見る人を選ぶことには変わりなく……とはいえ、見終わったあとの心地よさは味わって欲しいところ。

 

というわけで、今回はアニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」第2話の感想について書きますね~。

 

 

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つれないねいる

 

 

アイと同じく、ワンダーエッグを購入している少女ねいる。

 

前回の第1話の終盤にちょろっと登場していましたが……この子見た目以上にとっつきにくい性格のようでしたね。

 

コミュ障陰キャのアイが一生懸命話しかけても無視・無視・無視。

 

アイの質問に答えないまま質問返ししてくるし、その内容も妙に辛辣……アイに新たなトラウマを植え付けそうな勢いでしたね。

 

ただ1点アイと違うのは、ねいるは自分のことが好き。

 

アイがエッグを購入するのは死んだ親友・小糸ちゃんを救うため。

 

そしてアイにとって小糸ちゃんを救う行動は、嫌いな自分を変えるための儀式とも言えるんですよね。

 

では、自分が大好きなねいるが何のためにエッグを購入するのかというと……それは妹を救うため。

 

ねいる自ら死なせた妹……いったい何があったんだろう?

 

そんなねいると友達になろうとするのは、今のアイにはかなり難易度が高いように思えてくる。

 

さらにねいるは、エッグ購入日を偶数・奇数にずらすことで、二度と会わずに済む提案までしてきた……連絡先を交換したのはあくまでも購入日のスケジュール調整のためだけ。

 

アイには申し訳ないけれど……もうこの時点で私はねいるのことがほぼ嫌いになっている。

 

その反面、ねいるを少しでもデレさせることができれば……最高に嬉しいんだろうなぁ……とも思う。

 

がんばれ大戸アイ。

 

 

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今度は教師のパワハラか

 

 

前回のエッグの子はイジメによる自殺だったわけですが、今回のエッグの子・南は部活でのパワハラ教師が原因でしたね。

 

孵化してそうそう多数の「ミテミヌフリ」に追いかけられるも、南ちゃん、あろうことか「ミテミヌフリ」に真正面から突っ込んでいってたな……。

 

ひょっとして見えてないの? と思ったけど、どうやらそういうわけでもなさそうで……この子、パニックになると周りのことがよくわからなくなるタイプなのかも。

 

一方、前回の一件でそれなりに経験を積んだアイは、自ら率先して南を守ろうとかなり意欲的なように見えた……内弁慶ならぬ夢弁慶?

 

現実世界では、担任教師が家を訪れただけでコミュ障発動しまくってたけど……アイは心の中ではかなり饒舌なキャラなのかもしれない。

 

今回の守護対象の南ちゃんは典型的なかまってちゃん……教師から過度のパワハラを受け続けたせいで、南の自尊心は粉々に砕かれ、ただひたすら教師のいいなりに徹するようになってしまったわけですが……。

 

その割には不安で眠れぬまま徹夜した挙げ句、そのまま朝練に出てしまう根性はあったりする……ある意味アイよりよっぽどド根性。

 

ほんの少しの自信さえあれば……南の性格は180度違ったものになったかも。

 

とはいえ、パワハラ教師に植え付けられたトラウマは払拭したがいものがあり……南から見たパワハラ教師は横暴で下品極まりなかったですね。

 

正直、かなりひどいデザインだった……今後出てくるワンダーキラーってこんなばっかなんだろうか?(不安)

 

前回のイジメっ子はトサカの一撃ですんなりと撃退できたわけですが……今回のパワハラ教師はデザインのひどさに比例してるのか、かなり苦戦していましたね。

 

南のトラウマの強さや、心の弱さにアイもそれなりに影響を受けるようで……南の心のブレがアイの戦いを非常に不安定にさせているように見えました。

 

とはいえ、今回はアイのあきらめの悪さが南にも好影響を与え……最後は二人が協力し合うことで、ワンダーキラーをキルしてましたね。

 

撃退後、ようやく落ち着いたかと思いきや……二言三言会話しただけで、南はあっけなく消滅……きっと彼女の世界へと戻っていったのでしょうね。

 

 

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ねいるがデレた

 

 

ねいるが案外早くデレてましたね。

 

1つ1つ確実にエッグを攻略するアイと違い、ねいるは複数のエッグを同時攻略する戦略なのですが……。

 

ねいるのやり方は現実世界へのダメージ反動も大きく、今回は軽傷で済んだアイと違って、ねいるはICU(集中治療室)へと運び込まれる重症を負うんですね。

 

アカと裏垢はそんなねいるのやり方を馬鹿にするも……アイにはそれが許せない。

 

ねいるはできるだけ早く妹を救うべく、それこそ命がけで戦っている。

 

かまってちゃんの南を救ったことがさらなる自信となったのか……アイはたとえ拒絶されてもズカズカと踏み込む図々しさを手に入れた。

 

といっても、現実世界でズカズカと踏み込むのはそれなりにハードルが高く……ねいるの母親らしき人物が登場した際にはスゴスゴと逃げ過ごしていた。

 

一方で、そんなアイの過干渉にねいるが好感触を見せるんですよね。

 

一時はアイと「二度と会わない」ことを望んだねいるだったけど……アイの一生懸命さに心動かされたのか、たまには「ナック」で「バーガー」や「ポテト」を一緒にするのも悪くない……そう心変わりする程度にはアイに心を許したようだった。

 

こういう心が不器用な者同士が距離を縮めていく様はいつ見てもいいものですね。

 

 

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まとめ

 

アニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」第2話「友達の条件」を視聴した感想について書きました。

 

アイと同じく、エッグを買う少女ねいる……今回のお話は彼女と友達になるまでの過程がなんとも尊かったですね。

 

この作品、「イジメ」や「パワハラ」「自殺」といった現実世界での陰鬱な部分を扱う一方で、そんなツライ現実の中でも不器用ながらに新たな絆が生まれる場面も描かれているから、見終わったあとはなんだか救われたような気持ちになるんですよね。

 

エッグの世界での出来事は、荒唐無稽なことばかりだけど……アイはそうすることで小糸が救われる未来へとつながるものと確信してる。

 

実際、そうであって欲しいと思う反面……そうはならないような予感もする。

 

次回がとても気になります。

 

以上、アニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」第2話の感想でした!

 

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