アニメ「スーパーカブ」2話感想!スーパーカブノリダー・礼子

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アニメ「スーパーカブ」観てますか?

 

TVアニメ「スーパーカブ」

 

前回の第1話では「ないないの女の子」小熊がスーパーカブを手に入れる前と後の描写がとても丁寧に描かれていましたね。

 

もうほんとにどストレートな日常を描いただけの話なのに、なぜかグイグイと引き込まれる魅力があるんですよね。

 

そして気がつくとオカン目線になっている(オトンも可)

 

というわけで、今回はアニメ「スーパーカブ」第2話「礼子」を視聴した感想について書きますね~。

 

 

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スクーターとは違うのだよ

 

 

小熊の乗るスーパーカブはスクーターと違って、ヘルメットを格納するスペースがないんですよね。

 

代わりにヘルメットホルダがついている。

 

アニメ「スーパーカブ」では、このヘルメットホルダにもキチンと焦点を当てるだけでなく、小熊による動作確認を交えて丁寧に描いてくれている。

 

とはいえ、ヘルメットを格納できないどころか、むき出しにせざるを得ないスーパーカブは、はっきりって女性ウケがいいバイクとはとうてい言い難いものがある。

 

けれども、小熊はスーパーカブのことを考えるたびに、いつも無表情な顔をほころばせてくれるんですよね。

 

こういう日常の中のほんのちょっとした「ムフフ」的な表現がたまらなく愛おしく感じられる。

 

スーパーカブはスクーターに比べると、無骨かつ面倒くさい面が多々目立つ。

 

ギアチェンジは状況に応じて柔軟な走行ができる反面、失敗するとガクンと衝撃を伴う危険がある……それにギアチェンジする側の靴の痛みが早い。

 

セルスターターに比べるとキックスタートは面倒くさい。

 

ヘルメットは収納できないし、見た目もなんだか無骨だし……基本、おっさんの乗り物だし。

 

けれども、そこがスーパーカブの魅力でもあると思うんですよね。

 

だからスーパーカブを選んだ小熊のことは全力で応援したいと思ってしまう。

 

スクーターとは違うのだよ、スクーターとは。

 

 

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ポジティブな妄想も悪くない

 

 

小熊の妄想シーンに思わずニヤリとしてしまいましたね。

 

スーパーカブを買ってから彼女の生活は徐々に徐々に変化が見られるわけですが……その中でも今回の小熊の妄想シーンはちょっと嬉しいものがありましたね。

 

てっきり人に興味がないのかと思っていたけれど……彼女にも人並みに喜びを共有した気持ちがあったんですね。

 

第1話「ないないの女の子」というタイトルで、小熊に対して憐憫の情を抱いたのもつかの間、たった1台のスーパーカブを手に入れただけで小熊のここまでの変化をもたらすとは……。

 

ちょっといわくつきのバイクだけに、小熊がカブに乗るたびにハラハラさせられるものはあるものの……ただただ普通に安全運転するだけの描写に妙な安堵感を覚えてしまうところもある。

 

おそらく小熊はスーパーカブに乗った分、それなりに高い経験値を得ているのかもしれない。

 

だからこそ生まれたあの妄想……いつか現実のものとなることを期待せずにはいられない。

 

 

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スーパーカブノリダー・礼子

 

 

小熊の思い描くような妄想のとおりにはいかないものの……授業中の思わぬ会話が新たな友達とのコミュニケーションへとつながっていましたね。

 

ただ、個人的にはきっかけとなったクラスメイトとの会話シーンには胸糞悪さしか感じなかった。

 

ある程度親しい間柄なのであれば「いじり」という解釈もあるかもだけど……彼女たちの言動からは普段から小熊のことを「いびる」ことが習慣化しているようにしか思えなかった。

 

とはいえ、小熊も基本的に他人への関心が薄いため、それほどダメージを受けているわけでもなさそう……表面上はそう見えないだけかもしれないけれど。

 

さいわい、彼女たちの会話の中で出てきた小熊の言葉が功を奏し、結果的に礼子の関心を引くことになったのはとりあえず結果オーライか。

 

礼子も基本的には一人でいる場面が多いものの、小熊と違って「ぼっち」ではなく「孤高」タイプのため、まわりの生徒からのお誘いはちょくちょくある。

 

その都度彼女は「友達と」という言葉を盾に、それら誘いをすべてシャットアウトしてしまう。

 

「人」よりも「カブ」が好き……その事がはっきりしているから孤高でいられるんでしょうね。

 

そんなカブノリダーが小熊のカブに興味を持たないわけがない。

 

礼子のカブオタク丸出しの熱のこもっとカブトークに、中古カブ乗りたてほやほやの小熊はただただ引き気味に受け答えするだけでしたね。

 

それにしても礼子が予想以上にカブLOVEだったな……小熊と違って相当お金かけてるし。

 

同じカブでもあまりにも条件が違いすぎる。

 

小熊が引け目を感じるのも無理ないか。

 

けれども、礼子の言葉は小熊の世界をまた少し広げるきっかけを与えてくれた。

 

カブならどこだって行ける。

 

その言葉を受け、いつも直進して帰るところを、ちょっと右折して寄り道してみる。

 

たったこれだけのことで、小熊はまた新しい日常を手に入れた。

 

こういう誰しも一度は経験したことがある描写……ただただ共感しかなかったですね。

 

スーパーカブノリダー・礼子に感謝。

 

次回もとても楽しみです。

 

以上、アニメ「スーパーカブ」第2話「礼子」を視聴した感想でした!

 

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