アニメ「スーパーカブ」11話感想!憧れたのは小熊が先

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アニメ「スーパーカブ」観てますか?

 

 

前回の終わり際、ピンチに陥った椎ちゃんでしたが……今回はその続き。

 

小熊のちょっと雑な救助模様と、その後の素敵な展開に注目です。

 

 

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椎は前カゴに乗った

 

 

山中にて川に転落した椎ちゃん……とうとうカブの前カゴに乗せられてしまいましたね。

 

小熊による椎ちゃんの救出の様子ははっきりいって絶対に真似してはいけないものばかり。

 

けれども、人生経験の乏しい二人が今回のような緊急事態にどう対処するかなんて熟知していないのも当然だし仕方のないことだと思う。

 

そんな中、小熊は自分なりに必死に考えて救助活動を行うのですが……椎ちゃんに対する扱いがけっこう雑で申し訳ないけれど時々クスッと笑ってしまった。

 

川で凍える椎ちゃんに対し、自力で崖をのぼるよう強要したり、救急車を呼ぶ代わりに似た色の人に電話かけたり……しまいには一度試してみたかったのか、椎ちゃんを本当に前カゴに乗せてそのまま自宅まで走ってしまった。

 

濡れた状態での前カゴ乗車はさぞかし寒かったんじゃないでしょうか。

 

だからといって、あの場所でいつまでもとどまるわけにも行かないし……小熊はスピードを重視したということか。

 

椎ちゃんもまさかこんな結果になるとは想像もしていなかったでしょうね。

 

一度前カゴに乗った感想を本人から聞いてみたいものです。

 

 

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カレーうどんとモールトン

 

 

小熊の家につれてこられた椎ちゃん……そこで振る舞われたカレーうどんがとても美味しそうでしたね。

 

椎ちゃんはお姫様抱っこからの前カゴ乗車でくたくたになりながらもなんとか小熊の家に到着。

 

早々にお風呂に入れられあたたまると、小熊にパンツを干される場面を目撃し、せっかく救助されたのに恥ずか死にそうになっていた。

 

遅れて到着したレスキュー色のカブ乗り礼子は、1ミリの遠慮もなく続けてお風呂に入ってた。

 

そして小熊特製カレーうどんの登場ですよ。

 

シンプルながらもこれがなかなかうまそうで……特に表面にかけられたネギが見ていて食欲をそそられる。

 

礼子は「ちょうどいい」と風呂上がりのはしたない姿のまま食べようとするも、整備用つなぎを着せられ、なんだかんだで機嫌良さそう。

 

ゴキゲンな礼子はずかずかと人の家の冷蔵庫からゆで卵を取り出すと、小熊の鋭い視線も物ともせず、全員に配ってしまった……礼子強い。そして栄養は大事。

 

救助された椎ちゃんも体力が回復したのか、スキあらばお手伝いしようとするなど、さすが客商売の娘だけあると思った。

 

食器の後片付けを勝ち取った後は、カレーうどんを食べてる時よりも活き活きしているように見えた。

 

ただ、礼子の「モールトンはもうだめだ」の一言にはとても大きな衝撃を受け……彼女のすすり泣く姿にさすがの小熊も心を痛めてるようだった。

 

もともと今回の事故はカブ乗りの二人への憧れが遠因の一つとも言えなくもない。

 

小熊が椎ちゃんの横にそっと寄り添ったところ、普段の椎ちゃんらしからぬ、めちゃくちゃワガママな事を言って、小熊にバッサリ斬られてた。

 

今回の出来事は椎ちゃんにとってはいい意味でも悪い意味でも記憶に残ることになりそうですね。

 

 

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1年間コーヒーフリーパス券

 

 

椎ちゃんのご両親が粋な計らいをしていましたね。

 

大切な娘を助けられたということで、両親は深々と頭を下げて感謝すると、1年間コーヒーただで飲めるというフリーパスをくれた。

 

椎ちゃんの母はそれだけでは気がすまないのか「サンドイッチも」と付け加え、結果的にコーヒーとパン全品の超太っ腹なフリーパスになっていた。

 

小熊は少々戸惑い気味だったけれど、礼子は満面の笑みを浮かべて喜んでた。

 

椎ちゃんも二人がさっそくフリーパスを行使するところを見て、嬉しそうに微笑んでた。

 

もちろん二人はそんな見返り目的に椎ちゃんを助けたわけじゃない。

 

けれども、このフリーパスというお礼は、助けた側も助けられた側も幸せな気持ちになるとてもいいアイデアだったように思います。

 

 

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憧れたのは小熊が先

 

 

今回の一件で、椎ちゃんは小熊とスーパーカブへの憧れをさらに強くした一方で……実際には憧れを抱いたのは小熊のほうが先だった。

 

椎ちゃんは今のように小熊と交流する前からも、物語当初からちょくちょくと描かれており……小熊はそんな椎ちゃんをちょくちょくと見ていたんですね。

 

それはただなんとなく見ている、ということでもなかったようで。

 

カブに乗る前、まだ自転車通学だったときに、椎ちゃんのモールトンに追い抜かれたことは小熊の記憶に強く残っており、結果的にスーパーカブに乗るきっかけへとつながることになるんですね。

 

また、それだけでなく、つねに目標に向かってまっすぐに突き進む彼女の姿は、これまで特に好きなこともなく、ただ淡々と生きてきた小熊に本人ですら気づかないうちに少なからぬ影響を与えることになっていた。

 

その事実に気づいたときの描写がとても晴れやかで気持ちが洗われるようだった。

 

おそらく誰しも一度や二度は似たような経験をしているとは思うのですが……アニメ「スーパーカブ」はこういう心の描写が本当に秀逸なんですよね。

 

この三人にはぜひとも鹿児島で素敵な春の先取りを体験して欲しいものです。

 

以上、アニメ「スーパーカブ」第11話「遠い春」を視聴した感想でした!

 

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