アニメ「魔女の旅々」観てますか?
今回は人形狂いな国が舞台の物語。
ショートカットになったイレイナに注目です。
人形狂いの人々
今回イレイナが訪れた国には、そこら中に人形が溢れており、生活する人々もみんなマイ人形を持ち歩いていましたね。
そんな中、魔法統括協会から夜闇の魔女・シーラが「切り裂き魔」の噂の調査のため聞き込みを行っていたのですが……この国の人々はまともに答えるつもりがないのか、ふざけた回答ばかり言う。
7年前の噂話や、狼人間、猫人間……切り裂き魔に関するまともな情報はほぼ皆無。
結局、何一つ有益な情報が得られなかったシーラは、近くでランチタイム中のイレイナに矛先を向けるんですね。
もちろん、イレイナが詳しい事情を知ってるはずもなく。
ただ、イレイナを見たシーラはなにか心当たりがあるような素振りを見せるも……特にそれ以上のリアクションは見せず……正直、そっちの反応のほうが気になるわ。
人形店店主が真っ黒
今回の国の「切り裂き魔」の一件、もう登場した瞬間から人形店店主が怪しかったですよね。
顔色が悪く、目の下には大きなクマ……そして口元を堂々とパクパクさせての強引な腹話術、しかも「ボクっ娘」……ここまでならただの個性的なキャラで個人的には好みなのですが……。
無償で人形を配ったり、イレイナの灰色の髪に執着を見せるあたりから、だんだん怪しさが増していく。
この感じ……花畑で花を拡散していた妹さんを思い出すな……。
この国の人形狂いは明らかにこの店主が原因だろうし、噂の切り裂き魔も明らかにこの「ボクっ娘」でしょう。
ショートカットも悪くない
イレイナが髪、切られていましたね。
宿を取ったイレイナは、ベッドの脇に置いてあった人形を即座にクローゼットにしまい込むと、風呂に入って、本を読みながら、そのまま寝落ちしてしまう。
本を枕に寝落ちとか、まるで自宅のようなリラックス感……旅慣れたイレイナだからこその生活リズムが出来上がってる感じがしましたね。
冒頭ではいつものように自身の「美少女」っぷりを語っていたし……やっぱりイレイナはメンタル強いわ。
ただ、ちょっと油断しすぎたのか……朝起きて、鏡を見ると、イレイナの髪が短くなっとる。
一瞬、サヤかと思ったよ……サヤが見たら髪型おそろいで大喜びしそうではある。
不自然に開けっ放しの窓に違和感を感じるも大して気にも止めないあたり、イレイナは性格的にかなり大雑把な一面があるのかもしれない。
こうしてイレイナは不覚にも「切り裂き魔」の犠牲になってしまったわけですが……イレイナもまさか昨日の今日でシーラから現場検証を受けることになるとは思っていなかったでしょうね。
シーラに強引にベッドから転がされる様子は、単純にオモシロかった……ごめんね、イレイナ。
でも、ショートカットも悪くないよ。
闇オークションでブチ切れるイレイナ
レアでイリーガルな人形が手に入るという「闇オークション」……形から入るのが好きなシーラはイレイナを伴って絢爛なドレスと仮面でオークション会場に乗り込むのですが……。
会場は男女関係なく熱狂的な人形愛好者が集まる一方で、出品される人形は少しセンシティブで等身大のものばかり……その悪趣味さにシーラは「帰ろかな」と凹み気味。
一方、イレイナは自身の髪を切った「切り裂き魔」への怒りが収まることがなく……しきりに「万死」と口にする。
そりゃそうですよね、なにせ「灰の魔女」にとって、灰色の髪はトレードマークでもありますし……何より髪は女の命……許せないのは当たり前。
そんな中、いよいよ闇オークションの目玉商品が出品される。
出品者「切り裂き魔」……こんな堂々と出品するかね…。
しかも出品した人形にはすべて人の髪の毛が使われていると、司会者も堂々と謳っとる……。
もちろんその人形の中にはイレイナの灰色の髪もばっちり使われている。
イレイナ、ブチギレですよ。
司会者を強襲し、灰髪の人形を強奪すると……イレイナはステージ上にて、人形の処刑ショーを開始する。
首をへし折り、髪を引っこ抜き、足で何度も踏みつける。
もう気持ちいいくらいのキレっぷり……前回の死ね死ね葡萄踏みを彷彿とさせるものがある。
といっても、今回のはあくまでも「切り裂き魔」をおびき寄せるためのパフォーマンス。
イレイナの挑発で姿を現した切り裂き魔はもちろん人形店店主の「ボクっ娘」さん。
店主はあえて人形をただで配る一方で、闇オークションで得た金を慈善事業に寄付するという、なんとも矛盾した事を行っていたのですが……それらはすべて人の「喜怒哀楽」の表情を見たいがため。
要するにただの変態なんですよ……「魔女の旅々」にはちょいちょいこういう変態キャラが出てくるなぁ。
もちろんその場でしっかり確保されていましたよ。
ついでにサヤもブチ切れる
イレイナがブチ切れた後は、サヤがブチ切れていましたね。
実はシーラって、サヤの師匠にあたる人物だったんですね。
それでイレイナにちょいちょい思わせぶりな態度を取っていたのか……ちょっと納得。
ということはサヤがイレイナにご執心なのも当然知ってるということで。
人の悪いシーラは、それとなく人形店店主の所業をサヤに吹聴するのですが……イレイナの髪切断の件はサヤの逆鱗に触れてしまった。
ただ残念ながら、ブチギレたサヤの尋問は、店主の褒美にしかならかったようでしたね。
人の喜怒哀楽が好きな変態には、サヤでもまだまだ敵わないみたいでしたね。
まとめ
アニメ「魔女の旅々」第8話「切り裂き魔」を視聴した感想について書きました。
今回は不気味な人形が数多く登場する一方で、そんな人形に熱狂する変な人々も数多く登場したわけですが……その中でも突出した変態性を打ち出していたのが人形店店主でしょうか。
人の「喜怒哀楽」が好きな彼女にとっては、人のあらゆる感情がすべてご褒美になってしまう。
今回はイレイナの灰の髪を切るという「万死」に値する事を行うも……その後の展開はすべて店主にとってプラスになることばかりだった。
この変態、どう処罰すればいいんだろう……?
あとは協会判断に任せるしかないのかな?
次回もとても楽しみです。
以上、アニメ「魔女の旅々」第8話の感想でした!
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