アニメ「魔女の旅々」4話感想!王女な魔女の1000倍返し!

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アニメ「魔女の旅々」観てますか?

 

魔女の旅々

 

今回の第4話は、第3話以上に濃厚な「闇」展開が魅力的。

 

魔女ミラロゼと悪魔ジャバリエの壮絶な復讐劇に注目です。

 

 

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ミステリー仕立て

 

 

今回の「魔女の旅々」はいつもとは少し違う趣向を凝らした、ミステリー仕立てのお話になっていましたね。

 

冒頭で語られる「恋の物語」が、少しずつ少しずつ、その全容を明らかにされていくわけですが……まるで別の作品を見ているような印象を受けました。

 

前回の第3話が2部構成だったのに対し、今回の第4話はガッツリまるまる1部構成……しかもミステリー的展開なもんだから、気がつくとグイグイ引き込まれてしまいました。

 

毎回、イレイナの旅路はバラエティに富んでいるものの……今回はその中でもかなり異色だったんじゃないでしょうか。

 

 

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王女な魔女の1000倍返し!

 

 

民なき国の王女、ミラロゼの存在感が強烈でしたね。

 

ミラロゼは身分違いの恋の代償として、パン職人の恋人を目の前で火刑にされ、お腹の子供も奪われる……父王の逆鱗、激しすぎやろ。

 

そんな父への憎しみからミラロゼは復讐劇を展開していくわけですが……その方法がとにかく激烈。

 

ミラロゼの魔女としての実力は、おそらくイレイナの師匠に匹敵……あるいはそれ以上あるものと思われる。

 

王城には魔女しか出入りできないよう結界を張り、父王には悪魔になる呪いをかける……特に結界に関してはイレイナが全く感知できず、悪魔化した父王も完全に寄せ付けないほどの代物ですからね。

 

そして悪魔化した父王「シュバリエ」は、その精神はそのままに、制御不能な悪魔ボディで全国民を皆殺し……ミラロゼは自分と同じ気持ちを味合わせるため、父を悪魔化したんですね。

 

父が父なら、娘も娘……この親子、憎しみの器がでかすぎる。

 

この国の街の全体的な外観は魔法陣を彷彿とさせるヘキサゴン状となっているのですが……おそらく魔力重視のお国柄だったんじゃないでしょうか。

 

そして高い魔力を持つ王女にして魔女のミラロゼには、その魔力を継続するため、高貴で高い魔力を持つ相手との結婚が望まれてた……でも実際に結ばれた相手はお城勤めのパン職人。

 

父王の怒りは相当なものだったんじゃないでしょうか……だからといって決して許される所業ではありませんけどね。

 

だからといって、国を滅ぼすほどの復讐が許されるとも言い難い。

 

けれども、個人的な心情としては、ミラロゼのほうに傾いてしまう……王女な魔女の1000倍返し……父王は嫌というほど堪能させられたことでしょうね。

 

 

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ミラロゼ vs ジャバリエ

 

 

ミラロゼとジャバリエの戦いが圧巻でしたね。

 

ミラロゼの魔女としての実力は、この戦いを見るまでは少し懐疑的な部分があったのですが……いざ蓋を開けてみると、彼女の実力は予想のはるか上を行っていた。

 

影からこっそりと助太刀するつもりだったイレイナも、その実力の前にはまったく出番などなく、魔女ミラロゼの実力に終始圧倒されっぱなしでしたからね。

 

実際ミラロゼの魔法攻撃のエグいことエグいこと……衝撃波でボコボコにし、ウィンドカッターで切り刻み、氷撃で突き刺し、雷撃を喰らわる。

 

今回はいつも以上に作画に力入ってたなぁ…。

 

そして記憶を取り戻した後は、アンリミテッドブレイドワークス(違うけど違わない)で串刺しにし、最後は首を斬り飛ばしてた。

 

ジャバリエも炎の息で反撃してはいたのですが……魔女ミラロゼにはまったく通用していなかった。

 

個人的にはジャバリエの造形、とても好きだったりするんですよね。

 

でもソレ以上に、悪魔的な強さを見せつけるミラロゼは、とても魅力的に映りました。

 

 

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イレイナもとんだ亡国に来たもんだ

 

 

今回のイレイナはとんでもない国に来たとしか言いようがなかったですね。

 

まさかあんな強烈な復讐劇に巻き込まれることになろうとは……そもそも扉を燃やしてまで城に入ったのが間違いだったか。

 

でも朝食のパンとベーコンと目玉焼きは実に美味しそうだったなぁ……特にベーコン……個人的にはアニメ史上、もっとも美味しそうなベーコンだったと思います。

 

そして一宿一飯の恩として、イレイナは巨大落とし穴を作らされる……涙目になるほどの重労働(笑)

 

ただ、今回の場合、イレイナがミラロゼに少なからぬ興味を持ったのも大きいでしょうね。

 

彼女の復讐はあまりにも倍返しすぎた部分はあったものの……イレイナは決して否定的な反応をすることなく、ミラロゼの話を淡々と聞いていた。

 

おそらくイレイナも各地を旅する中で、それなりに「闇」な部分にも触れてきたんでしょうね……実際、前回の第3話もちょっと「闇」っぽかったしね。

 

また、単純に魔女としてのイレイナに畏敬の念を抱いてるところもあったんじゃないでしょうか。

 

ミラロゼの悲しい「家族ごっこ」……イレイナはどんな心境で見つめていたんだろう?

 

 

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まとめ

 

アニメ「魔女の旅々」第4話「民なき国の王女」を視聴した感想について書きました。

 

エンドロールを見て初めて気づいたのですが、今回の登場人物って、イレイナとミラロゼ、たった二人だけだったんですね。

 

ぜんぜんそんなことにも気づかないほど、終始見入ってしまった……それくらい今回の第4話はハイクオリティな出来栄えだったと思います。

 

前回に引き続き、今回も「闇」な部分が描かれた内容だったわけですが……ひょっとして「魔女の旅々」ってこういうネガティブな話のほうがメインだったりするのかな?

 

個人的にはこういう展開、むしろ大歓迎だったりするんですけどね(笑)

 

次回もとても楽しみです。

 

以上、アニメ「魔女の旅々」第4話の感想でした!

 

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