ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」観てますか?
いよいよドラマも後半戦へと差し掛かってきたわけですが、未だに柊の目的は掴みどころがなく、また新たな伏線が張られたところで次週(つまり今週)へと続いてしまいましたね。
やっぱりミステリーはこうでなくっちゃね
ミステリー要素の中にも心に響く強いメッセージ性を持っているので、個人的にはできるだけ多くの人に見て欲しいな~と思っています。
というわけで今回は
第6話
「Day-6」
を視聴した感想について書きますね~。
柊の雰囲気がリセットされた?
前回のお話で3年A組全員の同意を得ることにより、人質から協力者へと変わったかと思いきや、今回の柊先生からは立てこもり当初の雰囲気がプンプンと漂っています。
クラス全体の雰囲気は立てこもり当初に比べれば和気あいあいとしていただけにちょっと残念な感じもしますが、よくよく考えると柊の真の目的ってまだまだ未知数なのでここで気を緩めている場合でないのも確かですよね。
逆に言うといよいよ第二部・ヒーロー編が開幕した、ということへのケジメもあるのかもしれませんね。
フェイク動画の依頼主である教師は誰?
ベルムスから入手したリストにより、魁皇高校の教師の中にフェイク動画の依頼主がいることが発覚したわけですが、柊は教師達に対し夜8時までに名乗り出るように忠告します。
名乗り出なければ教室を爆破。
ここに来ての柊の爆破宣言に教室は騒然とするのですが、柊にとって生徒達はあくまでも真の目的にたどり着くための手段の一つに過ぎない。
生徒達はあくまでも命を差し出すことで協力をする、という立場であることを柊は改めて強調します。
つまり、命の保証はない、ということですね。
夜の8時までの間、生徒達は自主的に教師を特定しようと議論を重ねていくわけですが、その中で最有力候補に上がったのが、水泳部顧問である坪井先生です。
坪井先生の厳しい指導は生徒によっては賛否両論分かれるところもあり、その評判はどちらかというとあまりよろしくない模様。
実際、3年A組内には水泳部の生徒が何人かおり、さらには理不尽な理由で水泳部を辞めさせられた水越涼音という生徒もいます。
水越涼音は坪井先生によって水泳部を辞めさせられたことに相当傷ついていたようですしね。
結果、3年A組のクラスで出したアンサーは坪井先生で決定します。
SNSに告発動画をアップ?
結城美咲がこっそりと持ち出したスマホを利用して、水越涼音はSNSに坪井先生への告発動画を撮影、結城にSNSにアップするように指示します。
その様子は監視カメラを通して柊に筒抜け状態なのですが、柊はなぜかその様子を黙って見つめているのみ。
そんな柊に対して茅野さくらはいろいろと質問を投げかけるのですが、この二人の間には他の生徒にはないしっかりとした信頼関係が構築されているように思えました。
柊の新たな協力者発覚?
郡司真人が独自に捜査を進める中、柊の元同僚のスーツアクターに話を聞くことになるのですが、意外なことに彼は柊の人格について全面的に信頼しているんですね。
彼いわく、柊という男は誰かを守るためならば例え世界中を敵に回すことも厭わない正義感の持ち主だそうです。
さらにはスーツアクターの後継者としても期待を寄せていたそうですが、癌になったことにより柊はスーツアクターの道を断念し、相楽文香と同じ教師への道へ進むことに。
その話の中で新たに浮かび上がってきたのが文香の父・孝彦。
なんと相楽孝彦は柊が所属していた会社の社長だったんですね。
そうなってくると爆破のときに偽装に使ったあのちぎれた手足のレプリカは相楽孝彦によって手配されたものとして考えるのが妥当ということになります。
つまり相楽孝彦は柊の協力者である可能性が限りなく高いと言わざるを得ません。
それにしても思わぬ形で柊の協力者が発覚しましたね。
武智の写真集で遊ぼう
武智先生によって配られた写真集で思い思いの作品を作る佐久間先生と森崎先生。
佐久間先生はマジックで絵心を発揮。
森崎先生は禁断の画鋲刺し。
教師としては失格と言わざるを得ない禁断の行為ですが、相手が武智なのでこれは許されると思う。
他の先生の作品もぜひ見てみたいものです。
坪井先生が語る真実とは
夜の8時が近づき柊は教師達とPCの画面を通じて連絡を取り合い、そこで坪井先生と水越の二人を直接会話させることにします。
坪井先生に過去に受けた仕打ちを恨みに思う水越は坪井先生をフェイク動画の犯人であると断定するのですが、校長先生から促されて坪井先生から語られたのはある意外な真実だったんですね。
本人でさえ知らない水越の病気のことを知った坪井先生は、水越の母親に頼まれて無理やり水泳部を辞めさせたわけなんですが、決して水越本人を憎く思って行ったことではなく、あくまでも水越のことを思いやっての不器用な行動だったんです。
実は誰よりも努力していることを認めていた坪井先生の真実を知った水越は、SNSに動画をアップしたことを激しく後悔します。
このシーン、水越と坪井先生の演技がとても良くってベタな展開ながらも見ていて胸が熱くなるものがありましたね。
こういう王道的展開は大好きです。
柊の説教!気持ちはわかるけどこれはちょっと可愛そう
結果的にSNSへの動画投稿は寸前のところで柊によって止められていたため、坪井先生が風評被害にあうことは免れます。
水越も安心してへたり込むわけですが、柊は水越に対し容赦のない手厳しい説教で畳み掛けます。
それも物凄い剣幕で。
クラスの生徒全員がビビるくらいのあまりにも激しい怒りっぷりに、水越も涙で顔をグチャグチャにしてしまうのですが、とにかくこのシーン全体の熱量がすごいんです。
結果的に未遂に終わったものの、今回水越が行おうとしていたSNSへの動画投稿という行為は、言い換えてしまうと坪井先生を社会的に殺す行為に等しいわけです。
また水越自身も傷つくことにもなり、誰も幸せにならない。
だからこそ柊は生徒というよりは一人の一人前の人間として、水越を含む3年A組の生徒全員に「考えて」「慎重に」行動することの大切さを説く訳ですが、今回の事に関して言えば、水越には情状酌量の余地が充分にあるように思えます。
水越自身も坪井先生の不器用な辞めさせ方によって深く傷つけらたのは事実ですし、何より事情を知らされていなかったわけですからね。
確かにSNSに投稿するという方法はいただけませんが、匿名ではなく自ら顔を出して堂々と告発しようとしたわけですから、ある意味正々堂々としていたとも言えると思います。
そう考えると、今回の場合は水越は可愛そうだな~とどうしても思ってしまうんですよね。
水越の演技がかなりの熱演だっただけに、なおさら可愛そうに思えてしまった部分もあるかもしれませんが。
でも今回の柊の怒りは視聴者の中にも思い当たる人がたくさんいたんじゃないでしょうかね。
ある意味タイムリーなネタだったとも言えるでしょう。
武智、お前が犯人か~!
坪井先生の疑いは晴れたものの、結局タイムリミットの8時までには犯人は名乗りでず、予告どおり柊は教室を爆破します。
ただし、隣の3年B組の教室をね。
これは金八先生への戦線布告でしょうか?
3年C組じゃだめだったんだろうか。
それはさておき。
最終的に柊はフェイク動画の依頼主が武智先生であると断定するのですが、残念ながら今回のお話はココまでで終わりです。
続きは次週デス!
今回もあっという間だったな~。
まとめ
ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」第6話「Day-6」を視聴した感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
今回から第二部・ヒーロー編開幕、ということで今度は矛先が教師陣へと向けられたわけですが、柊が犯人だと断定したのはなんと武智先生。
個人的には、そこに至るまでのプロセスで描かれた水越と坪井先生の二人の熱演が一番の見どころでしたね。
あと何かとプロレスネタで説明しようとする茅野さくらの浮世離れした雰囲気がスコ。
信じる信じないゲームについては、もう一度最初から見直す必要があると感じています。
だからもう一度見るよ
以上、ドラマ「3年A組」第6話の感想でした!
コメント