コミック「異世界おじさん」1巻感想!表紙のエルフの魅力がヤバイ

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「異世界おじさん」というマンガ(Kindle版)をついつい表紙買いしてしまいました。

 

 

表紙の可愛いエルフの女の子に吊られて。

 

しかも絵柄が好みだったから。

 

発売して間もないというのにレビューの件数も多く、概ね高評価だったから。

 

というわけで、今回はコミック「異世界おじさん」第1巻を読んだ感想について書きますね~。

 

 

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主人公は異世界帰りのおじさん

 

 

表紙のエルフの女の子が気になって買ったのに、主人公は34歳のおじさん。

 

西暦2000年、17歳のときにトラックにはねられ、その後17年間昏睡状態にあったのですが、2017年秋に奇跡的に目覚めます。

 

目覚めたおじさんはわけのわからない言葉を発し、病院にきた甥っ子・たかふみは「頭がおかしくなった」と思いますが、おじさん、うっかり異世界後でしゃべっていたらしく、今度は日本語で説明します。

 

おじさん曰く、昏睡状態にあった17年間、異世界「グランバハマル」にいたがようやく帰ってきたとのことらしいですが・・・信じられませんよね。

 

 

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異世界帰りのおじさん、すごいけど「いろいろ」残念

 

 

このおじさん、17年間異世界で冒険していたということもあり、本当に「いろいろ」とすごいんですが、「いろいろ」と残念な人でもあります。

 

魔法が使える

 

 

異世界帰りのおじさんは、その見た目に反して様々な魔法が使えます。

 

風や火を操るだけでなく、空を飛んだり、過去の記憶を見せることもできるなど、その手妻は多彩。

 

いっしゃん
いっしゃん

このギャップがなにげにカッコいい

 

かなり凄腕の冒険者だったと思われる

 

 

このおじさん、異世界では17年間ソロで冒険していたとのことですが、話を聞く限りではかなり凄腕の冒険者だったと思われます。

 

  • 魔炎竜を凍神剣を使わずに単独で討伐
  • 収納魔法が使え、カッターナイフ代わりにドラゴンを殺せる短剣を甥っ子に無造作にわたす
  • 異世界では城が建つほどの価値の希少な指輪を保持している

 

いっしゃん
いっしゃん

かなりレベル高そう

 

おじさんはガチのSE●A信者!関心は「ゲームハード戦争」

 

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17年間昏睡状態にあった異世界おじさん、実はガチのSE●A信者。

 

そんなおじさんが昏睡状態から目覚めて真っ先に気にかけたのは「ゲームハード戦争」の結果です。

 

おじさんのいうゲームハード戦争とは

  • 「セガサターン」
  • 「プレイステーション」
  • 「ニンテンドー64」

が全盛期だったころを指します。

 

17年間の昏睡から目覚めて気になるのソコ?と思わず突っ込まずに入られませんが、おじさんにとっては最重要事項。

 

SE●Aがゲームハードから撤退したことを知ったおじさんは、苦痛のあまり魔法で自らの記憶を部分消去してしまいます。

 

いっしゃん
いっしゃん

私もセガサターン派だったので実は共感できる

 

マイノリティーのおじさんの悲哀がすごい。

 

 

ツンデレなど知らん!女心にうとすぎる

 

 

おじさんが異世界へと旅立ったのは2000年。

 

まだツンデレの概念が一般化されていない時代だったため、おじさんはツンデレの概念を知りません。

 

それに輪をかけるように人の心の機微に鈍感で、特に女心にはめちゃくちゃ疎い。

 

だから異世界で出会った世話焼きエルフの心情を察することができず、次々と立ったフラグを次々とぶっ潰していきます。

 

その酷さは、魔法で様子を見せられた甥っ子・たかふみが激しく身悶えるほど。

 

いっしゃん
いっしゃん

もちろん、私も身悶えました

おじさんの最も残念なところであり、最も愛すべきところでもあります。

 

 

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エルフをはじめとする女性キャラの魅力がヤバイ

 

 

私がコミック「異世界おじさん」を購入するきっかけとなった表紙に登場するエルフ。

 

表紙を飾っているわりには、登場する出番はさほど多くありません。

 

しかし、少ない登場回数であるにもかかわらず、そのエルフの残すインパクトはとてつもなく大きい。

 

典型的なツンデレキャラなのですが、その登場のしかたが反則級に魅力的なんですよ。

 

しかし女心に疎いおじさんにはそのエルフの魅力がまったく伝わらない。

 

いっしゃん
いっしゃん

そこがまたいい

他にも、ずっと氷の部屋に引きこもり続ける「氷の一族」の末裔・メイベルのイベントもスルーするだけでなく、おじさんらしい「斜め上方向」のアドバイスを与える話は本当に残念!

 

だけど面白い。

 

現実ではたかふみの中学時代の元同級生・藤宮というメガネツンデレ女子が登場します。

 

彼女はたかふみのことが好きなのですが、たかふみはそのことには全く気づいておらず「100%ないよ」「友達だよ」と断言。

 

異世界でのおじさんとエルフの関係にそっくりです。

 

いっしゃん
いっしゃん

たかふみ、しっかりとおじさんの一族の血を受け継いでますね

 

とにかく、この「異世界おじさん」に登場する女性キャラクターはあなどれない。

 

この魅力、ハマる人にはとことんハマるでしょうね。

 

 

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まとめ ~「異世界おじさん」表紙買いしてよかった~

 

異世界おじさん 1 (MFC)

 

コミック「異世界おじさん」第1巻を読んだ感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?

 

異世界から戻ってきた後の世界を描くという独特の切り口と、しっかりと書き込まれた力強い絵柄、そして魅力的な女性キャラ、個人的にそのどれもが見事に「どストライク」にハマりました。

 

現実世界でのおじさんと甥っ子の暮らしぶりも妙なリアルさがあり、今後この二人がどのように過ごしていくのかとても興味深くもあります。

 

また、それ以上に気になるのが異世界でのおじさんの様子とエルフ。

 

異世界と現実世界の両面から描かれる「異世界おじさん」は本当に魅力的な作品だと思います。

 

久しぶりに表紙買いしたけど、面白い作品で本当によかった!

 

 

2巻も期待してますよ!

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