シティーハンター外伝「伊集院隼人氏の平穏ならぬ日常」のコミック第1巻が2019年1月19日に発売されましたね。
Amazonでついつい表紙買いしてしまいました。
伊集院隼人とは海坊主のことなのですが、今回はシティーハンターの外伝ということで、海坊主の日常を描いた作品となっています。
凄腕の傭兵・ファルコンこと海坊主が新宿でどのような日常を過ごしているのか?
シティーハンターという作品を知る人なら誰でも気になると思うんですよね。
というわけで今回は、
「伊集院隼人氏の平穏ならぬ日常」
第1巻
を読んだ感想について書きますね~。
やわらかいタッチで描かれた海坊主の日常にほっこり
コミック「伊集院隼人氏の平穏ならぬ日常」は、原作者の北条司先生はキャラクター原案にとどまり、実際にこの作品を描いているのは「えすとえむ」先生です。
「えすとえむ」先生がの特徴であるやわらかいタッチで描かれた海坊主は、驚くほど違和感がありません。
新宿で喫茶店「キャッツアイ」の名物マスターとして地域にしっかりと溶け込んでおり、普通に買い物もすれば、お年寄りには親切にする。
女子高生たちには「一緒に撮ろう」とスマホで一緒にカシャ。
ちょっとしたイジられキャラとして、しっかりと定着している様子がとても微笑ましいんです。
ほっこり
ときどき本気モードも見せるよ
喫茶店「キャッツアイ」の名物マスターとして、すっかり地域に溶け込んだ海坊主には、なぜか様々な人たちからの相談ごとが持ち込まれます。
- 猫を探すのを手伝ってほしい
- あるホストをギャフンと言わせたい
- 子供のボランティアを見守ってほしい
殺しの依頼ではなく、あくまでも日常の中での相談ごとばかりなのですが、その中でときどき本気モードを見せるんです。
とはいうものの、決して物騒なものではなく、ちょっと笑えるところがあり、あくまでも日常生活の中で発揮する本気モードにとどまっているところがちょうどいいんですよね。
「子供食堂」にちょっと感動した
子供のボランティア活動を見守るお話の最後で、海坊主はかねてから考えていた試みを実行します。
それは「子供食堂」。
核家族化や少子化が進み、共働きや片親の家庭が増える中、ひとりでご飯を食べる子供が増えていることを憂慮した海坊主。
とにかく誰かと一緒にご飯を食べられる場所を作りたいということで、喫茶「キャッツアイ」の第2・第4土曜日の夕方に「子供食堂」を定期的に開くことにするんですね。
子供ひとりでご飯を食べさせない、という海坊主の考えは本当に素晴らしいと思います。
感動した
獠や香は出てこない(今のところ)
1巻を見た限りでは、冴羽獠や槇村香、野上冴子といった本編で登場する人物たちの登場はありません。
とはいうものの、今回の第1巻では冴子にあこがれて新宿で警察官になった婦警も登場するエピソードもあるので、会話の中では彼らの名前はちょいちょい登場するんですよね。
だから話が進めば、そのうちチョイ役で登場するような気はしています。
登場が楽しみ
まとめ
コミック「CITY HUNTER外伝 伊集院隼人氏の平穏ならぬ日常」第1巻を読んだ感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
喫茶店「キャッツアイ」の名物マスターとして美樹とともに地域に密着した海坊主の日常は、まさにシティーハンターという作品の外伝としてふさわしい作品だと思います。
地域の人たちにちょいちょいイジられながらも、相談事には優しく対応、時には本気モードで実力の片鱗を見せることもありますが、全体的には至って平穏な日常がとても心地よい作品となっており、読み終わったあとの癒やされ感がすごい。
地域密着型の海坊主の「ほっこり力」な
これは2巻も買わなきゃ。
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