アニメ「彼方のアストラ」観てますか?
前回の第2話の終わりでは、通信機を意図的に壊した犯人がいることが示唆されてましたね。
今回はそれに輪をかけてミステリー色が強くなっていたものの、相変わらずのゆるゆるなコミカル展開が微笑ましくもありました。
つまり、面白かったです。
迷探偵カナタの推理
アストラ号の通信機を壊した犯人を突き止めるべく、カナタくん、迷探偵はじめました。
といっても実際には犯人推理にかこつけたメンバー紹介みたいになってましたけど。
迷探偵カナタの推理所見は次のとおり。
アリエス・スプリング
通信機が壊されたころは、俺はずっとそばにいたはずだ。
いや、着替える間は目を離したか…。
う~ん…。
今後は着替えも見るのかな
シャルス・ラクロワ
生物の知識が豊富で頭も切れる。
イケメンで料理もうまい。
何だコイツ、ムカつくな。
カナタは嫉妬した
ザック・ウォーカー
科学分野の天才。
通信機の故障を発見して報告してくれた本人だし、怪しいとは思えないけど…。
第一発見者犯人説
フニシア・ラファエリ
キトリーの妹。
まだ10歳の女の子だし論外か。
犯人が一人とは限らない
ルカ・エスポジト
手先が器用で細工を施す技術はあるが…。
あるが…なんだ
キトリー・ラファエリ
大病院の令嬢。
一番文句言ってるヤツだし、とても犯人とは思えないけど…。
クレーマーだと思ってる
ユンファ・ルー
引っ込み思案で自分を出さない。
無害そうだけど一番わからないメンバーでもある。
一番でっぱってる人でもある
ウルガー・ツヴァイク
カナタの推理所見なし。
犯人?(偏見)
みんな怪しく見えるし、誰も怪しくない気もする。
結局、ひとり疑心暗鬼に。
性格的に、誰かを疑うこと自体そもそも苦手なんでしょうね。
わからんもんはわからん
迷探偵カナタは「無事に帰り着けばいい」との結論に達し、結果、思考放棄した。
結局メンバー紹介して終わったな…。
B5班・殺処分説
通信機を破壊した真犯人がわからないまま、フニの空耳情報により今度はB5班・殺処分説が浮上。
真夜中のトイレ起っきが運命を変えた。
B5班は偶然に集まったわけでなく、なんらかの意図で集められたということ。
犯人はこの手引をしている可能性があるわけなんですけど、謎の球体のことや、通信機のないアストロ号のことを考えると、犯人自身も殺処分の対象の可能性すらある。
捨て身の犯行は危険が危ない。
シリアスキラーなうるせい奴ら
誰が犯人なのかわからない状況の中、シリアスな展開へと傾倒していくのかと思いきや、コミカルな展開は平常運転の模様…つまりゆるゆる。(ゆるゆり?)
生物系イケメン男子・シャルスは、未知の食材を使って変だけどうまそうな料理を作り、アリエスは1ミリの躊躇もなくその変なのを口に入れる…そんなほんわか空間。
シャルス・アイは、アリエス・アイがオッド・アイであることに気づき、カナタは心の中でムカツク。
アリエスの振る舞いをマネてウルガーにうざがられるカナタはうざいけどいいヤツ。
次の惑星シャムーアが見えてきたころ、操縦していたザックが「もうすぐ着陸」と報告するも、他のメンバー達は「きゃははは」誰も聞いてねえ。
『お母さんもこっち来て座ったら?』(ルカ)
『誰がお母さんだ!』(ザック)
犯人探しはどうした
殺処分問題の浮上や、真犯人問題が浮上し、いよいよシリアス展開へ突入…とはならず、アリエスの腹時計が「ぐ~」。
『すみません。もうすぐ3時なので』(アリエス)
『おやつの時間になったら鳴るの?』(キトリー)
そうなの
しかも新作おやつあるし。(シャルスの)
食べながらしゃべるアリエスは、何喋ってるかちょっとよくわからない。
どっちにしようか迷いつつもしっかり食べる姿は、完全にシャルスに胃袋掴まれてる感あるな…。
こんな調子で、なかなかシリアスな展開になりきれない、この中途半端さ。
この作品にはシリアスキラーなうるせい奴らが多すぎる。
そこが面白い
アストラ危機一髪
メテオロイドの衝突により船体に穴が空き、一気に窮地に立たされるカナタたち…悪ふざけしすぎた天罰か?
キャプテンカナタのいつもの心得は、相変わらず雑だったけど、ここ一番で即座に指示を出せる切替の早さは、さすがだった。
器用なルカの修繕作業は手際がよく、姿勢制御下手すぎユンファは可愛い…そんなユンファを助けるシャルスは『まるで社交ダンスだ』…ムカツクなこいつ。
ルカの『うざいっす!』の切り返しは見事だった。
アリエス『ダッフンダー』あざっす。
デフレクターな(笑)
惑星シャムーアへの落下時間を暗算するザックは天才すぎ。
…しかし9分は短すぎる。
ザックもカナタも打つ手なし…しかしアリエスはあきらめない。
『終わりじゃありません!食料庫の近くに予備の発電機がありました!』(アリエス)
ウルガーもケーブルドラムを見つけてくれた…残り時間8分。
カナタは迅速に指示を飛ばし、フニちゃんは待機だけど頑張る。(がんばれ)
ドジっ娘ユンファ、今度は無重力水で溺れるも、キトリーの機転で事なきを得る。
ピンチヒッター・フニちゃん
仲良し姉妹とアリエス、ウルガーで電源ケーブルを伸ばし、ルカは破損箇所を補修。
カナタは重力制御装置にケーブルを接続、シャルスが予備電源を送り、間に合った…と思いきやエラー!
船に紛れ込んだ未登録飛行生物のせいで起動ができない。
シャルスの隠しペットか?
謎の鳥は動きがすばやく、スラスター操作ではまるで追いつかない。
そこへ駆けつけたのはウルガーくん。
ルカからグルーガンを受け取ると、ルカとカナタの2人には『体を固定しろ』と指示。
ウルガーの独学射撃は一発で命中…その腕前をしっかりと見せつけてくれた。
ギリギリのところで重力制御装置が起動し、惑星に衝突する寸前でアストラ号は危機を免れた…。
話のメリハリがすごい…あのゆるゆるのんびり展開はなんだったんだ。(褒め言葉)
本物も持ってる…無敵のウルガー
カナタ達の世界では、銃は100年前に撤廃された代物。
『本物があったら無敵すね!』(ルカ)
そうですね
ウルガー、本物の銃、持ってた…つまり無敵。
誰にも心を開かず、距離を縮めようとしいない孤高の男・ウルガー。
ユンファに負けないくらい、謎が多いヤツですね。
まとめ
アニメ「彼方のアストラ」第3話「METEOR」を視聴した感想について書きました。
回を重ねるごとにミステリー要素が強まってきている感があるものの、シリアスな展開にはなりきらず、あいかわらずのゆるゆるのコミカルさに思わず顔が緩んでしまうのを感じます。
特にアリエスの腹時計の音や「ダッフンダー」は貴重。
そんな中、アストラ号の危機の際には、ウルガーが意外な活躍を見せ、新たな謎を提供する展開は、本当に絶妙だと思いました。
やっぱり「彼方のアストラ」は面白い。
次週の展開もとても楽しみです。
以上、アニメ「彼方のアストラ」第3話の感想でした!
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