我が家の猫が糖尿病になってから、はや1年と3ヶ月が経とうとしています。
一時は危なかった我が家の猫ですが、治療のかいあって、今は元気に日々を過ごすことができている状況です。
依然としてインスリン注射は継続している状況ではありますが、通院回数も月1回から2ヶ月に1回へと減り、糖尿病治療の経過は良好でとりあえずは一安心。
あとは脱インスリンに向けて、治療を重ねるのみ。
というわけで、今回は我が家の猫の糖尿病治療について、少し振り返ってみたいと思います。
病院変えたら即入院
発症してから最初の数週間は自然治癒重視の病院に通っていたのですが、一向に治る気配がありませんでした。
日に日に衰えていく猫の様子に「この病院で大丈夫か?」との疑念がわき、糖尿病の治療に定評がある病院へ診察にいったところ、その日のうちに入院。
最初の病院で受けていた治療は、はっきりいって治療と言えるようなものではなかったようで、糖尿病だけでなく、膵炎を併発し、腎臓も悪くするなど、想像していた以上に、かなり重篤な状態だったんです。
今思えば、あまりにも勉強不足でした。
退院後はインスリンの最適量を手探り
3週間の入院から退院した我が家の猫は、毛艶が見違える程よくなっているだけでなく、頭蓋骨が浮き出るほど急激に痩せていた体も少しふっくらとした様子でした。
まだまだ糖尿病治療は始まったばかりですが、この時は「ああ、助かったんだな」と胸をなでおろしたものです。
自宅に戻ってからは、インスリン注射が日課となるわけですが、その最適量がなかなか見つけられず、血糖値が安定するまでは数ヶ月以上かかることになりました。
量が多すぎると血糖値が下がりすぎてしまうし、少なすぎると一向に下がらず。
糖尿病治療って本当に時間が掛かるし難しいものなんだなぁ、とあらためて実感しました。
インスリンの最適量が見つかり平穏な日々を過ごす
インスリンの最適量を見つけ出したあとは、血糖値も安定し、猫も我が家も平穏な日々を過ごすことができるようになりました。
一番ひどい状態のときは、毛艶も悪く、急激に体重が落ちることで頭蓋骨の形が浮かび上がる程でしたが、インスリンの量が安定してからは、毛艶も良くなり、元気に走り回る様子も見せるようになりました。
体重に関しては、糖尿病にかかる以前から少し肥満気味だったので、そこはご飯の量をコントールすることで、ベスト体重をキープしている状態です。
ご飯の量に関しては本人(猫)はかなり不満があるようですが。
すべては君のためだ。
我慢してちょ。
通院回数も「月1回」から「2ヶ月に1回」へと減少
退院してからは「月1回」のペースで通院していたのですが、1年3ヶ月が経過したつい最近になり、ようやく「2ヶ月に1回」のペースへと通院回数が減少することになりました。
脱インスリンの時期についてはまだまだ未定ですが、糖尿病治療がまた一段階進んだことがとても喜ばしいですね。
病院嫌いの我が家の猫もひそかに喜んでいるかもしれません。
かくいう私自信も経済的な負担が少し減って、正直ありがたいです。
このまま順調に行けば2019年内には脱インスリンできるかな?
油断せずに今の調子を継続していきたいところです。
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