アニメ「神之塔-Tower of God-」見てますか?
今回は選別者の適性に応じてポジション分けを実施することに。
ポジション別訓練の中で勃発するアナクとエンドロシ……二人の関係に注目です。
クンはラヘルがいけ好かない
クンとラヘル……二人の相性が悪そうでしたね。
特にクン……夜に対してずっと不可解な行動を取り続けるラヘルに対し、あからさまに不信感をむき出しにしてましたね。
クラウンゲームでは夜のそばに立ち、手出ししないといいつつも、結果的には夜を危険に晒すことになりむしろ逆効果だった。
そして意識を失った夜のもとに見舞いに来たのかと思いきや、クンには自分のことは秘密にして欲しいと願い出るなど、なんだか要領を得ない……。
ラヘルがいうには夜と一緒にいるとお互いよくない、とのことだったけど……クンから見ればその理屈は独善的にしか映らない。
今のクンにとって、夜は自分にはない強さを持つ、尊敬すべき大切な存在。
そんな夜に対し、一切の理由を説明することなく見捨て、塔で再会したことをなかったことにしようとするラヘル……そりゃクンが気分を害するのも当たり前でしょ。
ラヘルにどのような理由があるのかはわからない……けれども現時点においては、ラヘルほど信用できない人物は他にはいないと思われる。
ラヘルには申し訳ないとは思うけど……個人的にはクンの感覚にこそ共感を覚えてしまうなぁ…。
逆に、ラヘルのような不信感漂う人物のあとに、ラーク様のような単純明快なキャラが出てくるとなんだかホッコリしてしまう……大丈夫、黒いカメは元気ですよ?
イケメン限定ソード
クラウンゲームの賭けに敗れた代償として、アナクの手に渡ってしまった黒の三月。
女とは口も聞きたくもない、という女嫌いな黒の三月……やっぱりアナクもまともに相手にされていなかった……。
というわけで、だったら男のシビスならどうだ? ということでシビスに黒の三月を渡したところ……残念ながら「かっこ、イケメンに限る」とのことで、しっかりと痛い目に遭わされていた……。
逆に言えば、イケメンなら誰が持ち主でもいいということなんだろうか……たとえば、クンとかハツとか……。
とはいえ、アナクが他の人間に黒の三月を手渡すとは思えない……当分夜の元へ返ってくる気配もなさそうだし……いったいどうなるんだろう?
5つのポジション
次の試練は「ポジション選別」ということで、メンバーそれぞれに合ったポジションに振り分けられていましたね。
振り分けられるポジションは【釣り師】【槍使い】【灯台守り】【捜索者】【波使い】の5つ。
【釣り師】は近距離戦闘に特化したポジションで、ランカーのユリ・ザハードや、エンドロシ・ザハード、アナク・ザハードといったザハード一族の面々が多い。
【槍使い】は遠距離戦闘に特化したポジション……愛すべきワニ・ラーク様も槍使いだったりします。
【灯台守】は情報収集や戦況の把握に特化したポジション……これはもうクンにうってつけのヤツですね。
【捜索者】は相手の動きを探り、【釣り師】の手助けをするポジション……夜チームには該当者はいませんね。
【波使い】は神之水で戦闘の補助をしたり、時には相手を制圧したりする、いわば戦場の支配者ともいえるポジション……夜はこの【波使い】に該当します。
それぞれのポジションに応じた訓練を受けることになるわけですが……各々のメンバーがどのような成長を見せるのか……興味深いところですね。
元全身黒タイツのカレンさん
前回のクラウンゲームでキレッキレの無双をしていた全身黒タイツの女カレン……今回は完全にイメチェンして普通の女の子っぽい姿で登場していましたね……ただし、眼帯あり(アスカ?)
夜と同じ【波使い】のポジションというのが少々意外だったけど……おそらく彼女の場合は身体強化に使っていたんでしょうね……。
片目の負傷の原因である夜のことは、さぞ恨んでいることだろう、と思いきや……全然そんなことはなく、むしろお互い様? みたいな感じでなんとも思ってないご様子だった。
これはこれで逆に気になるヤツ……夜達とは今後どんな絡みを見せるんだろう…?
そしてもう黒タイツは着ないのかな……今後の展開に期待しよ…。
友達9人つくろかな
シビスチームがふざけた課題を受けてましたね……友達9人つくろかな…的な?
昨日の敵は今日の友……という感じで図々しくも夜とクンに友達になろ? とお誘いをするものの……クンとしては黒の三月を奪われた手前、シビス達に対する心象はすこぶる悪い。
奪った張本人であるアナクとは絶縁したとのことだったけど……それはそれでクンのポリシーにそぐわない……さらにはハツの「ダサい」発言で完全にキレてたし。
そして残念なことにそばにいた夜も「ダサい」についてはまったく否定する気配なし……ちょっとかわいそうになってきた。
結局、友達にはなるんですけどね。
ハツとクンに関しては「友達」後もツンツンしたままだったものの……シビスと夜に関しては元々はやくから打ち解けていたこともあり、さらに仲良くなりそうな予感。
ちなみにラウレはご飯に釣られて友達になったご様子だった…チョロい。
そしてなんだかんだで、セレナも加わっているようだった……ただし、シビスからの扱いは相当にひどい……ババァってなんだ……せめておばさんにしておけ…。
勃発! アナク vs エンドロシ!
アナクとエンドロシ……二人のザハード、実は姪と叔母の関係だったんですね。
アナクが持っている【緑の四月】は元々は同じ名前の母アナクが授かったものだったわけですが……アナクの両親はいずれもザハードの姫に殺されてしまったとのこと。
エンドロシはそんなアナクのことを「偽物」呼ばわりする一方で、とても気にかける様子を見せるなど、なんだか複雑な事情を持っているようだった。
けれども、今のアナクにはエンドロシの言葉など全く響く気配もなし……なぜならアナクは両親の復讐のため、塔に存在するザハードをすべて殺すつもりでいるのだから。
母の前でニコっと笑う幼少時のアナクとのギャップがとにかく激しい……だからこそ今のアナクの憎しみの強さがひしひしと伝わってくるんですよね…。
とはいえ、エンドロシもザハードの姫だけあって、その実力はアナクにも決して劣らない……。
姪と叔母……アナクとエンドロシ、二人のザハードの対決……どちらが強いのか全く予想ができません。
まとめ
アニメ「神之塔」第6話「ポジション分け」を視聴した感想について書きました。
ラヘルの不可解な行動には、クンと同様、見ていてイラッとさせられる部分はあったものの……そんなラヘルから夜を守るように遠ざけようとするクンの善意には、多少のウソが混じったところで、全然気にならなかったですね。
また、今回はポジション選別ということで、それぞれの適性を活かす形で、各々のメンバーが振り分けられていたわけですが……夜と同じ【波使い】ポジションにあの元全身黒タイツの女カレンがいたのは少々意外でしたね。
そして意外といえば、アナクとエンドロシ、二人のザハードの姪・叔母関係……。
復讐に燃えるアナクと、アナクを気にかけるエンドロシの心情の違いがあまりにも対象的でしたね……ただしその実力はかなり伯仲……ザハードの姫はみんなこんなに強いのか…。
次回がとても気になりますね。
以上、アニメ「神之塔」第6話の感想でした!
- 第1話『BALL』
- 第2話『400分の3』
- 第3話『正解の扉』
- 第4話『緑の四月』
- 第5話『王冠の行方』
- 第6話『ポジション分け』
- 第7話『ご飯と鬼ごっこ』
- 第8話『クンの策略』
- 第9話『片角の鬼』
- 第10話『悲しみの先に』
- 第11話『潜魚狩り(前編)』
- 第12話『潜魚狩り(後編)』
- 第13話『神之塔』
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