「ワンダーエッグ・プライオリティ」7話感想!そんなに悪いママじゃない

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アニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」観てますか?

 

 

今回はふたたびリカのメイン回。

 

アル中で自己中のリカママとの複雑な家庭の事情や、そんな状況に複雑な思いを持つリカの心に訪れるほんの少しの変化に注目です。

 

 

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脱不登校

 

 

母と担任との関係が発覚した結果、なぜかアイは学校に行くことを高らかに宣言していたわけですが……どうやら本当に学校に通いはじめたみたいでしたね。

 

前回のアイの心の動きは正直なところよくわからない点があったものの……きっかけはともかく自らの意思で不登校から脱却できたのはよかったんじゃないでしょうか。

 

ただし、今回の話ではアイの学校での様子は描かれることはなく、学校に行く前のほんわかしたグループチャットのあとは、即放課後となっていた。

 

正直なところ、今回の話では前回の不可解な終わりのモヤモヤ感が少しは晴れやかになるものと期待していたんですけど……そんなに甘くなかったですね。

 

モヤモヤの原因である母と担任に関しても、今回はまったく登場なし……とりあえずペンディングということでしょうか。

 

幸い、今回の登校はアイにとってはそれほど苦痛が伴うものではなかったようで……本当に中の良い友だちができたことが、今のアイにとっては何よりも心のエネルギーになっているようでしたね。

 

 

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ママもわからないリカのパパ

 

 

今回はリカの家庭の事情についてフォーカスされていましたね。

 

リカの家庭はアイと同じく母子家庭とのこと……アイは「母子家庭ズ」と表現していましたが……リカの家庭はアイの家庭とはまた違った意味で複雑そうな感じでしたね。

 

リカのママは基本的に男性関係にだらしなく、自己中心的な性格が災いして、旦那に捨てられてしまうんですね。

 

また、それだけでなく、リカの実の父親が誰なのか……リカのママにもわからない。

 

渡された5枚の写真には父親と思われる5人の男性とそれぞれツーショットで映っていたわけですが……あの母親のことだから、この5人の中に正解があるとは限らない。

 

この状況がリカにとってはなかなかツライ。

 

アイは「いつか会える」と励ますも……今たまらなく会いたいリカにとっては何の慰めにもならない。

 

リカのママにもそれなりの事情があるんだと思う……ねいると桃恵も同様の意見を言っていましたね。

 

ただ、今のリカが聞きたいのはそんな正論ではなく……本人も言っていたように愚痴を聞いて欲しかった。そこに共感して欲しかった。

 

幸い、今のアイは母親との関係があんまりよろしくないことから、自然とリカに寄り添うことができたんだと思う。

 

リカが本当のパパに会える可能性……個人的にはかなり低いようには思うものの……できれば再会の機会がおとずれて欲しいものですね。

 

 

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スピリチュアルな戦い

 

 

今回のエッグ世界での戦いは、なんだかスピリチュアルな印象が強かったですね。

 

というのも、保護対象のエッグ少女……エセ宗教に騙されて一家心中したとのことで、発言がスピリチュアルなものばかりなんですよね。

 

そんなエッグ少女を「先生」と呼ばれるエッグ・キラーから守るべく、リカは今日も戦い続けるものの……この先生、戦闘自体はそれほど強くはないのですが、精神的なアプローチでリカの心を蝕む蝕む。

 

自己中な母親との生活は、普通の家庭環境とは大きくかけ離れたところがあり……ちえみが原因と思われていたアームカットも、リカの複雑な家庭環境が大きく影響しているようだった。

 

裏アカがリカの脱落を示唆したあたりから、おいおい、これほんとうにヤバいんじゃないの? とハラハラさせられたものの、とてもいい場面でお助け亀がいい仕事していましたね。

 

演出のタイミング的に、てっきり亀の正体、父親? とか思ったけれど、実際にはそうではなく、リカを母親としてインプリンティングされた結果、亀はリカを守ろうと体を張ってくれたんですね。

 

思わぬ形で、母の立場を実感したリカは、そこから起死回生のアイドル的な一撃で先生を見事に討伐……脱落することなく生き残ったことに少なからずホッとした。

 

 

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そんなに悪いママじゃない

 

 

リカのママ、個人的にはそんなに悪い人は思えませんでしたね。

 

シングルマザーという社会的に厳しい状況ながらも、一人で店を切り盛りして常連客をもてなす一方で、リカの誕生日にカッチカチの手作りケーキを作っていたし、娘とのコミュニケーションも積極的に取ろうとしてる。

 

年頃なリカにとっては腹の立つところも多いかもしれない……確かに母親の男性遍歴はちょっと奔放すぎると思うし、いつもアルコール臭を漂わせるのもあんまりよろしくないでしょう。

 

けれども上記のようなことは商売柄どうしても切っても切り離せないところはありますしね。

 

個人的には前回の話でのアイのママのほうがよっぽど気に入らないですね……実際アイも今のママは嫌いとはっきり言ってたし。

 

その点、リカは話の最後でほんの少しだけど、母親との距離を縮めていたように見受けられた。

 

そんなに悪いママじゃないですよ。

 

あと2~3年もすれば、リカとママの関係は大幅に改善されるように思いますね。

 

次回もとても楽しみです。

 

以上、アニメ「ワンダーエッグ・プライオリティ」第7話「14才の放課後」を視聴した感想でした!

 

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