アニメ「宇崎ちゃんは遊びたい!」観てますか?
今回でいよいよアニメ「宇崎ちゃんは遊びたい!」も最終回。
前回の思わせぶりなラストの続きや、亜美が発見したお宝情報、そして残念な朝チュンするダメな先輩後輩に注目です。
小学生か
前回の終わりぎわ、雨の中、宇崎は「もう遊べない」と言ってましたが……何のことはない、ただ単に夏休みの課題をやっていないだけだった。
事情を知らない桜井は、あまりの深刻な様子に「力になる」と先輩らしい言葉をかけるも……それを聞いた宇崎はニヤリと猫の口。
「なんでもする」と拡大解釈し、夏休みの課題の手伝いを所望する……なんでも昨年も同じ過ちをやらかしたそうで……ほんとに大学生なの宇崎さん?
遊びに夢中で課題忘れるとか、どんだけ夏休み謳歌しとんねん……小学生か宇崎ちゃん。
桜井も呆れてドアを閉めてたけれど……宇崎のくだらない言い訳を聞く内に、自然と表情が緩むあたりに、優しさが感じられましたね。
おそらくその後、二人で頑張って課題をこなしたんだと思う。
宇崎の無自覚な「ッス」最高
宇崎が普段から使っている「ッス」口調って、実は桜井の前限定だったんですね……しかも本人、無自覚のヤツ。
マスターの突然のギックリ腰により、店は急遽閉店し、マスターは桜井の運転で整骨院へ運ばれることに……巨乳お姉さんの施術うらやま。
マスターの店の乗っ取りに失敗した亜美は、宇崎と一緒に店内清掃……そして店のサービスでコーヒーブレイク。
いちゃつい……とまで口を滑らせながら、亜美は、宇崎から桜井との初めての出会い話を聞き出すのですが……宇崎の母・月と同じく、当時の宇崎は桜井のあまりの目つきの悪さにビビりまくっていたんですね。
でもその後間もなくして、桜井の真面目で優しく、面倒見のいい側面を知ることとなり、それからは仲の良い先輩後輩の関係となるんですね。
ただ、今のように一緒につるむようになるには、また時間が空くわけで……そう考えると、宇崎と桜井の関係はそこまで長いわけでもなく、決して深いとも言えない。
とはいえ、今の宇崎と桜井は事情を知らない人からみれば、付き合ってるようにしか見えない。
人間観察(人間視姦?)に長けた亜美は、そんな宇崎の口調の変化に気づくんですね。
宇崎がよく口にする「ッス」は、桜井の前でしか口にしない……亜美はこれを「意識的」にやってるものと思っていたけど……この事については宇崎自身も自覚しておらず、知らされたときはひどく赤くなり狼狽してた。
宇崎ってときどき「素」丸出しで恥ずかしがる時があるんですけど……今回のは過去最高レベルの羞恥だったように思う。
逃げるように店から立ち去る宇崎に対し……亜美の反応は上々だった。
亜美にとって、この事実は地雷ではなくお宝案件……いつか宇崎は亜美に洗いざらい吐かされることになるんでしょうね。
酔うとダメになる先輩・後輩
宇崎と桜井が宅飲みしてややこしいことになってましたね。
酒の上での失態には定評のある宇崎さん……桜井を酔わせて失態マウントを取ろうとして、榊アドバイスの元、桜井ん家に押し掛ける形で宅飲みを敢行する。
当初は亜美も食いついてきたけど……前回のチャイナドレスの一件で、宇崎は亜美を危険視している……マスターもちょっと心配してるぞ。
榊のアドバイスを着実に実行し、桜井はみるみる内に酔っ払う。
酔っ払った桜井は頭が回らず、ウソもつけず、とにかく無防備になってしまう……そんな桜井をイジって遊ぶ宇崎は本当に悪い後輩だ(ウソ)
でも酔っぱっぱーな桜井の正直な言葉は、宇崎に大きな勘違いを招いてしまう。
桜井の「好き」に過度に反応した宇崎は……現実逃避するかのように、次々と酒を空けていく……実はこの「好き」は「宇崎の料理」のことなのですが……時すでに遅し。
ぐるぐると目を回すほど酒を飲んだ宇崎は、予想通り酔いつぶれる。
そんな事態を想定してたのか、様子を見に来た榊の判断は今回とても正しかった……榊って面倒見かなりいいな。
桜井を布団に移し、宇崎にも布団で寝るように指示すると、玄関の鍵を閉めて「いい夢見ろよ」と去っていく……こんなできた友達なかなかおらんで?
酔った先輩と後輩はお互いに大事なことを思い出せず……気がつくと同じ布団で朝チュンしてた……もちろん二人の間には期待するような過ちイベントは発生してない。
とにかくこの二人は、どっちも酒飲むとダメになる。
亜細親子はめんどくさい
桜井と宇崎の朝チュン事件……亜細親子にとって、これほど美味しい話題はなかった。
朝チュン後、律儀にバイト先に顔を出した宇崎と桜井……事情を細かく説明しだすも……宇崎の「同じ布団」発言にめちゃくちゃ食いついてきた。
聞き逃したフリをしつつ、店は「閉店」、賄賂のケーキを差し出すと、もう一度同じ説明を求めてた……なんだこの親子。
マスターも心のなかで「ヤッたのか?」などと明け透けもない感想を漏らしてた……その血は娘にも受け継がれてる。
呑みすぎた桜井はいくら記憶をさかのぼっても異世界サメ映画の内容しか出てこない……一方で、宇崎のほうはというと……実はほぼほぼ覚えてる……「好き」もバッチリ覚えてる。
その事については誰にも話すつもりはないらしく……亜細親子もうっすらと察するにとどまっていた。
ただ、亜美の追求は手厳しく……桜井は断固として「何もしてない」と言い張るも……亜美は「ヤッてない」ことが問題だと、逆に桜井を説教してた。
その場にいなかった口惜しさから、血涙まで流してたな(笑)
人間観察を趣味とする亜細親子に捕まると、こうも面倒くさいことになってしまうのか……。
またの機会に期待したいです(笑)
夏休み後もずっと一緒
夏休み終了に伴い、宇崎はこの世の終わりのような顔をしてましたが……桜井のある一言で完全に元気を取り戻していましたね。
夏休み最終日まで、夏休みが終わることに気づかなかった宇崎花(20歳)
彼女はショックのあまり、次の冬休みまで眠ると宣言したものの……無気力な中、なんとか頑張って大学まで通ってた。
学校で会った桜井の反応は至って平常運転で……夏休みの余韻が抜けない宇崎に対してもいつもどおりそっけなかった。
終わってしまった夏休みを惜しみ続ける宇崎だったけど……桜井の無自覚な一言「夏休みが終わっても、ずっと一緒」という言葉に一気に顔を赤くしてた。
うれし恥ずかし無言色っぽい宇崎の赤い顔を見て……桜井はようやく自分の発言内容に気づく。
必死に言い訳をするも、その後はずっと宇崎のターン……いかにもこの二人らしいやり取りに周りはきっと、「バカップルめ」と嫉妬の視線を向けていたことと思われます。
この続きはぜひとも第2期で見たいものですね。
まとめ
アニメ「宇崎ちゃんは遊びたい!」第12話(最終回)「宇崎ちゃんはもっと遊びたい!」を視聴した感想について書きました。
今回の第12話を持って、アニメ第1期も最終回となったわけですが……宇崎の程よいエロと快活さには、見ていていつも元気づけられるものがありましたね。
また桜井との他愛もない普段の会話や、時折見せる羞恥の表情、素の反応は、友達以上、恋人未満の絶妙な距離感の美味しい部分と、気のおけない先輩後輩の関係性が絶妙にマッチしていたように思います。
登場人物はそれほど多くはないけれど……喫茶亜細亜のマスターと亜美や、大学の同期の友達・榊……そして宇崎の母の宇崎月といった面々は少ないながらもしっかりとインパクトを残してた。
これはもう第2期作るしかないでしょう(頼む)
次回がとても楽しみです!
以上、アニメ「宇崎ちゃんは遊びたい!」第12話(最終回)の感想でした!
- 第1話『宇崎ちゃんは遊びたい!』
- 第2話『マスターは垣間見たい!』
- 第3話『亜細親子は見守りたい!』
- 第4話『連休は一緒に遊びたい!』
- 第5話『親友におせっかいしたい!』
- 第6話『夏だ!海だ!きもだめしたい!』
- 第7話『猫カフェと居酒屋で遊びたい!』
- 第8話『二人で花火を見上げたい!』
- 第9話『宇崎月はときめきたい?』
- 第10話『鳥取で遊びたい!』
- 第11話『桜井も遊びたい?』
- 第12話『宇崎ちゃんはもっと遊びたい!』
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