アニメ「スーパーカブ」観てますか?
今回もまた小熊の「はじめて」がいろいろと詰まったお話です。
はじめてのバイト、はじめてのオイル交換、そしてはじめての雨……などなど見どころが満載ですよ。
カブを活かした夏のお仕事
小熊がカブを活かした初めてのアルバイトは、学校の機密文書の輸送……礼子いわく「クーリエ」だった。
作中の年代設定が少し古いのかな? とも思ったのですが、小熊の免許の日付を見たところ、免許の次回更新が2024年になっていたことから、むしろ放送日時よりも少し進んどる。
学校教員の共同研究ということで、メールでの文書のやりとりは厳禁なのかもしれませんね。
ただ、それだけの機密文書をイチ生徒だけに運ばせるというのは学校としてはどうなんだろう……と思わないでもないけれど。
ともあれ、今の小熊にとってこれ以上のお仕事はないといえるでしょうね。
仕事を受けるかどうかを決める前に、実際に走って確認してしまう慎重さ。
また少ない生活費の中から、バイトのために靴と腕時計も新たに購入……そして前の日の晩はすぐに出発できるようジャージのまま布団に入る。
小熊のこの真摯さに好感度が止まらない。
輸送は往復で約1時間半……それを一日二往復。
カブに乗ってまだ間もない小熊にとっては、そこそこチャレンジングな距離かもしれませんね。
とはいえ、景色の美しい田舎道は走っているだけでも楽しい。
アニメではそんな景色がとても美しく描写されているものだから、見てるこちらも無性にバイクに乗りたくなってくる。
幸い、お届け先の甲府一高の先生も若くて感じのいい先生だったし、何より1往復二千円というバイト料は今の小熊にはありがたい。
粛々と仕事をこなし、カレンダーに斜線が引かれていくだけの描写がここまで尊く感じられるとは。
アニメ「スーパーカブ」の日常描写にはつくづく恐れ入りますね。
カブを活かした夏のお仕事……小熊にとっては忘れられない夏の思い出になったんじゃないでしょうか。
はじめてのオイル交換
スーパーカブを買ってからはじめてのオイル交換をしていましたね。
オイル交換をしてもらうべく、久しぶりにシノさんのお店に寄るのですが……ヘルメットを外して頭を振る小熊の様子は、もう一端のバイク乗りの雰囲気が出てましたね。
個人的には久しぶりのシノさんの登場にちょっとテンションがあがりました。
それにしても相変わらず他に客はいないのな……このお店、ほんとに大丈夫なんだろか?
そしてまたしても初回サービスということで、初めてのオイル交換での小熊への請求額は500円……自転車のパンク修理よりも安い。
もうほとんど道楽ですよね……商売する気が感じられん。
でも、シノさん的には小熊がこうしてオイル交換しにきてくれたことが嬉しいのもあると思うんですよね。
小熊の丁寧な運転は、交換したオイルにも如実に現れていたようで……あまりにもきれいすぎる廃オイルに、逆の意味で心配しているようでもあった。
夏のバイトをはじめてからは、走行距離もみるみるうちに増えていき、3回めのオイル交換はシノさんの勧めもあって、小熊自らチャレンジしていた。
あまりの非力さにレンチひとつ回せず早々に息切れしてましたが……はじめての自分自身でのオイル交換も無事完了。
小熊はカブのこととなると、ほんと前のめりになりますよね。
オイルで汚れた手を見て、満足そうな小熊の笑顔がとても印象的でした。
はじめての雨の洗礼
バイクに乗る時の一番の敵はやはり「雨」でしょうね。
特に夏場はにわか雨に遭遇する可能性も高く、ある意味カッパは必要不可欠ともいえる。
雨の時にバイクに乗ると、それこそパンツの中までもれなくビショビショになりますからね……。
そして今回、小熊もバイト中にビショビショになっていた。
幸い、風邪を引くような事態にはならなかったものの、このはじめての雨は小熊に6,000円の出費を決意させるには十分な威力があった。
購入したレインコートで雨を防ぎ「ざまあみろ」……またひとつ小熊の新たな一面を見られた気がする。
礼子の家
小熊がはじめて礼子の家を訪れていましたね。
小熊が一月半にも及ぶ夏バイトを無事にすべて達成したころ、礼子は礼子で「近くて遠い場所」へ行っていた。
夜にかかってきた礼子からの突然の電話……以前の小熊だったら確実にこの誘いを断っていたでしょう。
けれども、今の小熊はカブさえあればどこへだって行けることを知っているし、もっと遠くへ行きたいとも思っている。
そして小熊が訪ねた礼子の家は……別荘と思しきおしゃれなログハウスだった。
いかにも金持ちそうだな……礼子の充実したカブ装備もうなずける。
ラフなタンクトップ姿で出迎えた礼子も、学校とは少し違った印象を受けた。
礼子はいったいどのような夏を過ごしたんだろう。
次回がとても気になりますね。
以上、アニメ「スーパーカブ」第4話「アルバイト」を視聴した感想でした!
コメント