歌手の松山千春さんが、千歳空港の旅客機の中でとった行動が話題になっていますね。
最近の有名人、著名人のとった行動はネガティブなものが多いですよね。
不倫とか、
不倫とか、
あと不倫とか。
そんな中で起きた今回の松谷千春さんの行動は全然違いますよ!
気になる方は記事本文へどうぞ!
きっかけは出発時刻の大幅な遅延
夏のUターンラッシュがピークとなった2017年8月20日。
千歳空港を午前11時55分に出発する予定だったANA機(伊丹行きANA1142便)の大幅な遅延が発生。
原因は「保安検査場の混雑」。
あらかじめ出発予定時刻を午前11時55分から12時40分に遅らせていたものの、それでも保安検査場を通過できていないお客様が数十名も残っていたそうです。
相当な混雑ぶりですよね。
後続便には空席がないため、全乗客が揃うのをひたすら待つことに
8月20日はUターンラッシュのピークのため、いつものように次の便の空席に振り替える、なんてこともできず、すべてのお客様を待たざるを得ない状況だったようです。
あらかじめ遅らせていた出発時刻をさらに過ぎても、いつ出発するのかわからない状況では、乗客のストレスも相当なものでしょうね。
やっぱり苛立つよね
保安検査場で混雑した状況も嫌なものですが、すでに機内に乗り込んで待たされ続けるのもやっぱり苛立ちますよね。
早く帰ってゆっくりと休みたいでしょうし、次の日から仕事の方もいらっしゃることでしょう。
松山千春さん登場
そんな苛立ちを募らせた機内で、マイクで語りかける声が。
その声の主は歌手の松山千春さん。
偶然にも同じ機内に乗りあわせていたようです。
機内の搭乗口付近に立って、乗客にマイクで語りかけた声だったんですね。
代表曲「大空と大地の中で」を熱唱!
松山さんは乗客にマイクで語りかけた後、自身の代表曲「大空と大地の中で」のワンフレーズを熱唱!
そして次のように語りかけたようです。
「皆さん、お待たせして申し訳ございません。
北海道出身の松山千春です。
大変ですが旅は道連れ、保安検査場未通過の人も関西に帰ろうと一生懸命頑張っています。
もう少し我慢して下さい。
皆さんのご旅行と人生が素晴らしいものとなるよう祈ってます」
拍手に包まれる機内
松山さんの機転をきかせた対応に、機内は他の乗客たちの拍手に包まれたそうです。
この松山さんの対応により、乗客のみなさんの記憶が「苛立ち混じりのいやな記憶」から「素晴らしい思い出」へと変わったんですね!
なぜこのようなことが起きたのか?
では、なぜこのような素晴らしい出来事が起こったのでしょうか?
ANA広報部によると、松山さんから次のような申し出を受けたようです。
「俺からお詫びして和ませるからマイクを貸してください」
申し出を受けた乗客乗務員は機長に確認を取り、松山さんの提案を了承。
機内のマイクを松山さんに渡して、今回のサプライズにつながったそうです。
「松山さんの善意の提案」と「機長の判断」がなければ今回のようなことにはならなかったわけですね。
松山さん、ありがとう!
とにかくひとつ言えることは、
「松山さん、ありがとう!」
ということです。
実際、なかなかできることではありませんよ、これ。
松山さん自身も待たされてイライラする立場にあるだけでなく、有名な歌手でもあるわけですよね。
夏季休暇のUターン目的ではなく、仕事に向かう途中なわけですから、気持ちの余裕を保つのも一苦労だと思うんです。
ふつうに考えると、イライラしながら待ち続けるしかないのかもしれませんが、松山さんの場合はみんなのためにできることをする、という選択をしたんですね。
あと、松山さんの場合、本当に実力のある歌い手さんだからできるのであって、普段から口パクばかりのアーティストでは絶対にマネできないですよね。
その後、1時間8分遅れの13時3分に出発
そんな松山さんの神対応のあと、ANA機(伊丹行きANA1142便)は1時間8分遅れの13時3分に無事に千歳空港を出発。
松山さんはというと、大阪のラジオ局の生放送に出演されたそうです。
「松山千春のON THE RADIO」(NACK5制作)
夜21~22時放送の松山千春さんのレギュラー番組です!
まとめ
松山千春さんによる千歳空港での神対応、いかがだったでしょうか?
今回のことについて、ANA広報部はこう述べています。
「保安検査場の混雑により、当該便の出発が遅れましたことをお詫びいたします。
このたびの松山様のご厚意に感謝申し上げます」
ピンチをチャンスに変える、というわけではありませんが、今回のようにネガティブな気持ちをポジティブに変えてくれるニュースは、なんだかいいもんですね。
でも検査場で待たされた人たちは・・・。
悪いことばかりじゃありませんから!
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