アニメ「魔王学院の不適合者」8話感想!母の剣と父の剣

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アニメ「魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」観てますか?

 

 

今回はアノスとレイの決勝戦……個人的には「神回」といっても過言ではない素晴らしい展開だったと思います。

 

 

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最高の決勝戦

 

 

アノスとレイ、二人の決勝が最高でしたね。

 

決勝戦だけは特別ルール適用とのことで、二人には吸魔の円環なるものが腕にはめられるのですが、その裏ではアノスに大きなハンデが与えられていたんですね。

 

円環への魔力供給が途絶えればレイの母の根源が滅び、レイに勝つと契約の魔剣でレイの根源が滅ぶという……そんな下劣極まりないハンデ。

 

一方、レイの腕輪には何の仕掛けも施されておらず、皇族派からはできるだけ粘れと指示が出ている。

 

つまり、レイ親子を利用してアノスを殺しにかかっきてるということか……といってもアノス本人は至っていつもどおりの様子でしたが。

 

でもレイのプライドはそのハンデを許さなかった。

 

自らを傷つけ、わざと契約の魔剣を発動……残された僅かな時間を、アノスとの勝負に賭けてきた。

 

しかも勝つつもりでですよ……鷹の心はやっぱり鷹……あまりにもレイらしい振る舞いですよね。

 

もう皇族派も、自分の命も、母の命も、関係ない。

 

純粋な二人の決勝戦は、目にも留まらぬ剣戟の嵐……双方から飛び散る血飛沫がお互いの力量を物語る。

 

ほんといい勝負だわ。

 

そして最後はアノスの腕が飛び、レイの胸に剣が突き立つ……まさに壮絶な決着だったと思います。

 

 

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メルヘイス、お前もか

 

 

今回、裏で手を引いてたのは、七魔皇老メルヘイス……やっぱりお前もか、という感じでしたね。

 

吸魔の円環でアノスの魔力を半減化し、次元の牢獄に誘い込み、二人の七魔皇老も加勢するなど、アイヴィスに負けないくらい用意周到……メルヘイス、いい仕事しよる。

 

さらには、かつてアノスが世界を分断した大魔法の一部を牢獄内に保管するなど、その計画の遠大さには頭が下がる思いがした。

 

けれども、二人の七魔皇老は生きてたレイがあっさり首斬り……この二人、ほんとに七魔皇老? あまりにも弱すぎる。

 

レイの契約の魔剣については、アノスの剣で解除済み……とはいえ、まだ母親が人質に取られている事もあり、状況的に不利なことには変わりない。

 

アイヴィスの時に比べると、メルヘイスはかなりいい線行ってるなぁ。

 

だからといって、決して許される行いではないですよね。

 

 

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母さんの剣

 

 

レイの母、シーラの精霊剣には涙せずにはいられなかった。

 

アノスの全魔力を込めた魔剣も、メルヘイスの用意周到な罠を突破するには至らず……そこで母は息子のために命を懸ける。

 

最後の力を振り絞って自ら息子の剣となる。

 

激しい魔力が渦巻く中、優しいメロディとともに母と息子の懐かしい思い出が蘇る……何この演出……ずっこいわ。

 

泣きながら笑うレイの姿に、たまらずもらい泣きしてしまう。

 

レイは成長した自分の力を母の剣でしっかりと見せ……母は息子の成長を喜びながら、ゆっくりと姿を消していく。

 

ああっ、今回ばかりはさすがのアノスでもアカンのか……と絶望したのですが。

 

まだ泣くのは早い、親孝行させてくれる、とアノスは力強く断言してくれた。

 

これは嬉しいほんと嬉しいマジ嬉しい。

 

もうとにかく、この可愛いお母さんを全力で助けてあげて欲しい、と思わずにはいられなかった。

 

 

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アヴォス・ディルヘヴィアですか?

 

 

アヴォス・ディルヘヴィアらしき人物が出てきてましたね。

 

といっても仮面をかぶり、一言も喋らなかったので、かなり微妙なところでしたが。

 

レイの放った母の剣の一撃は、魔力以外の何かが宿り、空間を斬り裂き、メルヘイスの顔に消えない印をつけていた。

 

一方、転生したてのアノスは本来の力の一割も出せないとのことでしたが、今回のメルヘイスの策略が、逆にアノスの根源を叩き起こしてしまう……結果、アノス様さらに強くなってた。

 

回避不可避の魔剣で理ごと斬られたメルヘイスは、苦し紛れの抵抗を試みるも……最後は額を刺されて、アヴォス・ディルヘヴィアによる隷属状態から解放されていた。

 

といっても、メルヘイスの場合、操られていたのはごく短期間ということで、以前に涙の再会をした時のメルヘイスは正常状態だったらしい。

 

その割には随分と周到な策を巡らせていた気もするけど……メルヘイスって七魔皇老の中でもかなり有能なほうなのかも。

 

一方で、同じ七魔皇老のガイオスとイドルは根源を乗っ取られていたとのこと……もう二人とも七魔皇老おやめになったらいかがでしょうか。

 

そして唐突に登場したのが、アヴォス・ディルヘヴィア、らしき人物。

 

次元の牢獄に外部から干渉して侵入してきたことから、メルヘイスがかなり驚いていましたね。

 

おそらく七魔皇老レベルでは歯が立たない力を持っているのでしょう。

 

ただ、今回はほんとただ出てきただけだったので、結局何もわからんかった……たぶん男だとは思う。

 

 

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父の剣で親孝行するアノス様

 

 

父の作った魔剣で、アノスが最高の親孝行をしていましたね。

 

レイに勝利して勝ち名乗りを上げるアノスは、各地に魔法放送される中、大々的に父の魔剣を褒め称えるんですね。

 

魔力ではなく、想いと何かが宿る剣……アノスにしては珍しく、かなり大げさな言葉での親孝行……もうお父さん漢泣きですよ。

 

父は父でアノス自身の実力であることは重々承知してはいるのですが……そんな息子の言葉だからこそ嬉しくてたまらんのでしょうね。

 

実は、このアノスの言葉にはもう一つの意味が込められていたんですね。

 

それはレイの母親の知られざる「伝承」とつながるのですが……アノスは魔剣大会の中でその事にうっすらとですが気づいていたんですね……あのおろかな兄妹も役に立つことがあるんだな。

 

剣の伝承を大々的に知らしめることにより、レイの母の根源は力を取り戻すことができた。

 

そしてレイの母は無事、蘇生魔法で復活した……嬉しすぎるわこの展開。

 

アノスは一足先に親孝行していましたが……レイの親孝行はこれから始まる、というわけか。

 

レイの母も息子の成長をこれからも見届けられるということで……もうコレ以上何も言うことはございません。

 

 

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サーシャのお仕事

 

 

ここしばらく姿を見せてなかったサーシャ……思わぬところで出てきてましたね。

 

いつもとは違う装いに身を包んだサーシャさん……実は優勝者への剣の授与という大役を授かっていたんですね。

 

照れくささのあまり、雑に剣を渡そうとするも、アノスの注意を受け、形式に沿って剣を授与……ほっぺにチューとか相手によるよね。

 

アノスファンユニオンが愕然とする様子が妙に気の毒だったなぁ……。

 

サーシャは絶対にアノスが優勝すると信じていなければ、おそらく引き受けることはなかったでしょうね。

 

久しぶりのツンデレも悪くなかった……サーシャはいい仕事をしたと思う。

 

一方、妹のミーシャはというと、かすかに微笑みながら「楽しかった?」と出迎える……姉もいいけど妹もいい。

 

これからも姉妹仲良く頑張ってほしい。

 

 

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まとめ

 

今回はアニメ「魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~」第8話「二人の決勝戦」の感想について書きました。

 

まさにタイトル通りの「二人の決勝戦」は、七魔皇老メルヘイスの卑劣な罠がありながらも、レイが誇り高い決断をしたことで、あらゆる意味で最高の結果をもたらしていたように思います。

 

中でもレイの母が剣に姿を変えるシーン……素晴らしい演出の甲斐あって、涙せずにはいられませんでしたね。

 

また、あらゆる理不尽を力ですべて解決してしまう、アノスの強引さも痛快だったし、父の剣を褒め称えての親孝行も最高だった。

 

次回もとても楽しみですね。

 

以上、アニメ「魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~」第8話の感想でした!

 

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