アニメ「魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」観てますか？
今回はアノス・ファンユニオンが熱い。
ファンユニオンの頑張りと、外道エミリアの因果応報……そしてアノスとレイ、二人の母親に注目です。
緊張感ゼロの1回戦
アノスの魔剣大会1回戦目……前回大会覇者相手でも緊張感はゼロでしたね。
アヴォス・ディルヘヴィアの動向を伺うべく、アノスはギリギリまで棄権するかどうか迷っていたわけですが、父製魔剣を受け取ったからには、親の喜ぶ顔が見たい。
相手は皇族教師エミリアの兄ということもあり、それなりの因縁が生まれるのかと思いきや……アノス・ファンユニオンの皆さんによる応援歌がバックに流れるものだから、全然緊張感が生まれない。
そしてアノスは宣言通り1分で倒しきっていた……でもアノスの場合、1分は長いほうだと思う。
混血差別が蔓延する会場においても、父と母が見守る中での初戦突破は、それなりににぎやかなものがあり、母は喜び、父もアノスの言葉で涙するなど、しっかり親孝行を果たしてた。
一方、兄が敗れたエミリアは憎々しげな顔をしながら全力でアノスを逆恨み……誰だ、こんなヤツを教師にしたのは。
一触即発なアノスとレイ
アノスとレイ……一度剣を交えて意気投合し同じ班になった二人でしたが、今回の魔剣大会ではレイは皇族派としての出場ということで、アノスとは敵対関係になってしまうんですね。
しかもレイはアノスを「殺す」と宣言……アノスは「命をかけろ」と返した直後。
レイは剣でアノスに斬りつけ、アノスはレイの心臓を抉ろうとする……「魔王学院の不適合者」ってすぐ命のやりとり始まっちゃうのな。
とはいえ、このやりとりでアノスはレイの事情を察する……なにせレイは母親のために命を懸けてますからね。
精霊病はアノスでもムズイ
レイの母親の精霊病……アノスのかかれば一発やろ、と思ってたけど全然そんなことなかったですね。
レイの母親はミサと同じ半霊半魔……つまり純血であるレイとは血の繋がりがないんですね。
そして精霊病は精霊特有の病気ということもあり、精霊と魔族とではそもそも根源そのものが違う……ゆえに魔王アノスでも一朝一夕には治せる代物ではないんですね。
ヤバイ、レイ母の死亡フラグが立っちゃったか？
とりあえずの延命措置として、同じ半霊半魔であるミサの根源を分け与えることにするものの……残念ながらこれでは根本的な解決にはならない。
精霊の命の源は人の噂、つまり伝承されること……ただ半霊半魔の伝承となるとその数は著しく減り、なおかつ本人ですら伝承の内容を知らないというのはかなり致命的なんですよね……。
このお母さん、レイのことをとても大事にしてるのがよく伝わってくるだけに、なんとか生き延びて欲しいですね。
ミーシャとサーシャの一件があるだけに、余計にそう思ってしまう。
何より、母が完治して喜ぶレイの姿が見たい。
クズ教師エミリア vs アノス・ファンユニオン
エミリアとファンユニオンの戦いが胸熱でしたね。
兄の敗北で逆恨みしたエミリアは、アノスの魔剣を母親から騙し取るべく、くだらないウソをつくのですが……アノス母はとくに他意なくやんわり拒否。
一方、ファンユニオンのみんなは、エミリアのウソに最初から懐疑的だったわけですが……一応これでも担任なので、とりあえず我慢していたのでしょう。
アノス母の拒否にキレたエミリアは、今度は実力行使ということで、殺意満々の魔力を放つ……その威力がまぁえげつない。
ファンユニオン全員で張った防御結界も破られるくらいですからね。
ただ、ここからのファンユニオンの頑張りが尋常じゃなかった。
アノスの大切な母を守るべく、全員一丸となってエミリアの攻撃を防ぎ続けるんですよ……しかもアノスの応援歌を歌いながら。
さらに逆上したエミリアはその口を黙らせるべく、さらに魔法の火力を上げ続け……最終的にはファンユニオンの子らすべて焼き尽くす。
まさに外道・オブ・外道。
とはいえ、最後の最後まで立ち向かい続けたファンユニオンは、本当に勇敢だったと思う。
魔王アノスをキレさせた結果
外道エミリアに対し、アノスが過去一番の怒りを見せていましたね……つまりキレてた。
すんでのところで母親の救出に間に合ったアノス……即座に全員の治癒を済ませると、ファンユニオンの子ら一人一人の名前を聞いていくんですね。
そして彼女達の名前をすべて覚え、生涯忘れないと固く約束……ファンユニオンが報われた瞬間ですね……ちょっと目頭熱くなったわ。
一方、外道エミリアに対してのアノスのキレっぷりときたら……アノス的には感情に流されないと自負してたようだけど、今回のエミリアの所業の前にはいともカンタンに撤回してた……アノスでもキレるときはキレる。
その後のエミリアに対するお仕置きは、なかなか容赦のないものだった。
背中に剣を突き立て、命乞いをさせ、殺害。
その後、強制的に「純血」から「混血」へと転生させる。
エミリアは自殺を図るも、死んだところで未来永劫「混血」にしか転生できないという……正直、同情の余地は1ミリもなかったですね。
因果応報としかいいようがない。
晴れて「混血」となったエミリア……果たしてその後悔い改める可能性はあるのかな？（正直どうでもいい）
強いミサと優しい親子
ミサとレイ……そしてレイの母親の会話がとても優しかったですね。
アノスがエミリア退治をする間、ミサはずっとレイの母親に根源を分け与えていたわけですが……タイミング悪くレイに見つかってしまうんですね。
なぜミサが命を懸けてまで母を助けようとするのか……レイはそこに大きな疑問を抱くものの、ミサは、命を懸けるべき時をしっかり心得ていたんですね。
ミサ、強い。
とはいえ、レイはレイで、そんなミサが母のために根源を削り続けるのを良しとせず……ミサを気絶させてしまった。
その様子を見ていた母はレイと久しぶりの会話を交わすことになるのですが……母が自分の命よりもレイのことを慮る様子……そして過去の回想シーンにひどく切なくなるのを感じてしまった。
今回はさすがのアノスでも治すことはできないのかな……できれば母親完治のハッピーエンドを見たいものです。
まとめ
アニメ「魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」第7話「母の言葉」について書きました。
今回はアノスの母、レイの母がそれぞれ「母の愛」を見せていましたが、どちらも素敵な母であることには変わりありませんでしたね。
特にレイの母は血の繋がりがないにも関わらず、自らの命よりもレイの将来を憂うなど、絶対に助かって欲しい、と思わせるものがありました。
また、外道教師エミリアに立ち向かうファンユニオン達が熱かった……普段は同人活動ばかりしているとは思えないほどの熱いハートをまざまざと見せつけられてしまいました……もうほんま恩人やで……アノス、大切にしいや。
なお、エミリアに関しては自業自得……次の担任誰かなぁ？
次回がとても楽しみです。
以上、アニメ「魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」第7話の感想でした！
- 第1話『魔王学院の不適合者』
- 第2話『破滅の魔女』
- 第3話『サーシャの真意』
- 第4話『十五の誕生日』
- 第5話『転入生』
- 第6話『魔剣大会』
- 第7話『母の言葉』
- 第8話『二人の決勝戦』
- 第9話『勇者学院の謎』
- 第10話『学院別対抗試験』
- 第11話『命の輝き』
- 第12話『禁忌の魔法』
- 第13話『世界が愛に満ちるように』
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