先日ネットカフェでコミック「ゴブリンスレイヤー」を初めて読みました。
正直とても後悔しています。
気づいた時点でさっさと読むのをやめればよかった・・・。
なぜならメチャクチャ面白かったから!
ふと気がつくとあっというまに4巻まで読了。
これはすごい作品ですね。
というわけで、今回はコミック「ゴブリンスレイヤー」を読んだ感想について書きますね。
最初は軽い気持ちで手にとった「ゴブリンスレイヤー」
久しぶりのネットカフェということで、おすすめのコミックスを数点ピックアップした中にあったのが「ゴブリンスレイヤー」。
2018年10月からアニメ放送スタートということで、どんな作品なのかとりあえずチェックしておこうかな?くらいの軽い気持ちで手にとっただけだったんです。
とくに他意はなかったんです。
1話で心を掴まれた
読むまではそれほど期待もしておらず、どちらかというと「消化試合」のような感じで読み始めたのですが、1話目でがっつり心を掴まれてしまいました。
冒険者として最低ランクの白磁等級の冒険者パーティーがゴブリン退治の依頼に出かけるのですが、冒険者ギルドでの彼らの様子を見る限りでは、「ちょっと痛い目に遭うんだろうな」くらいの予想だったんですよね。
しかし、ゴブリンたちのアジトに潜入した彼らを待ち受けていたのはゴブリンたちの背後からの奇襲。
過去にゴブリンたちを追い払った実績を持つ彼らでしたが、ゴブリンたちの地の利を活かした多勢での攻撃には、なすすべもなく次々と仲間たちがやられてしまいます。
そしてその仲間たちが「やられる」ときの描写がとにかく容赦ありません。
多数のゴブリン達が白磁等級の冒険者たちが絶望の中、一人ひとり虐殺されていく様は、読み手の楽観的な予想を裏切る展開となっています。
私も読んでて「ウソやろ?」と感じてしまうくらいに、ゴブリン達による蹂躙は容赦がありませんでした。
遅すぎるタイミングでゴブリンスレイヤー登場
白磁等級の冒険者達はすべてやられてしまい、残されたのはパーティーに誘われてゴブリン退治の依頼に参加した神官の少女のみ。
その神官もゴブリンからの矢を肩にうけ、いよいよもうダメなのか?
というタイミングでゴブリンスレイヤー登場。
はっきりいって遅すぎる。
でも、これがこの作品の良さでもあるんですよね。
とにかく情け容赦がないところが。
実戦で積み上げた経験・知識・戦術でゴブリン達を屠る屠る屠る!
神官の少女を助けたゴブリンスレイヤーは、そのまま少女を伴ってアジトのゴブリンを殲滅するべく、ひたすらゴブリン達を屠り続けます。
ゴブリンスレイヤーはゴブリン達を屠りながらも、助けた神官の少女に、
- ゴブリンの武器には毒草や糞尿を混ぜ合わせた猛毒が仕込まれていること
- 今回のゴブリン達は大物のホブゴブリンを用心棒にしていること
- ゴブリンは女の小水の臭いに敏感なので、ゴブリンの血で臭いを消す必要があること
- 口では呼吸せず、鼻で呼吸をすること(血や内臓の臭いは冒険者にはついてまわる臭いだから)
などなど、今までに得たゴブリンに関する経験や知識を伝えながら、アジトの奥へ奥へとすすみます。
様々な戦術を駆使しながらゴブリン達を屠っていく様子は「たかがゴブリン退治」という考えを捨て去るのには十分な迫力がありました。
屠ったゴブリン達の数を冷静にカウントしていくところも個人的にはポイントが高いです。
ターゲットはゴブリンのみ!
ゴブリンスレイヤーはその二つ名のとおり、とにかくゴブリンを屠り続けます。
そう、「ゴブリンだけ」を。
彼がゴブリンのみをひたすら屠り続けるのには理由があるのです。
彼の家族にまつわる壮絶な理由が。
ゴブリンは一体一体は弱いのですが、繁殖能力が異常に高く、退治しても一向に数が減りません。
しかも冒険者ギルドでの報酬も安く、ランクの高い冒険者には敬遠されてしまいます。
ランクの低い冒険者だとゴブリン退治に出かけても、そのまま還ってこない、ということも多く、結果的にゴブリンによる被害は増え続ける一方だったりします。
そんな中、ゴブリンのみをターゲットに活動し続けるゴブリンスレイヤーの存在は、ゴブリンの被害を受け続ける人々にとっては、とても貴重な存在だったりするんですよね。
逆に回りの高ランクの冒険者には馬鹿にされてしまってるのですが。
でも、そんなゴブリンに対する異常なまでにストイックな姿勢こそが、この作品の最大の魅力といっても過言ではありません。
まとめ
コミック「ゴブリンスレイヤー」を読んだ感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
コミック版の予想以上の面白さにすぐさま虜になってしまった私。
原作の小説はまだ未読なのですが、2018年10月からアニメ放送も開始されるので、その間に原作小説のほうもチェックしていきたいと考えてます。
高い画力によって描かれる、異常なまでのゴブリンスレイヤーのストイックさは、読んでいてぞくぞくするものがありますね。
作品のタイトルが「ゴブリンスレイヤー」ということで、実際に読むまではあまり世界の広がりを感じられない、どちらかというとネガティブな偏見を持ってしまっていたのですが、読んでからはガラッと印象が変わり「ゴブリンスレイヤー」というタイトルのカッコよさに改めて気付かされました。
2018年10月から放送されるアニメもPVを見る限りでは、かなり期待できる仕上がりになっていそうなので、放送開始がとても楽しみです。
動画配信サービスも多数対応しているようなので、好きな方法で視聴できるのも嬉しいですよね!
ゴブリンスレイヤーが視聴できる動画配信サービス
10月からは「ゴブリンスレイヤー」から目が離せませんね!
コメント