アニメ「彼方のアストラ」観てますか?
いよいよ壮大な伏線回収が始まった…特にラストの衝撃展開は鳥肌必須。
というわけで、今回はアニメ「彼方のアストラ」第9話「REVELATION」の感想について書きますね~。
体目当ての腐った親ども
いよいよ「彼方のアストラ」の盛大な答え合わせが始まりましたね。
フニとキトリーのDNAは完全一致…そしてカナタたちは全員親どものクローンというおそるべき事実が判明…。
それと同時にカナタの親共のおぞましい真実もまた明らかに。
カナタ達がクローンとして生み出された理由は、親どもの若返りのための「器」として使われるため。
つまり、こいつら全員、子供の体だけが目当てなんです。
実におぞましい計画…この親ども相当腐ってます。
自らの欲望のためだけに生み出したものの、ゲノム管理法により人間のクローンを作ることは禁止されてしまった。
結果、この親ども、今度は完全に証拠を隠滅するためにカナタ達を宇宙へと追放したんですね…絶対に帰ってこられない遠い宇宙へ。
なんせ細胞一つ見つかるわけにはいきませんからね!
というわけで、今回登場した腐った大人達を順番に紹介していきましょう。
レイ・ホシジマ(カナタの父)
カナタの体に生まれ変わったら、ふたたび選手として世界一を狙うそうです。
そしてクローンのカナタを息子と思ったことは一度もない。
声がいいだけに余計腹立つ(小山力也は最高)
地獄に落ちればいい。
フェリーチェ・ジェンマ(ルカの父)
男や女を超越した究極の存在になることが夢だそうです
ルカの苦労も知らずに…この変態が。
地獄に落ちればいい。
オリーヴ・ラファエリ(キトリーとフニの母)
キトリーは生まれ変わり用で、フニは臓器用だそうです。
地獄に落ちればいい。
ジェド・ウォーカー(ザックの父)
ザックの夢はとても尊い…そして父親の夢はとても下衆い。
地獄に落ち(以下略)。
ゲルト・ツヴァイク(ウルガーの父)
教師の風上にも置けない男。
地獄(以下略)。
とりあえず今回紹介した親どもは全員地獄に落ちればいい。
全細胞で帰還せよ! それがアストラ流・復讐劇
アストロ号のメンバー達は、親どもの若返りの器として生み出されたクローンだと知り、衝撃を受け、悲しみに暮れることなります。
泣いているキトリー、フニが不憫でならない…しかもフニは臓器用ですからね。
カナタの父親、ザックの父親、ルカの父親、そしてウルガーの父親もかなりアレだったし…。
ただ、アリエスに関しては、あの母親のクローンと断定するのはまだ早い…あの冷たい親どもの中で唯一人アリエスのことを本気で心配してましたから。
とはいえ、自らの存在が根底から覆されるような出来事なんて、普通に生きてたらまずありませんよ。
そんな中でのカナタの「家族」発言は力強くて良かったですねぇ。
逆境をバネに変える底なしのポジティブさ…細胞一つどころか、全員の全細胞を余すところなく持ち帰って欲しい。
そうすることでオリジナルどもは逮捕され、カナタ達には新たな戸籍が与えられる。
ピンチをチャンスに…親どもを地獄に叩き落とせ。
全細胞で帰還せよ!
それがアストラ流・復讐劇。
素敵なクローンども
残酷な真実で衝撃を受けながらも、アストラ号の素敵なクローンどもは、素敵な立ち直りを見せていた。
あいまいジェンダーな自分のすべてを真っ向から受け止めるシャルスは、もはや男や女を超越しつつある。
カナタはこれまでの自分の選択を素直に受け止めている。
そんなカナタを生物学的に褒めるシャルスがちょっとキモい。
ウルガーは親の差別の理由を知り清々すると同時に、ルカを気遣う理由もなくなってほっと一安心…カナタにウリウリされる姿がいい感じ。
ユンファは母親の呪縛から解放され、とりあえずパーティーで一曲頼まれてた(がんばれ)
アリエスは母の愛が本物だということを知っている…他のことなんてどうでもいい…アリエスは愛を信じてる。
キトリーは意外とふっきれていて平気、そしてそんな姉を心配するフニは強い子。
そしてIQ200の感情が死んでいる天才、ザックは空気を読んだ。
ザックの通常攻撃が全体攻撃で何回も攻撃してくる
暗い話題から明るい話題へ、ということで、めずらしく空気を読んだザックはキトリーとの婚約を発表。
これが想像していた以上に破壊力があった。
ザックの中ではキトリーとの結婚は昔から決まっていたこと。
キトリーを好きなのは当たり前。
昔からずっと一番そばにいるし、これからも変わらない。
好きなところは「かわいい」ところ。
完璧なまでの平常心で放たれるザックの言葉は、一言一言放つたび、みんなに大ダメージを与え続ける。
ザックの通常攻撃が全体攻撃で何回も攻撃してくる!
みんなが倒れる中、ひとり立ち向かうアリエスがとても勇敢に見えた。
そして婚約者キトリーは身も心も保たなかった…。
ザックの常識は宇宙の非常識。
カナタのアストラ
このシーン見て鳥肌たった人も結構多かったんじゃないでしょうか。
タイトルに込められた壮大な伏線…そして回収。
「彼方のアストラ」はここからが本番と言っても過言ではないくらい、風呂敷のたたみ方がすごいんですよ。
原作者が言うように、中途半端にかいつまんでラストを味わおうなんていう甘い考えは本当にやめておいたほうがいいですよ。
見るのなら絶対に1話から。
「彼方のアストラ」の原作マンガは全5巻と短いものの、すべて読破したあとの満足感は、それはもう半端なものじゃなかった。
アニメ版はよりネタバレしないように、順番を入れ替えたり、あえて情報を削ぎ落としたりするなど、かなり工夫している様子が見て取れます。
ひょっとしたら原作を越える驚きと感動を味わえるかもしれない。
そんな期待感に胸を膨らませつつ、次週を楽しみに待ちたいと思います。
以上、アニメ「彼方のアストラ」第9話の感想でした!
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