アニメ「彼方のアストラ」観てますか?
今回は、素直になれないキトリーに注目です。
惑星ヴィラヴァース
上陸前
カナタ達B5班は、帰還への第一歩となる惑星ヴィラヴァースに初上陸しようというのにもかかわらず、緊張感はゼロ。
アリエス
わは~楽しみですぅ♪
どんな食べ物があるんでしょうか?
キトリー
やだー私日焼け止め忘れちゃったー
ルカ
見てください!
虫取り網作ったんス!
カナタ
いいな!
それでカブトムシ採ろうぜ!
カブトムシ捕獲後のプランもばっちり。
クワガタも参戦予定(シャルス希望)
そもそもヴィラヴァースにカブトムシとクワガタいるのかな…。
無駄に広がる夢…そしてアリエスのワクワクも止まらない。
上陸後
B5班が初上陸して最初に目の当たりにしたのは、ドラゴンのような飛翔生物だった。
ただし顔はスッポンみたい
アリエスも最初はビックリしてカナタに抱きついてたくせに、ホクホク顔で「ドラポンちゃん」と命名。
キトリー
なんでアンタだけワクワクしてんの!?
アホなの!?
アホなの。
ついでにいうと強がるカナタもアホなの。
キトリーが発狂するのも無理はない。(日焼け止めないし)
それでもアリエスのワクワクは止まらず、ユンファを大声で驚かすつもりが、ヘルメット通信で全員につながってるため、ただの大声テロになってた。
早見沙織、めちゃくちゃ驚いてた
遭難時には壊れてたからね…。
壊れたままでも良かった説(キトリー)
未知の惑星で巨大生物を目の当たりにしながらも、わくわくアリエスのおかげでまったくシリアスになる気配がない。
しかし、カナタだけはそんなアリエスのことを高く評価するんですね。
みんなの緊張感を解き、場を和ます。
これはアリエスの天性の才能なのかもしれない。
いや、ただの天然か。
班分けだ!
惑星ヴィラヴァースに降り立ち、カナタキャプテンが最初に下した指令は班分け。
ザックとフニシアは船の準備。
ウーガーとユンファは船の取水作業。
カナタ、アリエス、キトリー、シャルス、ルカは森で食料採集。
キトリー
嫌よ
キャプテンの指令を真っ向から拒否するガングロ金髪。
やっぱり日焼け止めがないと嫌なのかな…これ以上日焼けしないと思うんだけど。
すかさず採集する食料の質問でさりげなくフォローするアリエス隊員がめちゃ有能。
サバイバル経験のあるカナタ曰く、栄養価の高いナッツやベリー類が狙い目とのこと。
しかし「どっよぉぉぉん」とした森の中には得体の知れない植物ばかりで、どれがナッツでどれがベリーかはまったくもって不明。
結局カナタのサバイバル知識は役に立たなかった。
シャルスの動物王国
役に立たないカナタキャプテンは、ナッツ&ベリー狙いから手当たり次第の収集へと路線変更、つまり取ったあとで考えることにした。
雑になったカナタに代わって、意外な知識を発揮したのが変なイケメン・シャルス。
「物好き」と自称する割には生物に対する知識が、素人には何言ってるのかわからない豊富で、気がつくと森の中の生き物達と戯れるレベルだったりする…ジュリアーノってどの生き物なんだ…。
キトリーのツッコミでは止められない止まらない
役立たずのキャプテン・カナタと、おいらルカ隊員の二人は、気がつくと植物採集ではなく、木刀のようなちょうどいい枝と、槍のような植物「ルカジャベリン」を入手し、振るっていた。
キトリー
何なの男子…修学旅行気分なの!?
そうなの。
いっぽう、アリエスはトランポリンのような木の上でボヨンボヨンとめちゃくちゃご機嫌…。
便乗したカナタとルカは相撲を取り始め、シャルスはトランポリンの上の草に夢中。
もっと未知を恐れよ。
キトリーのツッコミも4人のボケには荷が重かったか…。
キトリーひとりのツッコミだけでは、誰一人止められない止まらない。
結局、キトリーもパラシュート型植物のトラップにひっかかり、トランポリンの木の上でみんなで日光浴してた。
ミイラ取りがミイラになった。
あの…食料採集は?
球がなんだ!わからんもんはわからん!
引き続き森の中で食料採集を続けていたところ、突如現れたのは例の謎の球。
急いで逃げるカナタ達は森の出口を見失うも、一度見たら忘れないというアリエスの映像記憶能力によって、森の出口にたどり着き、謎の球からなんとか逃げ切ることに成功する。
名前や言葉はいろいろと間違うことが多いアリエスには、なんだか分不相応な能力のような気がしますね。
船に戻り、謎の球について全員で考察するも、明確な結論が出るわけもなく…。
カナタは採集した植物に無造作にかぶりつく。
わからんもんはわからんし、迷っている時間が命取りになることもある。
この思い切った割り切り方は、サバイバル経験を持つカナタならではのもの。
ナッツ&ベリーの知識は役に立たなかったけど、こういった極限の状況の中での大胆な思考については、やはりカナタはキャプテンとして適任だと思いますね。
素直になれないキトリー
なにかにつけて反抗的な態度を取り、なかなか素直になることができないキトリーは、その性格が災いして多くの友人たちが離れていった。
親からはまともな愛情を受けずに育ち、わがままに拍車をかけた結果、本当の理解者として残ったのは幼馴染のザックだけだった。
義理の妹・フニシアは母親の友人の娘なので血はつながっておらず、疎ましくさえ思っている。
けれども、親から愛されなかったからと言って、キトリーは愛する感情を持っていないわけではない。
フニシアが森の中でピンチに陥った際には、キトリーは無我夢中で駆けつけ、本当は妹のことを大切に思っていることがとても良くわかった。
こういう描写、好きだなぁ。
原作マンガでもこのシーンでキトリーというキャラクターへの好感度が一気に上がったんですよね。
十種競技の男・カナタとフニシアの姉・キトリー
トランポリンの木の上でドラポンに襲われそうになっているフニシア。
いよいよキャプテン・カナタの出番ですね。
カナタは父の英才教育のもと、十種競技の選手として訓練を積んでおり、その身体能力は抜群に高い。
フニシア救出のシーンでは、その高い身体能力を遺憾なく見せつけてくれた。
全力での疾走、ジャンプ、槍投げ…まさに十種競技の選手ならではの能力ですよね。
置き忘れたルカジャベリンの伏線回収や、キトリーの機転によるパラシュートの実を使った救出といった展開も絶妙でした。
カナタの挙動ひとつひとつも丁寧に描かれており、ただのアクションとしてではなく、十種競技という裏付けを大切にしていることがよくわかりましたね。
またアリエスのセリフにはカナタへの絶大な信頼が感じられました。
フニシアに駆け寄るキトリーに突き飛ばされるカナタは少し気の毒でしたけど。
そしてフニシアがトランポリンの木の上にいた理由がこれまた泣かせよる…。
フニシアの思いを知ったことにより、キトリーは本当の姉になることができた。
姉としての最初のつとめは、カナタにちゃんとお礼を言うこと。
これまでの非礼についても詫び、素直になれない自分の性格も正直に打ち明けた。
キトリーは本当に勇気あるお姉ちゃんになったんだなぁ。
すかさず寄り添うアリエスの優しさも身にしみる…。
でもザックにだけは素直になれないっていうところのさじ加減が絶妙すぎた。
これは幼馴染の特権だよ
カナタ、真のキャプテンとなる
カナタは父の夢である十種競技の選手ではなく、亡くなった先生の跡を次ぐという夢を持っている。
宇宙探検家になるという夢を。
ザックとシャルスがカナタの船に乗りたいというシーンは妙にグッとくるものがあった。
そんなカナタの決断力と度胸にあふれた行動は、ドラポンくんを仕留め、フニシアを助けだした。
当の本人はキャプテン失格だと言って、キャプテンをシャルスに譲ろうとするも、シャルスはそれを固辞。
『キャプテンは君だ』(シャルス)
これでカナタはアストラ号の真のキャプテンとなったんですね。
裏キャプテンはザックでしょ
カナタが真のキャプテンとして選ばれたところで、ドラポンくんのお肉でディナータイム。
その時にお披露目となったのが、ザック特製・可食判定機。
ポップな判定方法に加え、自らの声を録音するなど、ザックのセンスが計り知れない…アリエスが涙を流して笑うレベル。
また、アストラ号の通信機が意図的に壊されてたこともカナタにだけこっそりとご報告するなど、カナタが真キャプテンなら、ザックは間違いなく裏キャプテンでしょ。
気になる通信機を破壊した犯人は…メンバーの中にいる。
新たなミステリーの開幕ですね。
まとめ
アニメ「カナタのアストラ」第2話「WILDERNESS」を視聴した感想について書きました。
食料調達のため惑星ヴィラヴァースに寄ったカナタ達の、緊張したりしなかったりの独特なペースの話の展開に、今回もずいぶんと楽しませていただきました。
今回の話の中では、素直になれないキトリーが素直になるシーンがお気に入り。
またキトリーの幼馴染であるザックがなにげに一番すごい仕事してたりして、キトリーとザックの幼馴染コンビは今後も活躍が期待されるところですね。
シャルスは変態生物フェチだということがよくわかったし、まだ出番の少ないキャラクター達にもこれからスポットが当たっていくので楽しみでもあります。
次週に期待ですね。
以上、アニメ「彼方のアストラ」第2話の感想でした!
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