ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」観てますか?
前回の第3話では、景山澪奈のフェイク動画の犯人探しや、死んだと思われた生徒たちが実は生きていたことなどが描かれ、柊という人間の本質がさらに謎めいた感じがしました。
個人的にはドラマ「3年A組」を見るときにはけっこうなエネルギーを必要とすることから、ちょっと片手間に気楽に見ることがなかなかできないんですよね。
だからいつも録画で見てるんです
しかし、見終わったあとはいつも
もっと早く見ておけばよかった
と後悔するんです。
で、今回の第4話。
今までで一番後悔したかも
というわけで今回は
第4話
「Day-4」
を視聴した感想について書きますね~。
予想外なクサい演出が良かった
今回の「3年A組」第4話は、これまでの展開とは打って変わって全体的にクサい演出がところどころ見受けられました。
個人的には大好物
甲斐の本当の素顔
クラスの中では不良の代表格として最も目立っていた甲斐が、実は体の不自由な母親と弟と妹の面倒を見るために「ダンスで世界一になる」という夢をあきらめ、新聞配達のアルバイトで家計を助けていた、という思いもよらない事実が判明します。
普段の言動と見た目からはまったく想像できない甲斐の家での姿に思わず目頭が熱くなってしまいました。
またお金で苦労しているところにつけこまれ、景山澪奈を傷つけることになってしまったわけなんですが、甲斐の家庭の事情を考えると、個人的には情状酌量の余地は充分にあるように思えます。
結果的には景山澪奈を見殺しにせず体を張って守ったわけですしね。
校長がはじめていいこと言った
普段は大ごとになることを嫌がり、何かと消極的な印象しかなかった校長先生。
今回の第4話でははじめていいことを言ってくれました。
甲斐の家庭の事情についてはじめて知りながらも、ほかの教師たちは生徒との線引を意識して、そっとしておこうという結論に落ち着きかけるのですが、今回の校長先生は一味違います。
校長
必要ないんじゃないですか?
そんな線引は
おせっかいと言われようが生徒が困っていたら手を差し伸べる
それが教師にとって一番大切なことなんじゃないですか
ジーンときた
普段は波風立てることを嫌がっているけれど、この校長、いざというときにはしっかりと腹をくくれる人のようです。
伊達に校長先生やってるわけじゃなかったんですね。
石倉の友情パワー炸裂
生徒たちの前で甲斐の家庭の事情のことを柊が暴露してしまうのですが、そのときに意外なほど熱い友情を見せてくれたのが石倉なんですね。
見た目がいかにもチャラくて軽そうな石倉ですが、甲斐がダンスをあきらめた理由を知ったときに見せた本気の姿はかなり熱いものがありました。
普段のキャラとのギャップもあり、余計に熱く感じたのかもしれない。
あと演技もうまい
手負いの柊はヒーローよりも熱かった
どうやら柊は体を悪くしているようで、時折苦痛に顔を歪ませるのですが、おそらくは死期が近いものと思われます。
体の痛みを押して甲斐と戦う姿は、まさに手負いのヒーロさながらといった感じでしたね。
また甲斐の事情をすべて把握している柊が、甲斐の頑なな心情を柊流に解きほぐしていく描写は、ちょっと他の教師ドラマではなかなか見られない斬新なアプローチだったようにも思えました。
また決めポーズしながらの甲斐への激励が素晴らしい。
柊
変わるなら今だ
お前のその手で、道を切り開け
俺が好きなヒーローのセリフだ
甲斐が「夢を叶えられない」理由を一つ一つ見事に潰した上でのこのセリフ。
かっこよすぎて鼻血出そう
手負いの柊は間違いなくヒーローよりも熱かった。
まとめ
ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」第4話「Day-4」を視聴した感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
柊は「生徒を人質に立てこもる」というとんでもないことをしでかした張本人なのですが、半年をかけて準備を進めてきたということもあり、その計画は大胆にしてとことん緻密で、いったいどこまで網羅しているのか想像もつきません。
そんな柊がすべてを語ろうとした矢先ダウンしてしまったところで「次週へ続く」となってしまったわけなんですが・・・そんなん待てるか!
でも確かに今回の第4話は、柊が「第一部・完」というだけのことはあったと思います。
次の「第二部」がはやく観たい!
以上、ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」第4話の感想でした!
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