とうとう日本人初の9秒台ランナーが誕生しましたね!
100m陸上で9秒台の本命と言われ続けてきた桐生祥秀(きりゅうよしひで)さんが、とうとう10秒の壁を公式の場で突破しました!
過去のニュースでも、ちょくちょく9秒台のニュースが流れましたが、残念ながら非公式の記録ばかりでした。
しかし今回は違いますよ!
正真正銘の日本人初の9秒台なんです!
タイムは9秒98
桐生選手が100m陸上で叩き出した気になるタイムは「9秒98」。
追い風1.8メートルのコンディションで出た記録です。
これは今までのような参考記録ではなく、正式に認められるタイムなので安心してください!
過去の追い風3.3メートルの参考記録は?
桐生選手が過去に出した参考記録は9秒87。
残念ながら追い風3.3メートルのため、公式記録とはなりませんでしたが、非公式ながらも9秒台には手が届く状態ではあったんですよね。
どの大会で出したの?
桐生選手が9秒98のタイムを出したのは、2017年9月9日に行われた「陸上・日本学生対校選手権」です。
開催場所は福井県営陸上競技場ですね。
その大会中の男子100メートル決勝で日本新記録の9秒98をマーク。
決勝で出すところがまたにくいですよね!
ロンドン世界選手権ではまさかの代表落ち
今回の9秒98という日本新記録を出した桐生選手ですが、前月の8月に開かれたロンドン世界選手権男子100メートルでは、まさかの代表落ち。
他の選手の実力が上がってきたことと、桐生選手が伸び悩んでいたことが伺えます。
しかし、そんな逆境をバネにしてしっかりと今回のような素晴らしい結果を出すあたりは、さすがは桐生選手ですよね!
今までの最高記録は?
男子100m陸上で今までの日本人の最高タイムは10秒00。
このタイムは1998年に伊東浩司選手が出した記録です。
日本人が9秒台を出す日はもうすぐだ!と言われ続けて19年。
とうとう念願の9秒台を拝める日が来ましたね!
まとめ
日本人初の9秒台ランナー桐生選手はまだ弱冠21歳(2017年9月9日時点)の若い選手です。
ケガによる故障さえなければ、東京オリンピックまでにさらにタイムを伸ばす可能性はとても高いですよね!
また桐生選手だけでなく、他の日本人選手たちも400mリレーで結果を出していることから、桐生選手に続いて9秒台を出すことも十分に考えられます!
2017年9月9日は日本の短距離陸上界だけでなく、日本の歴史に残る記念すべき日となりそうですね!
北朝鮮建国記念日のICBM発射日じゃなくて良かった!
とにかく桐生選手、おめでとうございます!
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