2018年の夏は各地で過去最高の気温を記録するなど、とにかく異常なまでの暑さ。
とにかく暑すぎる!としか言いようがない日本の夏ですが、2020年にはこのクソ暑い日本でオリンピックが開催されますよね!
しかし東京五輪が開催される新国立競技場にはひとつ大きな問題が。
新国立競技場にはエアコンが無い!
東京オリンピックのために新たに建設中の新国立競技場は、コスト抑制のために総工費の上限を1550億円に設定。
当初予定されていた2520億円から圧縮するために様々なものが縮小・削減されることに。
その削減されるものの中のひとつになんと「エアコン」が含まれてしまったんですね~。
新国立競技場にエアコンを導入すると100億かかるらしい
もともと新国立競技場にはエアコンが導入される予定でした。
導入費用は約100億。
この金額が適正なのか、高いのかは金額を聞いただけでは判断しかねるところですよね。
ノエビアスタジアム神戸は数億円でエアコン導入
新国立競技場の収容人数は約8万人、そしてエアコンの導入費用(予定だった)は約100億円。
一方、収容人数約34,000人のノエビアスタジアム神戸へのエアコン導入費用は約数億円。
建物の大きさの違いがあるとはいえ、「100億」と「数億」ではずいぶんと開きがあると思いませんか?
ほんとうに「100億」という費用は適正なんでしょうか?
エアコンの代わりに暑さ対策として10億円を投入予定
エアコンの「100億円」を削減するかわりに、暑さ対策用の救護設備に10億円の予算を確保するとのこと。
しかしノエビアスタジアム神戸のエアコン導入費用「数億円」から考えると、10億円にもう少しプラスしたら新国立競技場にもエアコン導入できるんじゃないの?と考えてしまうのは私だけでしょうか。
いつも思うのですが、国のお金の使い方はいつもどこかずれている。
外国人は日本人が思っている以上に日本の夏に弱い
日本の夏の暑さの特徴は、ずばり「蒸し暑い」ということ。
湿度が高い日本の夏の暑さは、たとえ日陰に入っても「蒸し暑さ」から逃れることは難しいですよね。
一方、他の国の場合、日本ほどの湿度の高さがないため、たとえ暑くても日陰に入ればそこそこ涼しく過ごせます。
そんな日本の夏の暑さの「不快指数」は世界主要都市(東京・パリ・ロサンゼルス・カイロ・シドニー・サンパウロ)の中でも一番高くなっています。(DAIKIN調べ)
そんな「日本の夏」は、外国人からすると「信じられない」レベルに達しているんですね。
なんだかんだで日本人は「日本の夏」の中での生活に慣れていますが、外国人はこちらが考えている以上に「日本の夏」に弱い、といえるでしょう。
「最悪の2020東京オリンピック」とならないことを祈る
エアコンのない新国立競技場で開催される2020年東京オリンピック。
オリンピック観戦におとずれた外国人が、ばったばったと暑さで倒れることがないよう、新国立競技場の完成度が気になるところですが、こればっかりは実際にオリンピックが開催されるまではわかりません。
個人的にはオリンピック開催後の日本がどうなるのか?ということのほうが心配なんですけどね~。
「最悪の2020東京オリンピック」とならないことを祈るばかりです。
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