アニメ「神之塔-Tower of God-」見てますか?
今回はアナクとエンドロシ、二人のザハード対決の続きから。
いつも以上に美しい作画の中での二人の対決も見ものですが……その後のシリアスでコミカルな姪と叔母にも注目です。
たった一人の姪とBBA呼ばわりされる叔母の戦い
アナクとエンドロシ……二人のザハードの戦いが活き活きと描かれていましたね。
アナクがザハードに対する憎しみを爆発させスライディング攻撃を連発する一方で、エンドロシは持ち前の身軽さでひらりひらりと躱し続ける。
今回、いつもよりさらに作画がキレイな気がする。
どちらかというとエンドロシに余裕があるのか……と思いきや、アナクの本当の狙いはどうやらヒールだった模様。
ヒールを折られ、体制を崩した隙きを突き、アナクの飛び蹴りがキレイに入り……エンドロシ、落下の危機……シリアスから一転して、姪に泣きつく叔母というシュールな展開に突入していた。
エンドロシから見たらたった一人の姪だけど……アナクにしてみればエンドロシはたくさんいる叔母の一人……というかBBAだ!
しかも皆殺しターゲットの一人なんだから……まさに今が殺しの旬……ヤるなら今でしょ。
と~っても悪い顔して叔母を突き落とすアナクの姿……亡くなったママが見たらなんて思うんだろう(複雑)
けれども、エンドロシもザハードの姫だけあって、もちろんただではヤラれない……落ちる寸前、アナクの足を掴んで道連れにするというお決まりの展開を見せていた。
ザハードの掟を破った母は後悔なんてしていない
幼き日のアナクとママのエピソードが描かれていましたね。
アナクのママは娘を「小さなお姫様」と呼び、とても仲睦まじく過ごしていたようですが……一方でしょっちゅう夫婦喧嘩をやらかすなど、それなりに人間臭い一面を持つ人物だったようですね。
最期はアナクを逃がすために炎の中ひとり残ることになるわけですが……アナクとの別れ際に見せたあの笑顔……ママとの最後の記憶としてはかなりツライものがありますよね。
けれどもアナクの中では夫婦喧嘩はツライものでなく、どちらかというと楽しい思い出に分類されるんですね。
なぜなら夫婦喧嘩のあとにはパパが必ずチキンパイを作ってくれるから……ゆえにアナク的にはいいぞもっとやれ、なんですね。
犬も食わない夫婦喧嘩でアナクはチキンパイを食う……そして今に至るのか。
大きくなれよ、アナク。
そんな楽しい日々をママと一緒に過ごしてきたアナク……どう考えてもアナクのママはザハードの掟を破ったことなど1ミリも後悔していないと思われる。
食事とイケメンで容易く釣られる姪と叔母
シビスとハツの友達作りを手伝うことになったクンが「クン様劇場」を開催していましたね。
クンの描いたシナリオと演技指導のもと、足りないお友達のターゲットとしてロックオンされたのは、怪我で動けない二人のザハード……つまり、アナクとエンドロシ、ですね。
怪我の治療で身動きも取れずポイントもないため、食事もままならない二人……そこにつけこんだクンは夜とハツ、二人のイケメンを食事とともに派遣。
食事だけではなかなかオチないエンドロシに対しては、優しくフレンドリーな夜と、甘々のセリフを棒読みするハツの大根芝居が功を奏し……陥落(ちょろい)
そして不機嫌なアナクに対しては、ハツが頭に血を上らせるも、夜の巧みな「日替わりチキンパイ」のプレゼンを前に、険しい顔しながらもよだれを抑えきれずにいた(もっとちょろい)
結果、二人のザハードを友達として加えることができ、なんとか友達作りのノルマ達成……いったいこの課題に何の意味があるんだろう…?
シビスとハツ……二人は夜に感謝をするんだけれど……そもそもこの作戦をプロデュースしたのはすべてクン様。
ハツは最初は嫌がっていたけれど……最後は開き直り気味にクンに感謝の意を示してた……こんなハツ、初めて見た。
結局誰もクンには勝てない。
夜とラウレは持ちつ持たれついい感じ
夜とラウレ……この二人、持ちつ持たれつでいい関係を築いてましたね。
二人は同じ「波使い」ということで、同じ訓練を受けているわけですが……本来は別チームで敵対関係にあるんですね。
けれどもラウレは夜に神之水のコツを伝授し……夜は少しずつですがその実力を伸ばしていく。
ラウレと同じチームのホーはそのことについてあまり良くは思ってはいないようでしたが。
ただ、ラウレはラウレで夜に借りた借りを返しただけのこと……セレナおばさんに汚染された枕の借りはラウレの中ではそれなりに大きい。
というか、回を経るごとにセレナの扱いがどんどんひどくなっていく……誰かこのおばさんを塔のマスコットおばさんにしてあげてっ。
夜とラウレ……今のところは持ちつ持たれついい感じ…といったところでしょうか。
チャラいけどチョロくはない
試験官のクォントが第4のテストで鬼ごっこの「鬼」として参戦していましたね。
ラーク様は「槍使い」の訓練にて合格を勝ち取ったためテスト免除。
夜とクンは別々のチームになってしまい、まずはクンのチームからテストが始まるわけですが……やっぱり腐ってもランカーは強し、といったところでしょうか。
クォントの性質を見抜いたクンは、シビスを囮にクォントを捕獲する作戦に出るわけですが……作戦の決め手となるはずだった、アナクの攻撃が通用しない。
クラウンゲームでは無双状態だった緑の四月も、素早いクォントにいともカンタンに手玉に取られるなど、ランカーとの格の違いを見せつけられただけだった。
クォントはチャラいけどチョロくはない男……そしてとってもキレやすい。
この短気な性格がクン達にとって吉と出るのか、凶と出るのか……次回がとても気になりますね。
まとめ
アニメ「神之塔」第7話「ご飯と鬼ごっこ」を視聴した感想について書きました。
二人のザハード、アナクとエンドロシの戦いは、いつも以上に作画が美しかったのに加え、ちょっとキャラ変を交えてくるなど、シリアスとコミカルがちょうどいい感じにミックスされていて、見ていてとても楽しかった。
また、その後もシビスとハツのお友達イベントにも絡んできたりと、ほのぼのとしたシーンも用意されていて、とても丸く収まったなぁ、という印象を受けました。
ただ、その分ほかのキャラクターが少々不穏な雰囲気を漂わせはじめてきてましたが……たとえばホーが夜を嫉妬し始めたり、ラヘルがだんだん陰キャをこじらせてきたりとか。
クォント参戦の鬼ごっこもどのような結果になるか気になるところ……次回もとても楽しみですね。
以上、アニメ「神之塔」第7話の感想でした!
- 第1話『BALL』
- 第2話『400分の3』
- 第3話『正解の扉』
- 第4話『緑の四月』
- 第5話『王冠の行方』
- 第6話『ポジション分け』
- 第7話『ご飯と鬼ごっこ』
- 第8話『クンの策略』
- 第9話『片角の鬼』
- 第10話『悲しみの先に』
- 第11話『潜魚狩り(前編)』
- 第12話『潜魚狩り(後編)』
- 第13話『神之塔』
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