アニメ「神之塔-Tower of God-」見てますか?
今回は引き続きクラウンゲームで、バトル、バトルのバトル回。
アナク、ハツ、シビスだけでなく、セレナ、ラウレ、クンも大暴れ……迫力のあるバトルのオンパレードに注目です。
仲間思いで強いハツいいヤツ
二刀流の剣士、ハツの仲間思いな一面がちょっと意外でしたね。
ハツとアナクはおそらく選別者達の中でもトップクラスの実力を誇っているんでしょうけど、それに比例するように付き合い方がむつかしい……実際コミュ強シビスが少々苦労している模様。
特にアナクは天上天下唯我独尊なもんだから、協調性もへったくれもない。
そんなアナクと互角に渡り合うハツも、チームを組んだ当初はシビスに冷たい態度を取っていたけど……意外なことにシビスのことをしっかりと仲間として認識していたんですね。
しかもシビスの自称「殺人拳法」のことも覚えていて、ちゃんと戦力としてあてにしてたりもする……ハツって実はいい人?
特に仲間思いな一面は人一倍強いらしく、敵チームのポンセカル・ラウレがずっと寝っぱなしなことに苦言を呈するなど、ちょっと親しみを感じさせるものがあった。
そんな意外な一面を見せつつも、ここぞという場面ではしっかりと実力を見せつる……中空に投げた剣は自在に宙を舞う一方、相手の剣を力づくで剣で切断するなど、あまりにも実力が違いすぎて、ちょっとよくわからないことになっていた。
う~ん、ハツやっぱり強いなぁ。
おばさんを平気で殴るシビス
さえないシビスとセレナおばさんが戦っていましたね。
神之水の試練では二人息のあった夫婦漫才を見せていたものの、クラウンゲームでは直接対決ということで、お互いとても頑張っていましたね。
シビスはチーム内ではぶっちぎりの最弱キャラ……けれどもセレナおばさん相手なら余裕のようで、それはもうなんの躊躇もなく顔面パンチしていましたね。
これにはさすがのセレナもブチギレてたな……といっても、シビスの挑発に乗らない程度には冷静だったようだけど……それなりに興奮してるのは間違いなさそう。
一応、セレナ的には死なない程度に手加減はしているとのことでしたが……それはちょっと信用できない。
それに怒りで鼻血が吹き出るなど、セレナ、なかなか血の気が多い……伊達にナイフ振り回してるわけじゃないんですね(?)
個人的にはセレナが喋ってるだけでなんかおもろい……シビス、いいからもっとセレナを殴って見せてくれ。
マジモード・ラウレ
いつも気持ちよさそうに寝ているだけのポンセカル・ラウレがマジモードで戦っていましたね。
神之水の試練ではいともたやすく通り抜けていたのですが……なるほど、ラウレ自身、神之水を操れる波使いだったんですね。
クラウンゲームについて鋭い考察力を見せる一方で、玉座でうとうとするアナクに向けて神之水で強烈な攻撃を繰り出すなど……マジモードになったラウレさん、まさに眠れる獅子が目覚めたかのようだった。
なまじ声がいいもんだから、いつもより1000%マシくらいでカッコよく見えてしまうなぁ……さすがCV:小野大輔。
緑の四月がとんでもねー
ラウレの神之水砲にキレたアナクさん……「緑の四月」で皆殺しモードになっていましたね。
これまでアナクがダメージを受けるような場面など皆無だったわけですが……ラウレの攻撃はさすがにノーダメージとはいかなかったようで……寝起きということもあり、アナク、超不機嫌。
アナクの最悪な寝起きに「わかる」とラウレが共感するのは、ちょっとマッチポンプな気がしないでもなかった。
ラウレの挑発にキレたアナクは、「緑の四月」の力を解放……今まで見せた中でももっとも激しい攻撃を繰り出し、まさに敵味方関係なしに皆殺しにする気まんまんだった。
激しい…あまりにも激しすぎる……クラウンゲーム1回戦の戦いが生ぬるく見えるほどに。
仲間のハツとは互角なのかな? とか思ってたけど……緑の四月を振り回すアナクを見たら全然そんな風に思えなくなってしまった。
ラウレもとんでもないヤツを怒らせてしまったものだなぁ……まるで勝機など見えないよ…。
夜は約束を守れる子
荒ぶるアナクを相手に、夜が一歩も引くことなく約束を守りきっていましたね。
女性との約束を反故にすることは、世界を敵に回すのと同じこと……ラヘルから受けた教えは夜の中にしっかりと息づいており、アナクの恐喝に対しても、「黒の三月」をしっかりと守っていましたね。
なにせ「黒の三月」は夜のものではなく、あくまでもユリ・ザハードから借りたもの……いずれは返さなくてはならない。
夜は決して強くはないけれど……弱いながらも約束を守り通す「芯」の強さは持っている。
そんな夜の強さにクンは素直に称賛……ラークは少々勘違いしている節はあったけれど、仲間からは概ね評価されているようで、見ていてなんだか誇らしく感じました。
夜のこういう一面、個人的には大好きですね。
狡猾すぎるクンの戦い
難敵であるアナクが思わぬ形でクラウンゲーム脱落となり……いよいよ夜のチームもクラウンゲームに参戦することに。
4チームでのバトルロイヤルとなるわけですが……ここでのクンの戦いっぷりが実に狡猾。
一瞬のうちに王冠を手にし、例のかばんに収納……王冠の争奪戦へと発展するかと思いきや。
今度はかばんから王冠を放り出し、他3チームでの奪い合いを誘発する。
3チームが混戦模様に突入したところで、いつの間にやら夜が玉座に座り……なぜかクンが2個めの王冠を手にするなど、敵味方すべてを巻き込んで手玉に取っていた。
あまりの手際に夜はクンのキャラに驚くばかり……ワニは完全に出遅れる形になるなど、もう完全にクンのペースに巻き込まれとる。
クン……いったいどんな環境で育ってきたんだ……あまりにも狡猾すぎやしないかい?
サイコパス・ラヘル
謎多き飛び入りの3人組……その中の一人にラヘルらしき人物がいるんですけど……ちょっとサイコパス入ってる感じでしたね。
彼女のチームには、他に女性ひとり、大男ひとりがいるんですけど……その仲間の女性が「皆殺し」を提案したところ……ラヘルは「もちろん」と快諾するんですね。
しかも「夜」の姿をしっかりと見てからの快諾……いったいどうなってるんだ?
夜には女性の約束を守れとか教えていたのに……教えた張本人はそんな夜をあっさりと見限ってしまう……あなた本当にラヘルですか?
こんなサイコパスが夜が探している相手だなんて……なにかと謎が多いラヘルですが、夜を見捨てるこの展開は見ていてあまり気分のいいものではありませんよね…。
いろいろと気になる部分はあるけれど……とりあえず今はクン、夜、ワニの戦いに集中するしかないかな…。
まとめ
アニメ「神之塔」第4話「緑の四月」を視聴した感想について書きました。
今回は夜とアナクが一触即発状態になっていましたが……夜が借りている「黒の三月」……本人が思っている以上に相当な逸品だったようですね。
高名な刀匠がこしらえた「13月シリーズ」……アナクが持っている「緑の四月」による戦闘からもわかるように、おそらく夜の借りている「黒の三月」も相当にとんでもないことになるんでしょうね……あの女の人、1話以降は全然出てきてないけども。
それはさておき、今回はバトル、バトルのバトル回……コロナ禍で大変な時期にも関わらず、安定した作画による数々の戦闘はどれも見応えのあるものばかりで、個人的にはとても満足のいく珠玉の回だったように思います。
次回もとても楽しみです。
以上、アニメ「神之塔」第4話の感想でした!
- 第1話『BALL』
- 第2話『400分の3』
- 第3話『正解の扉』
- 第4話『緑の四月』
- 第5話『王冠の行方』
- 第6話『ポジション分け』
- 第7話『ご飯と鬼ごっこ』
- 第8話『クンの策略』
- 第9話『片角の鬼』
- 第10話『悲しみの先に』
- 第11話『潜魚狩り(前編)』
- 第12話『潜魚狩り(後編)』
- 第13話『神之塔』
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