映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」を視聴しました。
映画「アベンジャーズ エンドゲーム」を観てからというもの、その熱が冷めやらず気になる他のマーベル作品を気の赴くままに鑑賞していたんですよね。
その流れで「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」も視聴したんですけど、これが予想以上に面白かった。
「アベンジャーズ」のときには「この人たち誰?」って感じだったんですけど、劇中で随分と活躍してキャラも立ってましたからね。
それなりに期待して視聴したところ、期待以上に面白くって、その勢いのまま続編の「リミックス」も視聴したところ…涙が止まらなくなってしまった。
自分でもビックリするくらい泣けて泣けてしかたがなかった。
マーベル史上、もっとも泣いた作品かもしれない。
というわけで、今回は映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」を視聴した感想について書きますね~。
ベイビーグルートかわいいな!
前作ではみんなを守るために力を使い果たし、最後に残ったのは一本の枝だけになってしまったグルート。
今回はその小枝がちょっとだけ成長して、ベイビーグルートとして復活。
その可愛いベイビーグルートが冒頭からかなり飛ばしてましたね。
というか、もう笑いを取る気満々すぎるっしょ。
激しい戦闘の中、音楽を流して一人幸せそうに踊るベイビーグルートは文句なくかわいかった。
ベイビーグルートが踊る中、ガーディアンズのみんなは一生懸命戦ってるわけなんですけど、ちょいちょいグルートと絡んでは、時には注意して、時には世話を焼いて、時にはだるまさんが転んだまでしちゃう。
もう、みんな親状態。
完全に掴みはオッケーですよ。
みんな本来ならば札付きのワルのはずなのに、この冒頭のシーンでの彼らはもう家族でしかなかった。(ほっこり)
ピーターの実の父・エゴの正体
今回は謎に包まれたピーターの実の父親・エゴが登場。
物語の冒頭でピーターの母親とエゴの若かりし時が描かれていたので、いつか再会できるときが楽しみだな~と思っていたら、この父親、とんでもないヤツだった。
母を愛しているといいつつも、地球には一切寄り付かず。
ピーターを探していたのは、父としての愛情からではなく、自らの欲望のため。
そして母が死に追いやられたのは、実はエゴによって仕組まれたことだった。
サノスとたいして変わらんやんけ!とツッコミたくなるくらいヒドイ。
エゴという名前のとおり、ピーターの父親はまさにエゴの塊でしかなかった…。
だからなんでしょうかねぇ、ピーターとガモーラが惹かれ合うのは。
ツッコミは不在…ドラックスとマンティスの天然コンビ爆誕
今回あらたに仲間に加わったのは人の感情を読み取る能力を持つマンティス。
チャームポイントは可愛い触覚。
メンバーの中でもドラックスとよく二人でいることが多いんですけど、この二人、とにかく天然すぎて…面白い。
ドラックスはマンティスのことを「醜い」といい放ち、もしも恋人だったらと想像するだけで吐き気を催し苦しみだすなど、ハラスメントの度が過ぎてる。
一方、マンティスはと言うと、そんなドラックスの暴言を素直に受け取り、なぜか喜んでしまう純真無垢ぶり。
でもドラックスのことは「タイプではない」と断言してた。
この二人、こんな会話をしながらもお互いに一切の「悪気」がないんですよね。
なぜならドラックスとマンティスはどちらも人の外見ではなく心を見ているから。
個人的に二人のシーンで一番印象的だったのは、ドラックスの感情をマンティスが読み取るシーンです。
爆笑するドラックスから感情を読み取ったときは、マンティスもお腹を抱えて笑いまくり、家族の悲しみを読み取ったときは、マンティスは深い悲しみにとらわれる…。
このマンティスの共感できる力は妙に心を打つものがある。
どちらもボケ担当でツッコミ不在だけど、ドラックスとマンティスの天然コンビはとにかく最高でかわいいですね。
ツンデレ姉妹の仲直り
前作ではネビュラとは完全に敵対関係にありましたが、今作においてのネビュラは敵の敵にある状態。
だからといって完全に「味方」というわけではないんですけどね。
サノスの間違った教育方針により、二人の姉妹の関係には深い亀裂と誤解が生じてしまうんですね。
今作ではこの二人の因縁について一応の決着が付き、少しぎこちなくありながらも、姉妹としての関係を再構築していくという進展が見られました。
特に二人が本心を打ち明け合うシーンは少し胸が熱くなりましたね。
見た目は大きく違うけど、この二人は間違いなく姉妹ですよ、ええ。
ロケットとヨンドゥ「お前は俺だ」
口と手癖の悪さには定評があるロケット。
幼いクイルを攫い、圧倒的な強さを持つ悪党・ヨンドゥ。
ロケットは心無い科学者の実験によって生み出され、ヨンドゥは親に捨てられた過去を持つ…つまり二人は似たもの同士。
クイルを助けに行こうとするロケットに「お前は俺だ」とヨンドゥが話すシーンには思わず胸が熱くなってしまった。
このような曲者同士がシンパシーを感じる瞬間って最高に盛り上がりますよね。
リミックスは親子の絆の物語…ヨンドゥぅ(涙)
今回のリミックス、一番の立役者は誰がなんと言おうともヨンドゥ一択。
口笛を吹きながら「ヤカの矢」で縦横無尽に相手を狩り尽くす描写は前作のスケールを遥かに上回るものがあった。
どんだけ強いねん、と。
前作でもその強さの一旦を見せつけてはいたものの、ここまでえげつない能力の持ち主だったとは…ヨンドゥまじおっかねえ。
そして今回、ヨンドゥがなぜクイルを父親の元へ送り届けなかったのかがわかるんですけど、その真実を知ってからはもう全力でヨンドゥばかりに目がいってしまいましたね。
キャラ立ちしすぎた。
ヨンドゥは見た目と言動がいかにも悪党なんですけど、クイルに向ける感情は間違いなく父親そのものだった…。
自らの命を犠牲にしてまでクイルを助けるシーンからは、もう涙で画面が霞んでしょうがなかった。
そして最も感動的だったのが、ヨンドゥの亡骸を宇宙に還すシーン。
ロケットがヨンドゥの昔の仲間たちに連絡、ヨンドゥは最後の最後で昔の仲間達からの名誉を取り戻すことができた。
もうこのシーン、鳥肌は止まらんし、涙は止まらんし、鼻水も止まらんしで…とにかくたまらんかった。
コメディじゃなかったの?コレ?
めちゃくちゃ感動したんですけど!
どうしてくれるんですか!?(ありがとう)
まとめ
映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」を視聴した感想について書きました。
「リミックス」は誰がなんと言おうとも家族の絆の物語。
血の繋がりは関係ない。
ガモーラとネビュラは間違いなく姉妹だった。
ベイビーグルートはみんなの子供だった。
ヨンドゥはクイルの実の父ではないけれど、間違いなく親父だった。
今回の「リミックス」、コメディ作品のはずなのに、今までのマーベル作品の中で一番感動しました。
こんなん次も期待するしかないやん。
さて、とりあえずもう一度リピートして観るかな。
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