アニメ「神之塔-Tower of God-」見てますか?
今回は長かったクラウンゲームもようやく決着。
クンとラークの強さもいいけど……今回はなんといっても黒タイツ女の無双に注目です。
最強の二人。玉座の一人。
夜、クン、ワニの三人チーム……クラウンゲームで上手に役割分担してましたね。
クンの王冠複製作戦により、夜は安全に玉座で戴冠……その様子を見ていた他のチームはみんなで結託して夜チームに襲いかかろうとするも……ここでようやくワニが来た。
最近はチョコバー食べてる印象しかなかったけれど、このワニ、やるときはやるんです。
渾身の力で投擲した槍の衝撃波だけで、他のチームを見事に一掃……ラーク様カッコいい。
クンの電光石火の策から、夜の戴冠、ワニの一撃までの一連の流れ……シビス、アナク、ハツのチームとは違った連携の良さだったように思います。
といっても、夜はなんもしてなかったけど……最強の二人がいれば、夜は座ってるだけでいい……むしろおとなしく座ることこそ夜のお仕事なんですよ(?)
超便利な四次元かばん
それにしてもクンのかばんがめちゃくちゃ便利でしたね。
チョコバーや王冠を複製するだけでなく、選別者すら格納してしまうクンのかばん……どこかの猫の四次元ポケットみたいだな…。
クンいわく、収納したものをコピーする以外にも用途があるようなことを言っていたけれど……ある意味このかばんの存在って夜が持ってる「十三月」シリーズにも匹敵するような気もするけど……そこはおいおい明かされていくことを期待する。
それにしても、かばんの中に匿っていたという助っ人三人……第一次選別でのサバイバルで苦戦していたとは思えないほどの実力者ばかりでしたね。
おそらくはクンがしっかりと見極めた上での人選なんでしょうけど……このかばん、ほんと色々と便利だな……。
全身黒タイツ女のキレッキレ無双
第4回戦で新たに参戦した全身黒タイツの女……超強かったですね。
第一次の選別では一瞬だけ登場していたものの、その実力については未知数のままだったわけですが……第4回戦では数多の選別者達を寄せ付けない強さを発揮していましたね。
彼女のキレッキレな棒術と身軽な体捌きは、ラーク様や、サイコパスな新参者エンドロシ・ザハードを相手に一歩も引くどころか翻弄するなど、ひときわ異彩を放ってた。
そんな中、なぜかラヘルが夜のそばに佇んでいたわけですが……黒タイツからしたら、格好のカモ。
ラヘルがどんな戦いをするかにちょっと期待したものの、あきらかに動きがぎこちない……結果、ラヘルをかばった夜の頭に棒がガツン……これはアカン。
落ちた王冠には目もくれず、夜にトドメを刺そうとするなど、思考にまったく躊躇がない……そしてセリフもまったくない……一体何者なんだろう?
エンドロシには黒タイツを「恥ずかしい」と揶揄されてたけど、あの無双っぷりを見せられると恥ずかしいを通り越してむしろ快感……もっとこの黒タイツに出番を!
夜覚醒。黒の三月顕現
黒タイツの女からラヘルを守ろうとした夜が覚醒していましたね。
覚醒した夜から力強くほとばしる金色の神之水……さすがの黒タイツも無傷とはいかず仮面が割れて顔を負傷……残念ながらご尊顔は拝めなかった。
夜から天上に向けて激しくほとばしった神之水が止むと、今度は黒の三月さんが久しぶりに顕現してた。
この時の夜、ラヘルが襲われたことに逆上し、黒タイツの女に対して今までに見せたことがないような激しい憎悪をたぎらせていた……夜でもこういう表情するんだな…。
今度は夜がトドメを刺そうとしていたところ……黒の三月は意外にも夜を眠らせてその乱暴な行動を諌めていた。
黒の三月は女嫌いだから、てっきり夜の逆襲を手伝うのかと思ったけど……逆に今は再会を喜びなさい、ととても平和的に解決してしまった。
結局、クラウンゲームは覚醒夜が神之水で王冠を消失させたことによりノーゲーム……世の中、そんなに都合のいいことは起こらない、ということか。
レロ・ローとユハン
レロ・ローとユハン……二人の試験官の会話が興味深かったですね。
ユハンの立場は総試験官ということで、レロ・ローの上司にあたるような存在ではあるものの、この二人の間には信頼関係はほとんどないようだった。
掴みどころがなく、どこかはぐらかしたような物言いのユハンに対し、レロ・ローは密かに警戒……特に非選別者である夜の神之水の一件については、どちらかというと夜の側に立つような態度を見せていた。
CVが津田さんだからついついレロ・ローというキャラそのものをうがった目で見てしまうんですけど……これまでの言動を見ている限りではかなり信頼できる人物のように思える。
ユハンについては、クンのかばんの秘密を即座に見抜くなど、相当な実力を持っていると思われる一方で、インスタント・カフェラテが好き、というちょっとしたギャップを持つ面白い人、くらいの印象しかない……。
ただ、塔に危険を及ぼす人物についてはそれなりの警戒心を持っているようなので、レロ・ローとは根本的に違う考えを持っている可能性が高いと思われる。
レロ・ローとユハン……この二人、決して相容れることはなさそうな気がします。
ラヘルにとって夜って何?
ついにラヘルと夜が再会を果たしたものの……ラヘルの行動に一貫性がなさすぎて何考えてるのかよくわかりませんでした。
クラウンゲーム参加前は夜を見ながら皆殺しを承諾する一方で、いざ参加すると玉座の夜のそばにちょこんと立ち、王冠は取らないと宣うなど、まったく真逆の行動を取っていた。
同じチームであるエンドロシは、そのサイコパスな暴力性を黒タイツに向けていたけど……大男ともども、夜チームを守ろうとしているように見えるなど、もう何が目的なのかさっぱりわからなかった。
また、エンドロシと大男がそれなりの強さを持っていることは一目瞭然だった……だけどラヘルはクソ弱かった。
途中まで演技なのかと思ってワクワクして見守っていたものの、どうやらガチで弱いみたいで、ちょっとがっかり……いや、かなりか。
そしてクラウンゲームがノーゲームに終わった後には、心配になったのか、眠り続ける夜のところを訪ねてたけど……実際のところ、ラヘルは夜のことどう思ってるんだろう……?
ラヘルは第1話から断片的に登場してはいるものの……彼女の言動にはとにかく一貫性がない。
夜にとってのラヘルはかけがえのない人物であることは間違いない……ただ残念なことにラヘルにとっての夜はどうもそうではなさそうな……。
そのあたり、ちょっと詳しく聞きたいところですね。
まとめ
アニメ「神之塔」第5話「王冠の行方」を視聴した感想について書きました。
クラウンゲームは残念ながら、夜の暴走で王冠が消失したことにより、ノーゲームとなってしまいましたね。
でも、そこに至るまでのバトルについてはとても見どころが多く……今までチラ見だけの出番だった選別者達が戦う様子はかなり見応えがありましたね。
特にひときわ異彩を放っていたのが仮面を被った全身黒タイツの女。
彼女のキレッキレの暴れっぷりは、ほんと敵ながらあっぱれなものでした……できれば今後の出番多めによろ。
痛快な黒タイツとは裏腹に、終始煮え切らない様子を見せていたのがラヘルでしょうか……彼女の矛盾だらけの言動には正直かなりモヤモヤするものがありますね。
夜の元を訪れたラヘルにクンがどのような応対を見せるのか?
次回がとても気になります。
以上、アニメ「神之塔」第5話の感想でした!
- 第1話『BALL』
- 第2話『400分の3』
- 第3話『正解の扉』
- 第4話『緑の四月』
- 第5話『王冠の行方』
- 第6話『ポジション分け』
- 第7話『ご飯と鬼ごっこ』
- 第8話『クンの策略』
- 第9話『片角の鬼』
- 第10話『悲しみの先に』
- 第11話『潜魚狩り(前編)』
- 第12話『潜魚狩り(後編)』
- 第13話『神之塔』
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