アニメ「魔女の旅々」観てますか?
今回の第5話は、なんとフラン先生との再会エピソード。
イレイナの母とフランの関係や、フランの黒歴史本の人気っぷりに注目です。
フラン先生との素敵な再会
王立セレステリアでのフラン先生との再会が素敵でしたね。
街の至るところで魔法使い達が人々の生活に彩りを与える様子がなんとも心踊る中、イレイナは魔法学院へ不法侵入を試みる……己の欲望にどこまでも忠実なところは今も昔も変わらない……。
魔女だから何をしても許される……というようなことは当然なく、関係者以外は立ち入り禁止ということで、さすがのイレイナもあきらめてた。
そこにイレイナを捕まえようと、その学院の生徒達が謎の魔女狩りを凶行してくるのですが……魔女と見習いの生徒達とではその実力は雲泥の差……余裕シャクシャクで追撃を躱し続けるイレイナの力量を改めて実感しました。
結局、夕方になるまでその鬼ごっこは続けられるも……生徒達は肩で息をするほどのヘロヘロ状態……そこでついにフラン先生の登場ですよ。
この生徒達全員、フラン先生の教え子だったんですね。
イレイナの不法侵入の報を聞いてピンと来たフラン先生……自分で探すのが面倒だからと課題授業と称して生徒たちにイレイナを連れてくるよう指示を出していたという……相変わらずズボラだなこの人…。
でも、この再会はある意味とてもこの師弟らしい素敵なものだったと思います。
ニケはやっぱりお母さん?
再会したフランとの会話の中、イレイナが旅に出るきっかけとなった「ニケの冒険」について触れられるのですが……。
フランの口ぶりを見ていると、どうやらニケはイレイナのお母さんで間違いなさそうですね。
しかも物語の終盤にはフラン本人であろう、魔女見習いフーラなるキャラも出てくるし……挿絵なんかフラン先生そっくりだし。
イレイナの母から、フラン先生へ……そして娘のイレイナへとキレイにつながるこの流れ……こういう世代交代の構図って個人的にはとても好きだったりするんですよね。
そしてフラン先生の実力から見るに、イレイナの母もまた相当な実力ある魔女だったことは間違いないでしょう。
機会があれば、ニケの冒険についても深堀りするエピソードがあったりするとありがたいですね。
イレイナ先生の特別授業
旅で立ち寄ったわずかな期間ではあるものの……イレイナが魔法学院にて特別講師として生徒達に魔法を教えていましたね。
中にはセンシティブな質問をしてくる生徒もいたものの……基本的にはどの子達も友好的でとてもいい子たちばかりだった。
生徒達の授業風景を見ていると、見習い時代だったイレイナがいかに突出して優秀だったかがとてもよく分かる……今でも年齢的にはさほど離れてないだろうし。
それにフランのイレイナに対する評価もとても高いし……イレイナ本人もまったく謙遜する気配もない……ほんといい師弟だわ。
逆に、今回イレイナの教えを受けることになった生徒達には、イレイナと年が近いということもあり、大きな刺激になったようにも思います。
今回のように時々旅の途中に立ち寄って、生徒達と交流を深めるのも十分ありだと思うし、そしてゆくゆくはイレイナがフランの後を引き継ぐ、という流れも考えられるような気がする。
ただし、イレイナの場合、人格にちょっと難ありと言えなくもなくもない(どっち?)
でも、現時点でイレイナにはすでにサヤという実績がありますからね……そう考えると、フランの後を継ぐ資格は十分にあるんじゃないでしょうか。
フランと生徒達の最高の餞別
いよいよ街を離れることになったイレイナに対する、フランと生徒達の餞別が最高に素敵でしたね。
今回ばかりは別れの悲しみが少々つらいイレイナさん……半ば強引にフランに餞別を「花」と特定されるも……肝心の待ち合わせ場所にフランがなかなか現れないので、黙って出発しようとしたところ…。
ひらひらと空から花が舞う……ふと見上げると、そこにはフランと生徒達が空から花びらを撒いている。
花をもらってもいずれ枯れてしまうし、その花を思い出しては悲しい気持ちに囚われる……そんなイレイナの気持ちを汲んだであろう、フランの粋な花の餞別はイレイナの気持ちを一気に高揚させてしまった。
個人的にはこの演出、正直泣きそうになりましたね。
やっぱりイレイナの師匠は偉大だわ……生徒の気持ちをよくわかってる。
また、そんなフランの教えを受けている生徒達も、イレイナに温かい言葉をかけるんですよね。
王立セレステリアは、イレイナが立ち寄った旅先の中でも文句なくピカイチだったことでしょう。
街を離れ、草原を飛ぶイレイナの心境を思うと、見てるこちらもなんだか気分が晴れやかになるものがありますね。
大人気やんけ! フラン先生の黒歴史
「ニケの冒険」のフーラことフラン先生もかつては旅の途中で、自分の旅を小説化していたことがあったのですが……あまりの痛々しさに途中で執筆を挫折したとのこと。
「伝説の旅人のカバン」の奥底に眠らせたまま高値で売却したところ……別の街で勝手に書籍化、勝手にグッズ化、勝手に銅像まで建てられていた。
大人気やんけ……フラン先生の黒歴史。
もちろんイレイナはその本を即座に購入……フラン先生がのたうち回るであろう、いい土産話ができたとさ。
次に王立セレステリアを訪れた時のフラン先生の反応が今からとても楽しみですね。
まとめ
アニメ「魔女の旅々」第5話「王立セレステリア」を視聴した感想について書きました。
今回は久しぶりにいい意味での旅の醍醐味を味わうことができるエピソードだったわけですが……フラン先生との再会については個人的にもかなりテンション上がるものがありましたね。
特にニケ本人であろうイレイナの母と、フーラことフラン先生との関係はとても興味深かった……しかも「ニケの冒険」に続き、フラン先生の書きかけ小説も書籍化されてしまってるし。
そうなるとイレイナも日記を「灰色のサーガ」として書籍化する流れになるんか?
それはそれで楽しみだ……(白目)
次回もとても気になりますね。
以上、アニメ「魔女の旅々」第5話の感想でした!
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