映画「風の谷のナウシカ」はテレビ放送のたびに何度でも観てしまうな

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映画「風の谷のナウシカ」はテレビで放送しているとついつい観てしまうんですよね。

 

2019年1月4日の放送は、おそらく平成最後のテレビ放送になると思われます。

 

きっと平成のあとの次の元号に変わっても何度も放送され続けるのでしょうが、平成最後だと思うとついついチャンネルを合わせてしまうだな~これが。

 

「平成最後」というのもただ単に観るための口実の一つにすぎない説もある。

 

というわけで、今回はテレビ放送のたびに何度でも観てしまう映画「風の谷のナウシカ」について書きますね~。

 

 

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SFファンタジーの金字塔

 

風の谷のナウシカ [DVD]

 

映画「風の谷のナウシカ」は、宮崎駿監督が手がけた長編アニメーション作品の中でも、数少ないSFファンタジー作品なんですよね。

 

ほかにSFファンタジーといえる作品は「未来少年コナン」くらいじゃないでしょうか。

 

名探偵じゃないほうです。

 

「風の谷のナウシカ」は、スタジオジブリの他の長編アニメーション作品と比べると、はるか遠い未来のかなりハードな世界を描いた内容となっています。

 

  • 有毒の瘴気を吐き出し続ける腐海
  • 人間よりもはるかに巨大な大きさを持つ王蟲
  • 世界を焼き尽くす巨大人型兵器・巨神兵

 

はじめて映画を観たときはその圧倒的な世界観に打ちのめされたものです。

 

「風の谷のナウシカ」はSFファンタジーの金字塔だと私は思っています。

 

 

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ナウシカの母性と凛々しさにクラクラ

 

風の谷のナウシカ 02 メーヴェとナウシカ

 

映画「風の谷のナウシカ」の主人公・ナウシカはまだ16歳という少女でありながらも、その魅力はとどまるところを知りません。

 

  • メーヴェで風の中を自由自在に飛び回る奔放さ
  • 腐海の植物の秘密を解き明かす探究心
  • 風の谷のみんなや動物、王蟲を慈しむ果てしない母性
  • 複数人の兵士をあっという間に屠る圧倒的な強さ
  • 理不尽なことには恐れることなく立ち向かう勇敢さと凛々しさ

 

映画を初めて見終わったあと、ナウシカの魅力にしばらくの間クラクラしたものです。

 

私は「スタジオジブリ」作品の中において、いまだにナウシカを超える主人公を見たことがありませんし、もうジブリからはこのような作品が登場することはないでしょうね。

 

 

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ユパ様がクソかっこいい

 

1000ピース ジグソーパズル 風の谷のナウシカ 砂丘の風 (50x75cm)

 

ユパ様はナウシカの父・ジルの親友にして、ナウシカの師匠。

 

このユパ様がとにかくクソかっこいいんです。

 

父を殺されて、我を忘れてトルメキア兵を殺しまくるナウシカを体を張って止めるシーンと、囚われの仲間を助けるためトルメキアの飛空船に飛び乗り、圧倒的な剣技で制圧するシーンはとにかく見ものです。

 

初めて見る人はきっと何回もリピートしてしまうと思いますよ。

 

 

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巨神兵が怖すぎてトラウマ

 

 

1000年前に「火の7日間」で世界を焼き尽くしたといわれるのが巨大人型兵器・巨神兵。

 

1000年のときを経てトルメキアの手によって復活した巨神兵の描写がとにかく怖すぎた。

 

ドロドロと体が溶け落ちる中、口から放たれるあの光線の恐ろしさ。

 

庵野秀明が原画を手がけた巨神兵はちょっとしたトラウマを私に植え付けることに成功しました。

 

映画「シン・ゴジラ」の放つ放射能の原点は間違いなく巨神兵だと思う。

 

まさか映画館でふたたび巨神兵の恐怖を味わうことになろうとは。

 

「巨神兵東京に現わる」でもたいがいビビったけど、「シン・ゴジラ」は本当に怖かった。

 

なにより巨神兵、やっぱり怖い。

 

 

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実はスタジオジブリ制作の作品ではない

 

風の谷のナウシカ [DVD]

 

映画「風の谷のナウシカ」が劇場公開されたのは1984年。

 

当時はまだ「スタジオジブリ」が設立されておらず、その前身となる「トップクラフト」により制作されました。

 

宮崎駿監督作品であることには変わりありませんが、実際に「スタジオジブリ」として制作がスタートしたのは映画「天空の城ラピュタ」からなんですね。

 

でも実際のところ映画「風の谷のナウシカ」は「スタジオジブリ」の作品として公式にラインナップされているので、結局は「スタジオジブリ」の作品、ということになるんですよね。

 

 

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原作マンガは映画よりヘビーでハードで壮大

 

風の谷のナウシカ 全7巻箱入りセット「トルメキア戦役バージョン」

 

アニメ「風の谷のナウシカ」がSFファンタジーの傑作であることには間違いないのですが、原作マンガの「風の谷のナウシカ」は映画をはるかに超える壮大さを持つ作品なんです。

 

1982年~1994年にかけて何度か中断をはさみながらも全7巻で完結。

 

映画が公開されたのは1984年なので、映画公開後から10年のときを経て完結したことになるんですよね。

 

連載期間から考えると全7巻という巻数はとても少なく感じますが、内容はめちゃくちゃ詰まっています。

 

この原作コミックを読めば、映画で描かれたのはナウシカの世界の本当にごく一部だけだったんだな~というのがよくわかります。

 

それくらい原作の世界はヘビーでハードで壮大なんですよ。

 

 

ただ一つ残念なのが、原作マンガの「風の谷のナウシカ」は電子書籍化されていないことでしょうか。

 

いつの日か電子書籍化して欲しいものですね。

 

 

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まとめ

 

テレビ放送していると何度でも観てしまう映画「風の谷のナウシカ」についてアレコレ書いてみましたが、いかがだったでしょうか?

 

「風の谷のナウシカ」はそれこそ放送回数をカウントするのも馬鹿らしくなるくらい、何度も何度も放送されているわけですが、その都度何度も何度も観てしまう確かな魅力を持った作品でもあるんですよね。

 

いつか原作マンガを完全に再現した劇場版を作って欲しいな~と密かに願っていたのですが、こればっかりはどうしようもありませんしね。

 

せめて原作コミックの電子書籍化だけでも実現してもらいたいところです。

 

またテレビで放送されたときには、私もまた観てしまうのでしょう。

 

悔しいけど、悔しくない。

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