件名「あなたのデータが侵害されました!」というメールを受信したことはありませんか?
差出人情報は次のとおり。↓↓
- 差出人の表示名:My E-Mail
- メールアドレス:perv@outlook.com
私も受信したのですが、差出人のメールアドレスを見ても何の心当たりもありません。
ただならぬ件名にビックリされた人も多いかと思います。
というわけで、今回は件名「あなたのデータが侵害されました!」というメールについて少し調べてみましたので、気になる方はチェックしてみてくださいね~。
件名「あなたのデータが侵害されました!」はどんなメール?
下記のテキストは実際に受信したメールの内容をそっくりそのままコピペしたものになります。↓↓
私はあなたに悪い知らせがあります。
11/09/2018 – この日、私はあなたのオペレーティングシステムをハッキングし、あなたのアカウントに完全にアクセスできました!
パスワードを変更するのは役に立たず、私のマルウェアは毎回それを傍受します。
それはどうだった?
その日接続していたルータのソフトウェアには、脆弱性が存在しました。
私は最初にこのルータをハックし、その上に悪質なコードを置いた。
インターネットに接続すると、私のトロイの木馬はあなたのデバイスのオペレーティングシステムにインストールされました。その後、私はあなたのディスクの完全なダンプを作った(私はあなたのアドレス帳、サイトの閲覧履歴、すべてのファイル、電話番号、す 409;ての連絡先のアドレスを持っている)。
1ヶ月前に、私はあなたのデバイスをロックし、ロックを解除するための少額のお金を求めたかった。
しかし、私はあなたが定期的に訪問したサイトを見て、あなたのお気に入りのリソースの大きな喜びに遭遇しました。
私は大人のためのサイトについて話しています。私は言う – あなたは大きな、大きな変態です。あなたは幻想を解き放つ!
その後、アイデアが私の頭に浮かんだ。
私はあなたが楽しんでいる親密なウェブサイトのスクリーンショットを作った(あなたはそれが何であるかを知っている?)。
その後、私はあなたの喜びのスクリーンショットを(あなたのデバイスのカメラを使って)作って一緒に参加しました。
それは美しく見えた、疑いはない。私は強く、あなたの親戚、友人または同僚にこれらの写真を表示したくないと思っています。
私は$ 640が私の沈黙のために非常に少量だと思います。
それに、私はあなたに多くの時間を費やしました!私はBitcoinsだけでお金を受け取る。
私のBTCウォレット: 1JRXwqxYnjxHacP1UuquByrqsc1ZZHm6zeBitcoinウォレットを補充する方法がわからないのですか?
どの検索エンジンでも、「btc walletにお金を送る方法」と書いてください。
クレジットカードに送金するよりも簡単です!お支払いの場合、わずか2日以上(正確
には50時間以内)です。心配しないで、タイマーはこの手紙を開いた瞬間に始まります。はい、はい。それはすでに始まっています!支払い後、私のウイルスとあなたとの汚い写真は自動的に自己破壊されます。
物語は、私はあなたから指定された金額を受け取っていない場合、あなたのデバイスはブロックされ、あなたのすべての連絡先は、あなた 398; “喜び”と写真を受信します。私はあなたが賢明であることを望みます。
– 私のウイルスを見つけて破壊しようとしないでください! (すべてのデータはすでにリモートサーバーにアップロードされています)
– 私に連絡しようとしないでください(これは実現可能ではありません、私はあなたのアカウントからメールを送りました)
– 様々なセキュリティサービスはあなたを助けません。あなたのデータは既にリモートサーバー上にあるので、ディスクのフォーマットやデ 496;イスの破壊は役に立ちません。P.S.私はあなたが私の一人の犠牲者ではないので、お支払い後にあなたに再び邪魔しないことを保証します。
これはハッカーの名誉のコードです。
まるで翻訳ソフトを使って無理やり日本語化したかのような文章だと思いませんか?
このメールの内容によると私のパソコンはすで被害にあっているとのことですが、セキュリティソフトでは何の問題も見つからなかったのでただのブラフだと思われます。
私のことを「大きな、大きな変態です。」と言い放つ失礼なこの送り主、目的とするところはいったい何なのか?
- ウイルス感染なし
- 添付ファイルなし
- メール内リンクからの詐欺サイトへの誘導なし
メールの文面を読んだところ、どうやらBitcoinに送金させることが目的のようですね。
もちろん送金するわけないんですけどね。
件名「あなたのデータが侵害されました!」の発信元はどこだ?
翻訳ソフトで無理やり直訳したかのようなおかしな日本語がとても印象的な今回のメールですが、いったいどこから送られてきたものなのでしょうか?
メールのソースを確認してみると今回のメールは、アイルランドからアメリカを経由して日本に送られてきた模様。
だからどうした?と言われればそれまでなのですが、おそらく送り主は日本人以外のどこかの国の人なんでしょうね。
まとめ ~もちろん迷惑メールです~
件名「あなたのデータが侵害されました!」というメールについて少し調べてみましたが、いかがだったでしょうか?
今回のメールはもちろん迷惑メールです。
今回の迷惑メールは、直訳したかのような日本語で、Bitcoinを送金させようとする少し珍しい手口となっていましたが、このメールに引っかかる人はおそらく皆無なんじゃないでしょうか?
それよりもメールを開いた時にウイルスやランサムウェアなどに感染した可能性について心配された方のほうが多いと思われます。
大多数の人は何らかのセキュリティソフトを導入されているでしょうから、特に心配する必要はありません。
しかし、セキュリティ対策をまったく施していない人にとっては、今回のような不安を煽るメールは心理的に重くのしかかるものがあるかもしれませんね。
そんな方はまずはウイルス対策を施すべく、信頼できるセキュリティソフトをすぐに導入することをおすすめします。
年末になると、こういった迷惑メールが増える傾向がありますので、被害にあわれることのないように十分注意してくださいね。
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