【みちびき3号】2度延期するもH2Aロケット35号機打ち上げ成功!

2017年8月19日に二度の延期を経て「みちびき3号」を載せたH2A・35号機が無事に打ち上げられましたね。

最初の予定日は8月11日(金・山の日)でしたが、気象条件悪化のため8月12日(土)に延期。

しかし8月12日はロケットの部品不良が見つかり、まさかの二度目の延期。

今回もどうなることかと思いましたが、無事に打ち上げに成功。

ほっとしましたよね!

ところで、今回ロケットに載せられている「みちびき3号」って一体何のことなのかご存知ですか?

実はこの「みちびき3号」は今後重要な役割を果たす、壮大な計画に欠かせない代物なんです!

「ポケモンGO」にも関係してくるんですよ!

そんな「みちびき3号」が気になる方は、記事本文をチェックしてくださいね!

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「みちびき3号」とは?

みちびき3号はGPS(全地球測位システム)の精度を高める測位衛星のことです。

みちびき3号、ということは1号、2号はすでに打ち上げられているということですよね。

1号機は2010年9月に、2号機は2017年6月にすでに打ち上げれているんです。

今回打ち上げられた衛星は3号機で、次の4号機については2017年秋に打ち上げられる予定です。

準天頂衛星3機と静止衛星1機の4機体制

2017年秋に予定されている4号機の打ち上げが成功すれば、準天頂衛星3機と静止衛星1機の合計4機体制で稼働することになります。

静止衛星とは?

今回打ち上げられた「みちびき3号」は静止衛星として運用されます。

静止衛星とは、赤道上空の高度約3万6千キロメートルの円軌道を、地球の自転速度と同じ早さで周回し続ける衛星のことです。

地上から見ると常に静止しているように見えることから、静止衛星と名付けられているんですね。

準天頂衛星とは?

一方、準天頂衛星とは、特定のエリア内で周回し続ける衛星のことです。

準天頂衛星は日本上空を「8の字」を描くように周回するそうですね。

衛星の内訳は?

みちびき1号機~4号機の役割の内訳は次のとおりです。

  • みちびき1号機:準天頂衛星
  • みちびき2号機:準天頂衛星
  • みちびき3号機:静止衛星
  • みちびき4号機:準天頂衛星

準天頂衛星3機と静止衛星1機で2018年4月から測位データの提供を開始する予定となっています。

みちびきは、アメリカのGPSを補完するための信号を出す衛生として運用されるわけなんですが、GPSを補完すると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?

実は日本のGPSは精度が低い

その前に現時点(2017年8月)での日本におけるGPSの精度についてお話しましょう。

実は日本で利用しているGPSというのは「アメリカ軍」から民間用として解放されているものを使わせてもらっているだけなんですね。

しかもGPS衛星が本来持っているスペックからは程遠い精度で。(20メートル程度の精度)

高低差やビルの多い日本ではさらに精度が低くなる

起伏に富んだ地形や、ビルが多く建つ都市圏などでは、GPSの電波を上手に受け取ることができず、さらに精度が低くなってしまうことも少なくありません。

そんな低いGPS精度を、今回日本が打ち上げた「みちびき1号機~4号機」が補完することで、最高で数cm~数十cmの精密測位を実現できるそうです。

GPSの精度が上がることによる恩恵は?

「みちびき」によってGPSの精度が数センチ~数十センチ単位へと上がると、どのような恩恵を受けられるのでしょうか?

カーナビがより正確に

真っ先に考えられるのがカーナビではないでしょうか。

今のカーナビもそれなりに精度は高いですが、ときどきルートからはずれた指示を出すこともありますよね?

カーナビの精度が今よりも上がれば、より精密な道案内が期待できますね。

それこそ細い裏道でのナビゲーションが、今までよりも格段に上がるんじゃないでしょうか。

スマホの地図アプリがより正確に

最近ではスマホの地図アプリを活用することも増えてきましたよね。

GPSの精度が上がれば、スマホの地図アプリでも様々な付加機能が追加されることが期待できるんじゃないでしょうか?

たとえば建物内の部屋単位まで表示されるとか。

トイレの使用状況まで分かったりして。

ポケモンGOもアップグレードする?

GPSの精度が上がれば、日本に関しての部分だけアップグレードしてくれるかもしれませんね。

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準天頂衛星システムの今後の計画

今回の「みちびき」による準天頂衛星システムは、2018年4月から本格的な計測データの提供を開始するわけですが、実はまだ続きがあります。

2020年には現1号機の後継機(新1号機)を打ち上げ、2023年にはさらに3機の衛星を追加、合計7機体制で運用する予定となっています。

まとめ

2017年8月19日、無事打ち上げに成功した「みちびき3号」ですが、約10日間かけて静止軌道に乗せるようです。

これがうまくいけば、4号機も予定通り2017年秋に打ち上げられることでしょう。

みちびき1号機~4号機によって、日本のGPS精度が高まって気持ちよく東京オリンピックを迎えられるといいですよね!

とりあえず2018年4月の運用開始を楽しみに待ちましょう!

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