Amazon.co.jp顧客満足度調査は迷惑メール！クレジット情報が目的だ

件名「Amazon.co.jp – 顧客満足度調査 !」というメールを受信しました。

差出人情報は次のとおり。↓↓

• 差出人の表示名：Amazon.co.jp
• メールアドレス：store-news@amazon.co.jp

実は以前にも同じようなメールを受信したことがあり、そのときはリンク先にマルウェアが仕込まれていました。

今回も迷惑メールであることには間違いありませんが、前回とは手口が違うようです。

というわけで今回は、件名「Amazon.co.jp – 顧客満足度調査 !」という迷惑メールについて調べてみました。

件名「Amazon.co.jp – 顧客満足度調査 !」はどんなメール？

下の画像は実際に受信した迷惑メールを画面キャプチャーしたものです。↓↓

そして下のテキストはメール内容をコピペしたものです。↓↓

ただし、リンクは削除、メールアドレスは伏せてます。

 

顧客満足度調査 調 査を完了し、無料のボーナスを手に入れよう 所要時間： 3～5分程度 収入：¥ 10.000 満了: 04/17/2019 開始 © 2019 All rights reserved. Amazonのロゴ、Amazon.co.jpおよび、Amazon.co.jpのロゴは  Inc. またはその関連会社の商 標です。 Reference 853745 このEメールは次 のアドレス宛に送信されました:  xxxx@xx.xx.xx

 

メールには「開始」というリンクが埋め込まれています。↓↓

リンク先のURLは次のとおり。↓↓

• http://ow.ly/YCcD30os6M5

リダイレクト前提のアドレスとなっています。

10,000円の報酬はもちろんウソなのでもらえません。

報酬0円でションボリですが、とりあえず顧客満足度調査を開始してみました。

顧客満足度調査の目当てはクレジットカード情報だった

メール内の開始をクリックすると、リダイレクトされた後、次のようなページが開かれました。↓↓

• https://satisfaction-id-customer-survey.primarypublishing.com/

 

お客様から収集される情報は、Amazon.co.jp でのお買い物をお客様に合ったよりよいものにし、Amazon.com, Inc. および／またはその関連会社（以下総称して「Amazon」といいます）が提供する店舗、プラットフォーム、情報検索等のサービスをお客様にご利用いただくために役立てられます。

通常、どのくらいの頻度で当サービスをを利用していますか？

• いつも利用している
• 大抵利用している
• たびたび利用している
• たまに利用している
• 一度も利用したことない

 

他社の提供する同様のサービスと比べた場合、当サービスの質はどの程度優れていると感じますか？

• 極めて優れている
• 結構優れている
• 多少優れている
• どちらでもない　同じぐらい
• 多少劣っている
• 結構劣っている
• 極めて劣っている

 

当サービスを他の方にご紹介いただける可能性はどのくらいありますか？

• 確実にある
• 可能性が高い
• 可能性がある
• 可能性が低い
• 全く可能性はない

 

当社の提供する別のサービスにどの程度ご興味がありますか？

• 可極めて興味がある
• 結構興味がある
• ある程度興味がある
• 多少興味がある
• 全く興味がない

 

ひととおり質問に答えたら「次へ進む」をクリック。↓↓

すると、「あなたの報酬：￥10,000」と表示され、クレジットカード情報を入力させようとしてきます。↓↓

• 氏名
• カード番号
• 月（00）
• 年（0000）
• セキュリティコード

クレジットカード情報を盗み取る気満々ですね。

偽情報を入力して「次へ進む」をクリックすると、今度はパスワードの入力画面に。↓↓

パスワードを入力して「送信」を押すと、最後は本物のAmazonのページへジャンプして終了。

最後に本物のページへ飛ばすのは最近の流行りなんでしょうかね？

まとめ～10,000円の報酬はウソ。メールはすぐに削除しよう～

件名「Amazon.co.jp – 顧客満足度調査 !」という迷惑メールについて調べましたが、いかがだったでしょうか？

今回の迷惑メールの手口は次のとおり。↓↓

• 10,000円の報酬（ウソ）で顧客満足度調査ページへと誘導し
• クレジットカード情報を入力させ情報を盗み取り
• 最後は本物のAmazonページへジャンプして終了

他のよくある迷惑メールだと「アカウント」のロックや不正などで受信者の不安を煽ってくるのが定番なのですが、今回の場合は10,000円の報酬をちらつかせて興味を引くという少し珍しい手口となっています。

ある意味、他の迷惑メールよりも危険度が高いともいえるでしょう。

くれぐれも騙されないように注意しましょうね～。