件名「Apple iTunes Email」というメールを受信したことはありませんか?
おそらく受信した方のほぼ全員にとって、心当たりがないメールだと思います。
このいかにもAppleから送信されたかのようなメールは、いうまでもありませんが、Appleを騙った迷惑メールなんです。
というわけで、今回はこの迷惑メール「Apple iTunes Email」がどんな内容のメールなのかについて調べてみました。
気になる方は記事本文をチェックしてくださいね!
「Apple iTunes Email」はどんなメール?
上記画像は実際に受信したメールを画面キャプチャーしたものになります。
テキストに書き起こすと次のようになります。
Dear iTunes customer,
Technical services of the iTunes are carrying out a planned software upgrade.
We earnestly ask you to visit the following link to start the procedure of confirmation of customers data.
To get started, please click the link below:
https://www.apple.com/jp/itunes/
This instruction has been sent to all our customers and is obligatory to follow.
Thank you,
iTunes Customers Support Service
Google翻訳にて日本語に和訳すると次のようになります。
親愛なるiTunesのお客様、
iTunesの技術サービスは、ソフトウェアのアップグレードを計画しています。
以下のリンクにアクセスして、顧客データの確認手順を開始してください。
開始するには、下のリンクをクリックしてください:
https://www.apple.com/jp/itunes/
この指示はすべてのお客様に送られており、従うことが義務付けられています。
ありがとうございました、
iTunesのお客様サポートサービス
メール内のリンクをクリックさせようとするタイプの迷惑メールとなっています。
「Apple iTunes Email」メール内のリンクをクリックするとどうなる?
「Apple iTunes Email」内には1ヶ所だけリンクが埋め込まれています。
- https://www.apple.com/jp/itunes/
しかし、リンクが埋め込まれているURLテキスト「https://www.apple.com/jp/itunes/」と実際に埋め込まれているリンクのURLは全然違います。
実際に埋め込まれているリンクURLは下記のとおりです。
- http://cqsdo.com.cn/link_sep.html
そして↓の画像は、開かれたページを画像キャプチャーしたものになります。↓↓
中国語で何やら書かれてますね。
上記画像をgoogle翻訳ページにて日本語に訳すと次のようになります。↓↓
ページを見つけることができません
検索しているページが削除されたか、名前が変更されたか、一時的に使用できなくなった可能性があります。以下を試してください:
ブラウザのアドレスバーに表示されているウェブサイトのアドレスのスペルが正しいことを確認し、正しくフォーマットしてください。
リンクをクリックしてページにアクセスした場合は、ウェブマスターに連絡して、リンクが正しい形式でないことを知らせます。
[戻る]ボタンをクリックして別のリンクを試してください。HTTPエラー404 – ファイルまたはディレクトリが見つかりません。
インターネットインフォメーションサービス(IIS)技術情報(技術サポートスタッフ用)
Microsoft Product Support Servicesにアクセスし、「HTTP」と「404」を含むタイトルを検索します。
IISマネージャ(inetmgr)でIISのヘルプを開き、[Webサイト設定]、[一般管理タスク]、およびカスタムエラーメッセージについてのトピックを検索します。
どうやら誘導させたかったページはすでに削除された後だったみたいです。
どのようなページだったのか確認できませんでしたが、おそらくAppleのアカウント情報を盗み出すことが目的のページだったんでしょうね。
「Apple iTunes Email」メールの差出人は?
この迷惑メールの差出人情報は次のようになっています。
- 差出人の表示名:iTunes
- メールアドレス:itunes@apple.co.jp
もっともらしい名前とアドレスになっているので、それなりに説得力はありますよね。
まとめ
件名「Apple iTunes Email」の迷惑メールについて調べてみましたが、いかがだったでしょうか?
今回の迷惑メールは、
- メールの件名
- 英文でのメール本文
- メール内のリンクアドレス表示
- メールの差出人表示名とアドレス
と、どれもそれなりに信憑性が高く見えるような内容となっているので、フラっと騙されてしまう人もいるかもしれません。
リンク先のページについてはすでに削除された後だったようなので確認できませんでしたので、なんともいえませんがそれなりに危険度の高い迷惑メールだったのではないでしょうか。
今回のような迷惑メールに引っかからないようにするためには、やはり信頼性の高いセキュリティーソフトが欲しいところですよね。
くれぐれも迷惑メールには注意してくださいね~。
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