ランサーズ・クラウドワークス・ココナラ比較レビュー【依頼者視点】

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クラウドソーシングを利用したことはありますか?

 

有名どころとしては次のようなサービスがありますよね。

 

  • ランサーズ[Lancers]
  • クラウドワークス[CrowdWorks]
  • ココナラ[coconala]

 

これらはすべてクラウドソーシングサービスを扱っているサイトです。

 

クライアント(依頼者)として利用するか、ワーカー(受注者)として利用するかは人それぞれだと思います。

 

今回私はクライアント(依頼者)として利用してみたので、その感想についてそれぞれまとめてみました。

 

気になるかたは記事本文へどうぞ!

 

 

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ランサーズ[Lancers]

 

ランサーズ [Lancers] - 仕事をフリーランスに発注できるクラウドソーシング
クラウドソーシング「ランサーズ」は、実績とスキルのあるフリーランスに仕事を発注できる仕事依頼サイトです。ロゴ作成、会社のネーミング、システム開発、ホームページ制作、タスク・作業など、全148種類の仕事ができます。 専門業者と比較するとクラウドソーシングは個人とのやりとりのため、ローコストかつハイスピードで仕事ができます...

 

まず手始めに最大手のクラウドソーシングサービスであるランサーズ[Lancers]に登録。

 

ランサーズでは発注者のことは「クライアント」、仕事を受ける人のことは「ランサー」と呼びます。

 

今回は「クライアント」としてブログ記事の作成を発注する側としての利用です。

 

まずはお試しということで、1記事1,000文字、1,000円の記事の執筆を依頼として立ててみました。

 

なかなか提案が来ない・・・

 

 

記事単価もそれほど高いわけではなく、分野が特殊ということからか、1週間たっても提案が集まらず。

 

別に単価が低すぎるというわけでもないと思うのですが、予想に反してなかなか提案が来ませんでしたね。

 

このままクローズになるのかな?

 

と思っていたところ、クローズ間際に初めての提案が来ました!

 

初めての提案は予想外の内容だった

 

 

どんなランサーから提案が来たのかと、期待しながら確認したのですが、ひと目見て、

 

「なんだこれ?」

 

まずこちらが1,000円で依頼しているのにもかかわらず、提案してきた内容は2倍以上の金額。

 

執筆する文字数については触れられていなかったので、2倍の2,000文字書いてくれるというわけでもなさそうです。

 

さらに手数料の20%も上乗せされていて、合計すると3,000円を超えます。

 

システム手数料はランサー側が支払うことになってるんじゃないの?

 

ランサーのプロフィールを確認

 

 

とりあえずどんな人が提案してきたのか、応募者のプロフィールを確認。

 

どうやら同業者のようですが、明らかに経験値が低すぎる・・・。

 

ランサーとしてこなしている案件数も1桁台と少なく、しかもタスク案件のみ。

 

プロフィール欄も情報が少なく分かりにくい。

 

一人目は即おことわり

 

 

提案内容とプロフィールを確認した結果、一人目の方はお断りすることにしました。

 

こちらから質問を投げていろいろと確認してみても良かったのですが、多分お互いに時間の無駄にしかならないと思ったものですから。

 

ちなみに、お断りのメッセージを送ったところ、その後の返事はありませんでした。

 

二人目の提案が来たけど、やっぱりおことわり

 

 

少しガッカリしていたところに二人目の提案が来ました。

 

提案金額は1,250円(税抜)。

 

二人目の提案者は文面も丁寧で、過去の実績なども記載されていてなかなか好感が持てる内容となっています。

 

サンプルテキストも添付してくれていたので、さっそく拝読。

 

・・・。

 

うん、微妙。

 

少し迷いましたがことわることにしました。

 

結局、成約にいたらず

 

 

1人目、2人目と成約にいたらず、そのまま応募期日が過ぎてしまい、タイムアップ。

 

ランサーズ[Lancers]での初めての発注は不発に終わりました。

 

募集期間延長も考えましたが、とりあえず今回は素直に取り下げることに。

 

 

ランサーズ[Lancers]ってシステム手数料がわかりにくい

 

 

ランサーズ[Lancers]の規約には10万円以下の案件に対しては「20%」の手数料がかかると記載されています。

 

そしてその手数料は依頼の受注者、すなわち「ランサー」側が負担することとなっており、発注者である「クライアント」側は負担しなくていいはずなんですね。

 

ところが1人目と2人目の提案者はいずれも手数料込の金額での提案でした。

 

これは一体どういうことなんでしょうか?

 

クライアント側とランサー側での入力の違いに問題が?

 

 

クライアント側で金額を入力するときは、支払う金額を(税抜)で入力します。

 

1,000円(税抜)なら「1000」と入力します。

 

実際には1,000円に消費税が加算されることになります。

 

では、ランサー側で「1000」と入力するとどうなるのでしょうか?

 

ランサー側で「1000」と入力すると、そこから自動的にシステム手数料を加算した総額が表示されます。

 

これが問題なんですね。

 

ここでクライアント側での入力と、ランサー側での入力に違いが出てしまってます。

 

ではランサー側で「1000」と入力すると、どんな金額が表示されるのでしょうか?

 

これって手数料25%じゃないの?

 

 

ランサー側で「1000」と入力すると、システム手数料が自動的に加算され、結果的に次のような金額が総額として表示されます。

 

1,250円+税

 

はぁ?

 

ってなりませんか?

 

これって手数料25%ってことになりますよね?

 

でもこれがランサーズ[Lancers]流のようなんです。

 

普通に考えるとこうなると思うんだけど

 

 

10万円未満の取引の場合、手数料は20%と記載があるので、普通にかんがえると次のようになるはずです。(すべて税抜で表示)

 

  • クライアントが1,000円で依頼
  • ランサーが1,000円で受注
  • システム手数料20%はランサー側が負担
  • 負担額は「1,000円 × 20% = 200円」
  • ランサーが実際に手にする金額は「1,000円 – 200円 = 800円

 

ランサーズ[Lancers]の考えかただとこうなる

 

 

ランサーズ[Lancers]流の考えかただと、次のようになります。(すべて税抜で表示)

 

クライアントが1,000円で依頼を出しているから、ランサーが同じように「1000」と入力。

 

この時点ですでに間違ってしまっているんです。

 

クライアントが入力した「1000」は、クライアントが実際に支払う総額としての「1000」となります。

 

一方、ランサーが入力した「1000」は、ランサーが実際に受け取ることができる金額としての「1000」なんですね。

 

つまりランサーが入力した「1000」は、システム手数料がすでに引かれた状態の金額となっているんです。

 

だから、システム手数料を含めた総額が「1,250円+税」となっていたんですね。

 

ちなみに計算式にすると「1000 ÷ 0.8 = 1250」となります。

 

この考え方だと実質的には、クライアント側がシステム手数料を負担することになると思いませんか?

 

というわけで、クライアント側の支払い総額に合わせるのであれば、ランサー側は次のように入力しなければなりません。

 

  • クライアントが1,000円で依頼
  • ランサーは受注金額(実際に受け取る金額)を800円で入力
  • システム手数料を加算した金額1,000円が総額として表示される
  • クライアント側にランサー側から1,000円として提示される

 

クライアント側が提示した金額を満額うけとりたいときは、ランサー側は次のように入力します。

 

  • クライアントが1,000円で依頼
  • ランサーは受注金額(実際に受け取る金額)を1000円で入力
  • システム手数料を加算した金額1,250円が総額として表示される
  • クライアント側にランサー側から1,250円として提示される

 

【結論】ランサーズ[Lancers]は当面使わないことにした

 

 

ランサーズ[Lancers]は国内最大級のクラウドソーシングサービス、ということで期待を込めて真っ先に登録したわけですが、クライアントとランサー間の手数料のシステムには納得できませんでした。

 

あまりいい提案も集まらなかったこともあり、ランサーズ[Lancers]は当面使わないことにしました。

 

 

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クラウドワークス[CrowdWorks]

 

クラウドソーシング・仕事依頼・求人情報は日本最大級の「クラウドワークス」
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ランサーズ[Lancers]の次は、クラウドワークス[CrowdWorks]に登録しました。

 

クラウドワークス[CrowdWorks]は、ランサーズと同じく国内最大規模のクラウドソーシングサービスです。

 

結論からいうと、クラウドワークス[CrowdWorks]はいいですよ!

 

登録後は電話でヒアリング

 

 

クラウドワークス登録後は、運営から電話でのヒアリングがあります。

 

  • 発注したい記事の内容
  • 記事単価
  • 月額の予算
  • 発注依頼の出し方など

 

上記についてヒアリングしたあとは、話した内容に基いて依頼文の雛形を作成してくれるとのことでした。

 

また初回発注に限り、多くの受注者(クラウドワーカー)に依頼を見てもらうためのオプション「100人一斉告知オプション」も利用できるとのこと。

 

これは期待できそうですね。

 

依頼を立てるまでとてもスムーズ

 

 

運営さんに用意してもらった雛形をこちょこちょっと修正して、すんなりと新規依頼を立てることができました。

 

うん、とてもスムーズ。

 

「100人一斉告知オプション」でたくさんのワーカーさんに依頼を見てもらることに期待。

 

さっそくワーカーさんから応募が!

 

 

100人一斉告知オプションが効果を発揮してくれたのか、数日と立たずにさっそくワーカーさんから応募がきました。

 

応募文面はとても丁寧で、過去の実績やサンプル記事、月あたりにこなせる仕事量など、ワーカーさんの誠実さがひしひしと伝わってきて、かなり好印象。

 

何度かショートメッセージでやりとりした後、正式に発注させていただきました。

 

システム利用料(手数料)はワーカー側が負担

 

 

クラウドワークス[CrowdWorks]のシステム利用料(手数料)は受注者であるワーカー側が負担することになっています。

 

「10万円以下」の部分 契約金額の20%
「10万円超20万円以下」の部分 契約金額の10%
「20万円超」の部分 契約金額の5%

 

私の場合、1記事/1000文字/1,000円(税抜)で発注したので、クラウドワーカーが実際に受け取る金額と支払うシステム利用料は次のような内訳になります。(すべて税抜で表記)

 

  • クライアントが1,000円で依頼
  • クラウドワーカーが1,000円で受注
  • システム利用料20%はクラウドワーカー側が負担
  • 負担額は「1,000円 × 20% = 200円」
  • クラウドワーカーが実際に手にする金額は「1,000円 – 200円 = 800円

 

ランサーズ[Lancers]と違って、わかりやすくていいですよね。

 

業務の進捗もわかりやすい

 

 

業務のやりとりはクラウドワークス上の管理画面だけで進められます。

 

管理画面上に表示されるショートメッセージでお互いにやりとりができるようになっています。

 

進捗状況も画面上でわかりやすく表示されるので、現在どんな状況になっているのかわからなくなるようなこともありません。

 

他にも質の高いワーカーさんがたくさん在籍

 

 

このクラウドワーカーさんとは現在も続いていて、とてもお世話になっています。

 

クラウドワークス[CrowdWorks]には、他にも質の高いワーカーさんがたくさん在籍していて、実際に何度か発注したことがあります。

 

ビックリするほど納期が早い方もいれば、どんなジャンルの記事もOKというかたもいて、金額さえ合えば比較的かんたんにいいワーカーさんを見つけられる印象ですね。

 

【結論】クラウドワークス[CrowdWorks]はオススメ!

 

 

クラウドワークス[CrowdWorks]は何人か発注させていただきましたが、どの方もプロ意識が高く、ビジネスライクなやりとりで業務をすすめることができました。

 

仕事のクオリティも高く、納期もきっちりと守ってくれるので、今のところ何の問題もなく利用させてもらってますね。

 

たまたま私の運が良かっただけなのかもしれませんが、長期的にお付き合いできるライターさんに出会えて本当によかったと思っています。

 

ラッキー。

 

 

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ココナラ[coconala]

 

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実はクラウドワークス[CrowdWorks]と同時期にココナラ[coconala]にも登録してみました。

 

ココナラ[coconala]は、ランサーズやクラウドワークスのようなクラウドソーシングサービスというよりはフリーマーケットに近い感覚のクラウドサービスとなっています。

 

そのせいか出品されているサービスもバラエティに富んでおり、賑やかなフリーマーケットにでも足を運んだ気分になりますね。

 

とりあえず出品サービスを購入してみた

 

 

ブログ記事を執筆してくれるサービスの出品者のページをいくつか拝見し、よさそうな出品サービスをさっそく購入してみる。

 

販売実績も多く、購入者からの評判が良いことから、これは期待できるんじゃないかと。

 

すぐ断られた

 

 

出品者の評判が高かったので、期待していたのですが、まさかのキャンセル。

 

全ジャンルの記事に対応と書いていたのに、その分野での執筆はできませんとのことでした。

 

こちらから断るんじゃなくて、逆に断られるとは・・・。

 

こんどは別の出品者サービスを2つ購入

 

 

同じくブログ記事作成サービスでよさそうな出品者を2人見つけたので、どちらのサービスも購入。

 

どちらも評判がよく実績も豊富なので、今度こそ期待したいところでしたが・・・。

 

購入してから3週間以上が過ぎ、納期ギリギリになってから、片方のサービスから待望の納品がありました。

 

まさかの盗作&リライト!しかも私のブログから!

 

 

複数記事を依頼していたので、納期に時間がかかるのは仕方がないのかな?

 

と思いつつ、納品された記事の内容をチェック。

 

ん?

 

どの記事もどこかで見たような内容だな~。

 

と、のんきに考えながら読んでいたんです。

 

そして気づきました。

 

「これ俺のブログの記事やんけ!」

 

そう、まさかの盗作。

 

パクった記事の語尾や言い回しを変えただけの完全な盗作だったんです!

 

キャンセルじゃー!

 

 

それにしても依頼主の記事をパクって納品するとはいい根性をしています。

 

頼んだからにはきっちりと仕上げて納品してほしかったこともあり、最初はすべて書き直すようにお願いしました。

 

しかし、納期ギリギリになって慌てて盗作を納品してきた経緯から、やっぱり信用できない、という結論にいたり、キャンセルすることにしました。

 

最後の一人は?

 

 

さて残る出品者は一人なってしまいました。

 

購入してから1ヶ月以上たっても連絡が来なかったため、進捗を確認するためのメッセージを送信するも返事がこない。

 

仕方がないのでキャンセルを申し出たところ、あと3日欲しいとの返信。

 

とりあえず待ってみるか。

 

結局、納品されず

 

 

そして期限の3日後の夜12時まで待ちましたが、結局、納品されず。

 

再度キャンセルを申し出て、出品者も了承。

 

これで購入した出品者サービスはすべて全滅してしまいました。

 

【結論】ココナラ[coconala]は二度と使わん

 

 

3つの出品者サービスを購入しましたが、次のような結果に終わりました。

 

  • 1つめはすぐに断られた
  • 2つめは私のブログを盗作・リライトしたものを納品してきたのでキャンセル
  • 3つめは期限を過ぎても納品されず

 

すべての出品者が同じだとは思いませんが、あまりにもひどすぎると思いませんか?

 

ココナラの出品者は他のクラウドソーシングサービスに比べて、圧倒的にビジネスとしての意識が低いです。

 

出品者のページを見ても、「受付停止中」となっているサービスが非常に多い。

 

それに出品者につけられた評価と実態があまりにもかけ離れています。

 

ココナラのサイトデザイン自体は見やすくて個人的には結構好みなのですが、もう二度と利用することはないでしょうね。

 

 

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まとめ

 

ランサーズ[Lancers]、クラウドワークス[CrowdWorks]、ココナラ[coconala]を実際に利用した感想について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

 

私が実際に利用した感想をもとに、各サービスを評価すると次のようになります。

 

ランサーズ[Lancers]

  • システム手数料に納得がいかない
  • 発注できるランサー数は豊富
  • でも私は使わない

 

クラウドワークス[CrowdWorks] 

  • 登録してから発注までのサポートが行き届いている
  • 質の高いクラウドワーカーが豊富
  • 進捗状況も把握しやすい
  • ビジネスライクにやりとりができる
  • 今後も引き続き使いたい

 

ココナラ[coconala]

  • 出品者への評価と実態がかけ離れている
  • 実際にサービスを購入したが、まともな納品はゼロ
  • もう2度と使わない

 

というわけで、私が自信をもってオススメできるクラウドソーシングは、

 

クラウドワークス[CrowdWorks]

 

の一択です。

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