ドラマ「俺のスカート、どこ行った?」観てますか?
正直、まだ第2話ですけど、もう古田新太の女装姿に全然違和感を感じなくなっています。(こんな感覚はじめて…)
それにクセが強いのは実は原田先生だけじゃないですし…ね。
原田以外のクセが強い教師ども
ゲイの女装家・原田のぶお(古田新太)が教師をつとめる私立豪林館学園高校にはクセが強い教師たちが在籍しています。
原田ほどではないけれど。
- 自意識過剰の45歳独身
- 佐川先生(大西礼芳)に告白するかどうかを山手線の全駅名言えるかどうかに委ねる鉄道オタ(ゆりかもめにすればよかった?)
- ダジャレ好き(矢野先生にしかウケない)
- 5分前行動をモットーとする厳格な堅物
- 原田との衝突が絶えない
- 学校全体の偏差値を上げるのがミッション
- 基本的には生徒思い
- 毒舌、下ネタ、空気を読まないギザギザハートのヤサグレ教師
- 「ポコチン」「デカチン」「見る人の命を削ぎ落とす」原田との相性はいいかも(視聴者的に)
- かわいい顔してサラッと厄介事を原田に押し付けるしたたかな人
- 庄司先生の想い人
- 天文部なのになぜか朝練(しかも立ち入り禁止の屋上で)
- そして天文部員は唯一人
- 大切なことは生徒に言わせる(自分は耳打ちするのみ)
- 生徒を賭けの対象としてベットする(本人の意志は関係ない)
- 好きな言葉は「モーニングスター」
- 天文部に追い込みをかける(古賀先生を敵視している?)
- 天文部員への引き抜きをかけた賭けにあっさり乗る
- そしてカバディで怪我をして病院へ(カバディ専門病院はない)
- いつもにこやかで物腰やわらか
- 原田を誘導するのがうまい
- 庄司先生のダジャレに弱い?
- 存在感がないようであるようでない
- 原田にいいように振り回されている(抑止力ゼロ)
- 長いものにはどこまでも巻かれる可能性∞
基本的に彼らはコント要員です。(一部を除く)
笑えない【ブラック部活】で笑った
原田は、佐川先生の押し付けと矢野先生の部活手当の誘惑に釣られチア部の臨時顧問を引き受ける。(チャリーン)
チア部の子たちは産休中の戸塚先生の言いつけを守り、夜も朝も過剰なまでの練習を続けるも、大会で3位以上に入賞したことがない。
「ブラック部活」という原田の言葉はほんともうそのとおりで、これは日本の労働生産性の低さにも通ずると思う。(無理やり)
『勘は当たらないけど違和感は当たる』といって練習を早めに切り上げさせる原田の判断力は副担任の田中先生も見習うべき。(無理か)
顧問不在での隠れ自主練での結果、川崎(髙橋ひかる)は足の靭帯を部分損傷してしまう。(これは笑えない)
一方、荒川良々とじろう(シソンヌ)のカバディ対決のミスリードが笑えた。(カバディ専門病院などない)
モーニングスター荒川は勝利したのか?
天文部の部員は増えるんか?
そんな事どうでもいいか。
先生の先生?原田のぶお(52歳)
人生の大先輩・原田のぶお(52歳)は、ときに生徒の、ときに先生の先生になる。
やった後悔、やらなかった後悔はどんどん大きくなることを知っている原田のお説教は川崎の苦しい胸に響く。
迫真の一人芝居は病院内にも響き、看護師さんから注意されてましたが。
「ブラック部活」の責任の所在と部活禁止について長井先生に言い渡されるも、頑張る生徒のことを思い長井先生を一喝する。
原田のマジモードに長井先生も珍しく神妙、むしろ板挟みの葛藤さえ感じられました。
きっと生徒を思う気持ちは水と油のこの二人にも通ずるところがあるんでしょうね。
おっ、今回の原田のぶお、なんだか先生っぽいぞ。
原田のぶおの「やりたい放題プラン」
顧問不在の状態で怪我人が出たチア部は練習を禁止される。
チア部に情がうつってきた原田は、練習ではなく特訓だと屁理屈をこね、自腹を切って部員達を馴染みのショーパブにご招待。
大きなバックパックを背負った不審者明智がその様子を撮影していたのがキモかった。
ショーに感動した部員達に「ここで特訓だ」という原田の出費は相当なものだと思われる。
原田はさらに東大出身のポンコツエリート・安岡(伊藤あさひ)から得たヒントをもとに「安室ちゃんの似顔絵ユニフォーム」の試作品まで用意。
部活謹慎中とは思えないほどの原田のやりたい放題は定額プランなんだろうか。(入りたい)
ともあれ部員達のモチベーションアップには成功した。
さあ!練習特訓だ!
明智の賭けは継続中
パパラッチ明智は隠し撮り写真で原田を恐喝するも、当の本人は「あらやだ」といいつつもどこか余裕の様子。
今回は手応えなし、ということで写真を消去するものの「教師を辞めさせる」賭けについては絶賛継続中のようで、今後も何か仕掛けてくることは間違いなし。
原田自身はあまり相手にしていないようでしたが。
チア部の幼馴染が心配な東条との仲には亀裂が生じたようですし、今後明智は徐々に孤立していくような予感がします。
なぜ明智は「教師を辞めさせる」ことに異様に執着しているのか?
その理由が気になるところです。
人生の大先輩・原田の部活手当は600円
肝心の大会シーンはさらっと流されて終了。
お産で入院中の戸塚先生を訪れた原田の慧眼(いや魔眼?)が冴え渡る。
実は戸塚先生はシングルマザーで、結婚指輪はダミーだった。
世間体を気にする戸塚、世間体を気にせず大会に臨んだチア部の対比がとても対象的。
怪我で部活をやめるつもりの川崎を強引に呼び出し、チアの本質(誰かを応援したい気持ち)について語る原田がマジ卍。
元陸上部・原田のぶお、渾身のダッシュ&ヅラもマジ卍。
これが見る人の命を削ぎ落とす横顔なのか…!
チア部のキレキレリーディングを見て、結婚指輪を外す戸塚先生には敬意を表したい。
最後は川崎と変なおじさんも加わりフィニッシュ。
学園に新たに加わったトロフィーは誇らしく、原田の顧問手当は寂しかった…(600円也)
その600円すらも里見先生のクリーニング代へと消えていったのでした。
『足りないです』(里見先生)
まとめ
ドラマ「俺のスカート、どこ行った?」第2話の感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?
今回はクセが強い教師たちのミニコント集をちょいちょい挟みつつも、チア部の臨時顧問を引き受た原田のやりたい放題プランのおかげで、チア部は結果を残し、川崎と戸塚の心も救われ、とても気持ちのいい回でしたね。(明智を除く)
愛しき隣人・川崎の件では、東条の好感度もちょっとだけ(ほんのちょっと)アップ。
個人的には天文部とカバディ部の部員争奪戦の結果が気になるんですけど、次週で明らかにされるんだろうか?
とはいっても次週には忘れられてる可能性が限りなく高い…(私に)
それでも次週に期待したいと思います。
以上、ドラマ「俺のスカート、どこ行った?」第2話の感想でした!
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