マンガ「アマテラスさんはひきこもりたい!」1巻は超読みやすい良作

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漫画・アニメ・映画

何か面白いコミックないかな~とamazonのKindleコーナーをさまよっていたら、何やら面白そうなタイトルのコミックスを発見しました。

 

アマテラスさんはひきこもりたい!(壱巻)

 

作者は白野アキヒロ先生。

 

タイトルもさることながら、表紙のイラストがとても美麗だったので即購入。

 

というわけで、今回はマンガ「アマテラスさんはひきこもりたい!(壱巻)」を読んだ感想について書きますね。

 

 

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アマテラスさんはひきこもりたい!(壱巻)はどんな話?

 

 

圧倒的なカリスマ性で高天原を治める日本神話の最高神・天照大神の真の姿は筋金入りのひきこもりだった!? 威厳に満ちた最高神の威厳無きひきこもりライフをご覧あれ!【amazonより引用】

 

 

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主人公は最高神・天照大神

 

 

タイトルにあるとおり、主人公はかの有名な日本神話の最高神・天照大神です。(以下アマテラス)

 

アマテラスといえば、様々な小説やマンガ、アニメ、映画、ゲームなどに登場するおなじみの神様ですよね。

 

私の場合は「アマテラス」と聞くと、ついつい女神転生やパズドラなどのゲームを思い浮かべてしまいます。

 

今作品ではその「アマテラス」がとてもユニークなキャラクターとして描かれています。

 

 

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アマテラスはゲーム・アニメの隠れオタ

 

 

アマテラスは公務の時には八百万の神々の頂点に君臨する最高神・天照大神として、まわりからの尊敬を集めています。

 

しかしプライベートタイムでは、自宅である天岩戸に引きこもって、ゲームとアニメに興じる隠れオタ。

 

  • 翌日仕事があるにもかかわらず徹夜でゲームをクリアしたり
  • 星5のレアガチャを引くのにお賽銭を課金に使おうとしたり
  • アニメの推しキャラの生死が気になって業務に支障をきたしたり

 

なかなか重度のオタクっぷりだったりします。

 

 

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表向きの姿にもオタ部分がにじみ出る

 

 

最高神としての表向きの姿と、プライベート時の素の姿で大きなギャップを持つアマテラスは、公務のときにはオタバレしないようにいつも気を使っています。

 

しかし、

 

  • アニメの推しキャラの生死が心配すぎて、ハンコで推しキャラの名前を描いてしまったり
  • 部下の式典の言葉に推しキャラの決め台詞を贈ったり
  • 職場のトラブルをアニメの伝説のシーン再現に利用したり

 

などなど、オタクであることを隠しきれずに、どうしてもにじみ出てしまうこともあります。

 

清々しいまでの厨二病ともいえますね。

 

 

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実はコミュ障、引きこもりたくてたまらない

 

 

ゲーム・アニメの隠れオタであるアマテラスは、家ではだらしなく過ごしながらも公務のときには凜とした姿をしているため、皆からの尊敬を集めています。

 

そんなアマテラスですが、実は人前で話すことがあまり得意ではありません。

 

表面的にはまわりに悟らせないようにしていますが、実際のアマテラスはコミュ障なんですね。

 

だから高いコミュニケーション能力が求められる、外国の神々との接待などは特に苦手。

 

どちらかというと、ずっと天岩戸に引きこもりながらゲームとアニメに興じていたいのが本音だったりします。

 

 

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アマテラスのデフォルメ加減が絶妙

 

 

最高神として本当に大丈夫なのか?

 

と心配になってしまうようなアマテラスですが、とにかく表情が豊かでとてもかわいらしいキャラクターとして描かれています。

 

何よりも一番絶妙だな~と感じるのはアマテラスのデフォルメ加減。

 

シーンに応じて、シリアスに描いたり、くずして描いたりするのですが、そのデフォルメの段階がとても豊富で、さじ加減がとにかく絶妙です。

 

豊かな表情と絶妙のデフォルトによって描かれるアマテラスは、ときに子供っぽく、ときに凛々しく、ときに腐っていたりと、見ていてとても微笑ましいものがありますね。

 

個人的には新作ゲームを万全の状態でプレイするために有給をとって、部屋でだらしなくゲームをプレイするシーンがとても好きですね。

 

アマテラスの気持ちに共感せざるを得ません。

 

 

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とにかく読みやすい

 

 

表紙のイラストからもわかるとおり「アマテラスさんはひきこもりたい!」は、絵がとてもキレイです。

 

絵がキレイなだけでなく、コマ割りや適度な空白、背景とキャラクターの描き分けなど、随所に施された工夫により、とにかく読みやすいです。

 

作者様のセンスの良さが光ってますね。

 

 

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まとめ

 

マンガ「アマテラスさんはひきこもりたい!(壱巻)」を読んだ感想について書きましたが、いかがだったでしょうか?

 

今作品は作者・白野アキヒロ先生にとっては初めての単行本だそうですが、個人的にはとてもそうは思えないくらいクオリティーの高い作品だったと感じました。

 

また日本神話の神々を現代コメディ風に描いた今作品は、読んでいて思っていた以上に新鮮に感じられました。

 

今後の話もいろいろと広げていけそうですし、できるだけ長く続けていって欲しいですね。

 

というわけで「アマテラスさんはひきこもりたい!(壱巻)」は私にとっては超読みやすい良作でした!

 

 

2巻の発売が楽しみだな~。

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