「警告:あなたの盗難IDは、認識されていないすべてのデバイスからiCloudに記録されました。」
ん?いったいなんのこと?
と思うかもしれませんが、これは受信したメールのタイトルです。
差出人はAppleID。
ええ、もちろん迷惑メールです。
この警告メールの内容とは?
この「警告:」から始まる件名の迷惑メールの内容は次のような内容となっています↓↓
Dear Client, セキュリティ上の理由により、Apple IDがロックされています。
誰かが別のiPアドレスからApple iDにログインしました。 日時: 18 Augst 2017, 00:59:02 GMTデバイス: iPhοne 7 pluslP: 92.165.127.15 (Iceland, Reykjavik)オペレーティング·システム: iOS 10.3.3Apple iDを引き続き使用するには、アカウントを確認する必要があります。 このメールに返信しないでください。 追加のヘルプが必要な場合は、Appleサポートにお問い合わせください。
SincereIy, Apple Suppοrt | |
Apple Distribution International.
メールの内容によるとすでにApple IDがロックされているとのこと。
別の誰かがiPhone7 plusを使って、別のIPアドレス(アイスランド、首都レイキャビク)からApple IDにログインしたようですね。
そしてメール本文にはいつもお決まりの確認を促すリンクが貼られています。
「警告」メール内のリンクアドレスはどうなってる?
今回の「警告」メール内でのリンクは4箇所。
それぞれ次のようになっています。
確認するにはここをクリック
- ロールオーバー時のリンク:http://bit.ly/2v5I8r5
- クリックして実際に開いたページ:https://appie-id-support-icloud.sign-on-authorized.com/home/shop/05eb9/clients/?61707069652d69642d737570706f72742d69636c6f75642e7369676e2d6f6e2d617574686f72697a65642e636f6d
実際に開いたページ↓↓
リダイレクトで一度中継しているようでしたが、セキュリティソフトによりブロックされました。
Apple ID
- ロールオーバー時のリンク:https://t.co/AcxgEbe8nS
- クリックして実際に開いたページ:https://twitter.com/safety/unsafe_link_warning?unsafe_link=http%3A%2F%2Fx.co%2F6me5f
実際に開いたページ↓↓
なぜかツイッターのページにリダイレクトされましたが、有害サイトと認識されているか、ツイッターの利用規約に違反しているとのことで、ページを開く前に警告でストップしました。
警告を無視して続けることもできるようですが、やめておきました。こわいから。
Support
- ロールオーバー時のリンク:https://t.co/z9BPnX9SDd
- クリックして実際に開いたページ:https://twitter.com/safety/unsafe_link_warning?unsafe_link=http%3A%2F%2Fx.co%2F6mgSg%3Fshop
実際に開いたページ↓↓
Supportのリンク先も同様にツイッターの警告ページでストップしました。
Privacy Policy
- ロールオーバー時のリンク:https://t.co/AcxgEbe8nS
- クリックして実際に開いたページ:https://twitter.com/safety/unsafe_link_warning?unsafe_link=http%3A%2F%2Fx.co%2F6me5f
実際に開かれたページ↓↓
Apple IDのときと全く同じアドレスとなっているようです。
今回の「警告」メールの差出人は?
今回の迷惑メールの差出人情報は次のとおりです。
- 差出人名:AppleID
- 実際のメールアドレス:accesnewcostumer.limited@infoupdateyouraccountsumgarylimmitteddetailsonconfirmation3355255webappswebsrcadminnotificationgoggomsnpleaseiamgiveduidneedbanget6549381291.microsoft.live.mail.com
メールアドレスがとにかく長くて胡散臭いです。
この手の迷惑メールは、結構信憑性の高そうなメールアドレスで送られてくるものなんですが、今回のメールアドレスにはあまりやる気?が感じられません。
まとめ
警告:あなたの盗難IDは、認識されていないすべてのデバイスからiCloudに記録されました。
という件名のニセApple迷惑メールについていろいろと確認してみましたが、いかがだったでしょうか?
この手のメールはたいていブラウザかセキュリティソフトによって検知されて、人知れず駆除されていく運命にあるのですが、利用者の中にはセキュリティ対策が不完全な人も一定数いるもんなんですよね。
今回のようなAppleを騙った迷惑メールやフィッシング詐欺メールは年々増加する傾向にあります。
セキュリティソフトを入れていてもイタチごっこになるケースもありますが、それでもセキュリティソフトは最低限入れておくべきでしょう。
おすすめのセキュリティソフトは、
です。
まだセキュリティソフトを導入されていない方は、是非とも今回を機に導入しておきましょうね。
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