2018年6月18日、午前7時58分に発生した大阪北部を震源とした震度6弱の地震。
地震は本当にいつも突然にやってくる。
別の場所で起きた地震をニュースで見る、それが当たり前のように感じていた日常が、今回のような地震で一気に非日常へと変わってしまう。
阪神淡路大震災のときの恐怖が蘇りますね、ほんと。
今回は地震が発生した当初の様子と、これからの対策などについて、私個人の視点から備忘録的に書いてみました。
スマホの緊急地震速報はしっかりと動作
地震発生時には外出していたため、あまり揺れを感じることがなく、最初は地震が起きたことに気づきませんでした。
まわりの電線が一斉に「ワサッ」と揺れ、周囲に駐車してある自動車が揺れて防犯アラームが鳴り響いた直後に、スマホの緊急地震速報のアラームで地震が起きたことを初めて知りました。
てっきり強風でも吹いたのかな?と思ったのですが、スマホのアラーム表示で初めて地震であることがわかったんですね。
電話はすぐに通信制限!でもショートメールやLINE、SNSは使えた!
地震が発生した直後、安否確認のために電話をかけようとしたのですが、全くつながらず、すぐに通信制限がかけられてしまいました。
しかしショートメールやLINE、SNSなどは平常時と変わらない感覚で使えました。
阪神淡路大震災のときにはなかった通信手段が実は一番頼りになるんだな~と実感した次第です。
スマホは立派なライフライン!
何かと便利なスマホですが、今回のことで「スマホは立派なライフライン」であることを改めて認識。
いつもゲームや電子書籍、動画ばかりで使っているので、「通信手段」としてのスマホを少し軽んじているところがありました。
反省。
とりあえずスマホの弱点である「バッテリー」を切らすことのないよう、モバイルバッテリーなども準備しておきたいところですね。
特に停電になってもソーラー発電できるタイプがいいかも。↓↓
耐震ジェルと転倒防止板は間違いなく有効だった
大阪北部を震源とする震度6弱の地震で、我が家の電子レンジとオーブントースターが同時に壊れてしまいましたが、それ以外の家具については意外と持ちこたえてくれました。
特に本棚や液晶テレビ。
本棚に施していた耐震対策
本棚については、前方に転倒しないように、転倒防止板を底面に履かせていたおかげで、震度6弱の揺れでも倒れることがありませんでした。
ただ、本棚自体は無事でも中に入っていた本については軒並み落下してしまいました。
次は本棚への転倒防止だけでなく、中の本に対しての振動防止対策も施したいと思います。
液晶テレビに施していた耐震対策
液晶テレビに関しては、底面に耐震ジェルを貼り付けていたおかげで転倒することもなく、無事でした。
なんだかんだ言って、地震の際にはテレビから得るリアルタイムの情報はとても大切ですからね。
停電してしまったらテレビがあっても無意味ですが、今回の場合は幸いなことに停電になることはありませんでした。
阪神淡路大震災のときは、一時的に停電はしたものの、電気だけは使えました。
しかし、水道とガスが使えなかったので本当に苦労しました。
オーブントースターと電子レンジには耐震対策していなかった
オーブントースターと電子レンジには残念ながら耐震対策は施していませんでした。
滑り止め防止のゴムは敷いていたのですが、やはり耐震ジェルのような効果は得られませんね。
とりあえずオーブントースターと電子レンジを買わねば。
とほほ。
水とカセットコンロ、ボンベが手に入らん!
近くのドラッグストアやスーパー、家電量販店などを回ってみたものの、次のものが手に入らない!
- ペットボトル水
- カセットコンロ
- ボンベ
ペットボトル水
ドラッグストアに勤めている知り合いに聞いてみても、夜中にペットボトルの水が入荷しても、あっという間に売り切れてしまったそうです。
その知り合いも自身が勤めているドラッグストアで水を入手することができず、別のお店で買ったとのこと。
しかたがないので水道が確実に出ているうちにためておくしかなさそうです。
カセットコンロ、カセットガス
近くの家電量販店やスーパーではカセットコンロが軒並み売り切れ。
ネットで在庫状況を調べたところ、まだ在庫はあるようなので、最悪ネットで注文すればなんとかなりそう。
問題はカセットガス。
ネットで調べても「入荷次第発送します」といった曖昧な表記が多く、「本当に手に入るのか?」といった状況。
カセットガスについては、実際に足を運んで確実に入手しておきたいところです。
次の入荷はいつなのかなぁ?
2018年6月18日の揺れは「前震」なのか「本震」なのか?
今回の大阪の震度6弱の地震は、はたして「前震」なのか「本震」なのか、とても気になるところです。
もしも「前震」なのであれば、確実に「本震」が来るわけなのですが、その中で一番気になるのはそのタイミング。
熊本地震のときは「前震」の約28時間後により大きな「本震」が起こりました。
この記事を書いている時点では、その28時間はとっくに経過しています。
そして、周囲の情報のなかで「本震」が怒る可能性が一番高いと予想されているのが「2日後」ないし「3日後」。
- 「2日後」だったら、2018年6月20日(水)の午前7時58分
- 「3日後」だったら、2018年6月21日(木)の午前7時58分
おそらく同等以上の揺れがくるものと考えられます。
もし今回の地震が「前震」だったなら、という前提ですが。
「本震」の可能性ももちろんある
もちろん、6月18日の地震が「本震」だった、という可能性もあります。
ただ、それは「本震だった」とわかるまでの間は決めつけることができないので、この記事を書いている時点(2018年6月19日)では、あくまでも「前震」として考えることにします。
結果的に「本震だった」で済んでほしいです。
それにしても余震が少ない
6月18日に起きた地震ですが、阪神淡路大震災のときに比べて、その後の余震の回数がとても少いです。
もちろん多いよりは少ないほうがいいのですが、これが逆に不気味に感じてしまいますね。
気象庁は1周間程度は同じ規模の地震が起きる可能性がある、と注意を呼びかけているので、地震対策の準備をしつつ、気を緩めないようにしたいと思います。
まとめ
2018年6月18日に起きた大阪の震度6弱の地震について、私が感じたことやこの記事を書いている時点(2018年6月19日)のことについて書きましたがいかがだったでしょうか?
大きな地震を繰り返している中で「進歩してるな」と感じる部分と「何も変わってないな」と感じる部分がありますが、阪神淡路大震災の頃に比べると、確実に「進歩してるな」と個人的には実感しています。
とりあえず、今回の地震を家族全員無事に乗り切れることを祈るばかりです。
皆さんもどうぞお気をつけください。
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