「神之塔」(最終回)13話感想!嘘つきラヘルが想像以上のクズっぷり

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アニメ「神之塔-Tower of God-」見てますか?

 

 

前回のラストではラヘルの裏切りに大きなショックを受けたかたも多かったんじゃないでしょうか?

 

今回はそんなラヘルの本当の胸の内とその目的が明らかに。

 

 

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ラヘルが想像以上のクズっぷり

 

 

これまでラヘルは様々な不可解な行動を取り続けてきたわけですが……今回はそんなラヘルについて深堀りされていましたね。

 

もともとラヘルは「星を見たい」という理由で、夜を捨て、神之塔へと登ることになったわけですが……そんなラヘルの「建前」はヘドンの前ではいともカンタンに見抜かれる。

 

ラヘルは「星を見たい」んじゃなくて自分が「星になりたい」んですね。

 

つまり自分自身が輝きたい、と。

 

理由、それだけか。

 

もっと深くて重い理由があるものだと思っていたけど……理由、それだけか。

 

結局のところ「塔を登りたい」というラヘルの強い思いの裏には、夜に対する強い嫉妬心があったんですね。

 

ラヘルと違って、夜には力があるし、信頼できる仲間もいる……ラヘルからしたら、夜、もう星やん。

 

自分は星になれないのに。

 

だからこそ、ラヘルはヘドンからの夜を終わらせるミッションを承諾し、クラウンゲーム、ホーの死を経て、潜魚の試験で夜の殺害を実行した。

 

夜の代わりに自分自身が輝くために。

 

潜魚の試験後も、ほんとは歩けるのに歩けないと偽って、夜の代わりにみんなに塔登りを手伝ってもらう……この女、息するようにウソつくなぁ…。

 

こういうの、世間一般では「クズ」というじゃないのかな……。

 

まさか、ラヘルがここまでの「クズ」だったとは……ある意味先が楽しみだわ。

 

 

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夜を導く道具なラヘル

 

 

ラヘルが非力ながらも得意のウソで、他力本願なスタイルを貫く一方で、ヘドンやユハン、カレン達はそんなラヘルを夜を導くための道具として利用する。

 

ラヘルを使って夜に試練を与え、ザハードと隔離し、何かをさせようと画策する。

 

ヘドンとユハン、カレンの思惑が完全に合致しているとは思えないものの……この三人はとにかく夜に期待している……何が目的かはわからないけど。

 

そんな夜をあるべき方向へと導くのに、ラヘルはとても都合がいい……ある意味ラヘルが神之塔へと入るのを許されたのは、夜がいたからこそでしょうね。

 

そう考えるとラヘルが少々気の毒に思えてくる……。

 

夜を誘導する道具としてのラヘルさん……とりあえず利用価値ありと見なされてるうちは、彼女は塔を登り続けていくのでしょうね……他の選別者達の力を借りて。

 

 

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レロ・ロー、試験官やめるってよ

 

 

ユハンに対する不信感が高じて、ついにレロ・ローが試験官を辞職してしまいましたね。

 

レロ・ローって某ハンター×ハンターのヒ○カみたいな見た目してるけど、そんな見た目とは裏腹にとても真面目で誠実な性格してるんですよね。

 

実際、夜に対してはとても親身に対応していたし、不可解なユハンの行動に対しては、その都度問い詰めたり抗議したりしており、いい意味で試験官として公正な態度を貫いていたと思います。

 

そして自らの信念に従って、試験官を辞することになったんですね。

 

ただ、思わぬ形でその煽りを食らってしまったのが、血の気が多くて短気で短慮なクォントさん。

 

人事刷新という名目で、しっかりとレロ・ローの巻き添えになっていた……今後はこの二人がセットで行動するんだろうか?

 

二人共ランカーということなので、もしも彼らが味方として一緒に塔を登ってくれるなら、こんなに心強いことはないですよね。

 

これはちょっと楽しみですね。

 

 

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やっぱりクンはラヘルが嫌い

 

 

たとえ夜の遺志だとしても……クンのラヘル嫌いは絶対に覆りそうになさそうでしたね。

 

ただ一人潜魚試験を生き延びたラヘルに対し、クンは不信感を隠すこと無くぶつけていく……実際ラヘルは実行犯ですからね。

 

それにクンはもともと初対面の頃からラヘルのことをまったく信じていなかったし……。

 

そんな疑いの目を向けるクンに対し、ラヘルもまたちょっと素の自分を出して軽く皮肉を言っていた……この二人、今後も絶対に仲良くなることはないんだろうな…。

 

もしもこの様子を夜が見てたら何ていうんだろ……?

 

ただ個人的にはクンの気持ちに大賛成……ラヘルのような嘘つきのクズは信じる必要まったくなし。

 

 

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それでも夜は自分の意思で塔を登る

 

 

ラヘルに突き落とされるというショッキングな出来事があったにも関わらず……夜はへこたれることなく強い意思を示していましたね。

 

ラヘルに対する感情は少々複雑なところもあるだろうけど、夜は自分の意思でしっかりと塔に登ると断言……そんな夜を見て道案内のカレンもどこか満足そうな様子だった。

 

ユハンとカレンの企みにより、夜は仲間達と隔離されてしまうことになったわけですが……今回の夜はいつもと違って強い意思がみなぎっていた。

 

自分の力で塔を登り、自分の目で見て判断し、自分の願いは自分の意思で決定する……塔の願いなど完全に眼中にない強気な夜は、まさに神之塔を登るにふさわしい印象を受けました。

 

嘘つきで他力本願などこかのラヘルとはえらい違いや……。

 

これはぜひともアニメ第2期も制作してもらわねば……期待してますよ?

 

以上、アニメ「神之塔」第13話(最終回)「神之塔」の感想でした!

 

アニメ『神之塔-Tower of God-』感想一覧 2020年4月~
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