なぜこんなにモテるのか?ハイスコアガール・矢口ハルオという男

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アニメ「ハイスコアガール」が放送開始されてからというもの、なんだか目が離せないんです。

 

矢口ハルオから。

 

 

ヒロインの「大野」や「日高」に目がいきがちですが、ハイスコアガールの主人公はハルオ。

 

ハルオは見た目がかっこいいわけではなく、勉強や運動も苦手。

 

唯一誇れるものはゲームのみ。

 

そんなハルオがなぜそんなにモテるのか?

 

それは主人公だから!という意見は却下して、ハルオがモテる理由について個人的に考察してみました。

 

 

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誇れるものは「ゲーム」のみ!その純度の高さがいい

 

 

豪指のハルオこと、主人公の矢口ハルオは自他ともに認めるゲーム馬鹿。

 

パラメーターをすべてゲームに全振りしてしまったかのような、そのゲームバカっぷりは、出会って間もないころの大野でさえ認めてましたしね。

 

一方、日高はというと、登場したばかりのころはゲームに対する興味もなく、何かに夢中になるような趣味を持たない、いわゆる無趣味の女の子。

 

しかし、日々能天気にゲームに熱中しているハルオの様子は、呆れる気持ち半分、興味半分といった感じで少し気になるようで。

 

そんなゲームに情熱を傾けるハルオのゲーム愛の「純度の高さ」は、見る人が見れば惹かれるものがあるんじゃないか?と私は思うのです。

 

ハルオ自身も「誇れるものはゲームのみ」と言ってるくらいですから。

 

 

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実は筋の通った紳士な男

 

 

大野とストⅡ初対決したときは、ガイルで投げハメして大野の逆鱗に触れ、物理的にKOされてしまったハルオですが、実は筋が通った男でもあるんです。

 

ドヤ顔で大野のファイナルファイトに助っ人として応援するつもりだったハルオは、実は大野がハイスコア狙いの錬金プレイ中だったことに気づき、プレイ後にはお詫びとして残り20円の全財産で大野に10円キャンディを振る舞います。

 

また、錬金プレイの邪魔をされた大野から、プレイ中に数々の嫌がらせや暴力を受けるも、ハルオは決してやり返すことなく、最後までプレイを続けます。

 

プレイの邪魔をしてしまった大野には詫びを入れ、ゲームに対しては途中で放棄することなくプレイ。

 

そして暴力を振るわれてもハルオは一切やり返すようなことはしません。

 

ハルオはゲーム馬鹿ではありますが、実は筋が通った紳士な男でもあるんですね。

 

 

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ゲームの説明がおもしろい

 

 

物語中でゲームバカのハルオが、大野や日高にゲームについての説明をする場面がちょいちょい出てくるのですが、このハルオの説明が面白いんですよね。

 

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「ウーロン茶がふわふわ浮いてくんだぜ・・・!?もうやみつきさ」

 

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「PCエンジンは家をゲーセンに変えちまうすごいハードなんだ」

 

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「そうこうしてる内に次は『スーパー』が出る予定なんだ。ここまで来るとストⅡの奥の深さに感服せざるを得ねぇ」

 

ストリートファイター

「台パンがプレイの基本とされるウソみたいな筐体だ!!」

 

ゲームの説明をしているときのハルオは、ほとばしるゲーム愛を抑えられないせいか、とても饒舌になり、よくしゃべります。

 

ハルオ宅でハルオの説明でおすすめゲームを楽しむ大野。

 

ハルオの説明を聞き、ハルオのゲーム好きに感心する日高。

 

ゲームに愛情を注ぐハルオの説明は簡潔ながらもとても面白く、二人の興味を惹くには充分な効力があるんでしょうね~。

 

 

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人を思いやることができる優しい少年

 

 

ゲームバカのハルオは、その見た目や言動とは裏腹に、相手のことを気遣うことができる優しい少年でもあるんです。

 

家庭の方針により、厳しい家庭教師の授業を毎日受け続けなければならない大野。

 

そんな大野が純粋に息抜きができるのはゲームセンターでゲームをプレイすることだけ。

 

大野とよくゲームをするハルオは、幻のゲーセン「がしゃどくろ」の帰り道に大野のことを気遣い、大野に次のような声をかけます。

 

「またしんどくなったら逃げてこいよ・・・また妙チクリンなゲーセンに連れてってやっからよ」

 

この「がしゃどくろ」の帰り道のシーンは「ハイスコアガール」の中でも屈指の名シーンだと私は思っています。

 

精肉屋で「ビッグメンチカツ」を一緒に買い食いしたり、靴ずれした大野に自分の靴を代わりに履かせてあげたりと、こういったさりげない思いやりができるハルオは、読んでいてどこか懐かしい優しさを思い出させてくれるんですよね。

 

そりゃ大野と日高も好きになるわな。

 

 

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まとめ

 

「ハイスコアガール」の主人公ハルオがなぜ二人の女の子(大野と日高)から好かれるほどにモテるのか?について個人的な意見を書いてみましたが、いかがだったでしょうか?

 

ハルオは勉強もスポーツもできない、ゲームにすべてのパラメーターを全振りしてしまったかのような、良くも悪くも純粋なゲームバカです。

 

しかしながら、そのゲームが好きな気持には「ウソ」がなく、ゲームのことを語るハルオは、大野や日高からすると、とても輝いて見えるのかもしれませんね。

 

また、なんだかんだいってもハルオは筋が通っていて紳士的なところがあり、心根は基本的には優しかったりします。

 

このあたりはハルオママの子育ての賜物でしょう。

 

というわけで、ハルオは「なぜモテるのか?」ではなく「モテないわけがない」というのが私の結論です。

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