北朝鮮ミサイル発射!Jアラートはトラブル!訓練時と同じ原因か?

2017年8月29日、午前5時58分頃、北朝鮮がミサイルを発射しました。

ミサイルはその後、6時6分ごろ、北海道襟裳岬上空を通過。

6時12分ごろ、襟裳岬の東約1180キロメートルの太平洋上に落下。

幸い被害は出ませんでしたが、ここでひとつ問題が。

Jアラート(全国瞬時警報システム)がまたしてもトラブル。

北海道から東北、関東地方にかけて12同県を対象にJアラートを配信したものの、そのうち7同県の16市町村で動作不具合のトラブルが発生。

たしか少し前にも別の地域で訓練したときにも同じようなことが・・・。

原因はいったいなんだったのか?

前回の訓練の様子も踏まえて、原因について考えてみました。

気になる方は記事本文へどうぞ!

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2017年8月18日の訓練時のときはどうだった?

2017年8月29日の北朝鮮のミサイル発射に先立ち、8月18日に中四国9県でJアラートの情報伝達訓練を行いました。

訓練の結果、8自治体で次のような不具合が発生。

  • 防災行政無線の放送ができない
  • まともなメール配信ができない

避難誘導すべき肝心の住民に対して、テスト情報が伝わらなかったそうです。

ではその不具合の原因はなんだったのか?

機器の設定ミス、配線の接触不良

不具合の原因は

  • 機器の設定ミス
  • 配線の接触不良

という、いずれも初歩的なもの。

「機器が故障していた」とか「配線がちぎれていた」というような復旧に時間を要する類のものではなかったようです。

テスト・・・してないよね?

私の勝手な憶測ですが、たぶん設置してからまともなテストしてないですよ、コレ。

機器の設定ミスについては、設置後にテストをしていたのであれば、確実にミスに気付いたはずです。

配線の接触不良についても同じです。

性質上、手軽にホイホイとテストできる類のものではないかもしれませんが、動作するべきときにまともに動かない機械なんて、まったく必要ないですよね?

定期点検・・・してますか?

役所や自治体などに設置された重要な設備については、必ず定期点検の契約を結んでいるはずです。

定期点検の頻度は機器の種類や規模によって違ってくるでしょうが、最低でも2月に1回程度は保守会社による定期点検が実施されてるものと思われます。

ただ保守契約を結んでいるからといって、ほんとうにキチンと定期点検されているのかまでは、わからないですよね。

「定期点検してますよ」風の体裁だけは整えてるんでしょうけど、たぶんまともな点検なんてしてませんよ。

ましてや動作確認なんて絶対にしてませんよね。

実際、動作しなかったわけですし。

下手したら機器の清掃すらしていない可能性も十分に考えられますね。

ほこりが大量に積もってたりしたら、もう間違いないですよ。

Jアラート機器周辺が物置になってる可能性も

Jアラートの機器が設置されている場所が、物置になってる可能性も考えられます。

普段は使うことがない機械ですから、自治体の職員がこれ幸いとあれこれ物が置かれて、いつのまにか立派な物置に、なんてことも十分ありえるでしょうね。

そして点検は行われない、という笑えないオチ。

きっちりと点検している人もいる

もちろん、きちんと点検をしている人も必ずいます。

大半の人はちゃんと点検しているはず。(と思いたい)

私の完全な憶測ですが、Jアラートが動作不具合を起こした自治体は、すべて同じ保守会社、あるいは同じ作業員によって点検されてたんじゃないでしょうか。

今回2017年8月29日の場合は?

8月18日の訓練のときは、次のような不具合が出ました。

  • 防災行政無線の放送ができない
  • まともなメール配信ができない

そして不具合の原因は次の通りでした。

  • 機器の設定ミス
  • 配線の接触不良

で、今回8月29日の場合はどうだったのでしょうか?

今回も同じだよ~

今回のJアラートですが、7道県の16市町村で次のようなトラブルが発生しました。

  • 防災行政無線の放送ができない
  • まともなメール配信ができない

あれ?

なんだかデジャヴが・・・って今回も同じだよ!

同じパターンだよ!

トラブルの原因を究明するそうです

今回のトラブルの原因を究明し、再発防止につなげるそうですが、多分原因も同じでしょう。

そして、次のように発表されるのでしょう。

  • 機器の設定ミス
  • 配線の接触不良

笑えない冗談ですね。

ところで「Jアラート」ってどんな機器がついてるの?

動作したり、しなかったりの「Jアラート」ですが、どんな機械がついているのか気になりませんか?

別に機械自体が悪いわけではないと思うんです。多分。

というわけで、五十音順にメーカーとJアラートの機器名をピックアップしてみました。

沖電気工業【市町村防災行政無線システム】

安心と安全。ふれあいの街づくりのために、デジタル防災行政無線システムがお役に立ちます。

センチュリー・システムズ【JARS-2000/JARS-1000】

全国瞬時警報システムに対応したJ-ALERT専用小型受信機(以下、JARS-2000という)は、衛星受信モデム・解析処理・アプリケーションが一体型になった受信装置です。JARS-2000では、各ALERTが発生し場合に複数のインタフェースを使用して、様々な外部装置に情報を出力することが出来ます。
全国瞬時警報システムに対応したJ-ALERT専用小型受信機(以下、JARS-1000という)は、衛星受信モデム・解析処理・アプリケーションが一体型になった受信装置です。JARS-1000では、各ALERTが発生し場合に複数のインタフェースを使用して、様々な外部装置に情報を出力することが出来ます。

日本無線【同報無線自動機動装置】

JRC 日本無線株式会社は「思い」をつなげるコミュニケーション技術のプロフェッショナル集団です。官公庁向けソリューション 同報無線自動起動装置(J-ALERTシステム機器)をご紹介します。

パナソニック【J-ALERT専用小型受信機】

明星電気【S712/S713-FC1】

株式会社理経【Jアラート用「新型受信機」(MRJA2000)】

Jアラート電文「解析処理の高速化」を第一に考え、これまで通り、衛星受信部と解析処理部を分離する「分離型受信機」の設計を採用し、最新の高スペックサーバを解析処理部に用いることで、業界最速の解析処理を実現

まとめ

2017年8月29日の北朝鮮ミサイル発射に伴う、Jアラートのトラブルについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

今回のニュースでは、せっかくの国民を守るためのシステムも、適切な運用がなされないと意味がない、ということがよくわかったのではないでしょうか。

Jアラート(全国瞬時警報システム)は出番が無いに越したことはないのでしょうが、今回は間違いなく数少ない出番でしたよね?

もしミサイルが着弾するような事態になってしまった場合は、ほんの数分・数秒が明暗を分けてしまう可能性は十分にあるわけです。

Jアラートは導入されてから、もうすでに10年もたっており、大きな地震も2回経験しています。

今回の北朝鮮のミサイル発射は決して許される行為ではありませんが、Jアラートのトラブルもまた許されるものではないと私は思います。

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